ドジャーズが直面する5つの課題とは?地元メディアがシーズン開幕までを分析

ドジャースは地区6連覇を果たしたものの、2年連続でワールドシリーズで敗れたため、もう一つ足りない感を残し、2019年シーズン開幕を迎えようとしています。

マット・ケンプ、ヤシエル・プイグ、ヤスマニ・グランダル、アレックス・ウッドらがいなくなった一方で、A.J.ポロック、ラッセル・マーティン、ジョー・ケリーらを新たにロースターに加えました。

そのドジャースがシーズン開幕までに向き合わなければならない5つの課題について、ロサンゼルス・タイムズが記事にまとめています。

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悲願のワールドシリーズ制覇と地区7連覇がかかる2019年

ロサンゼルス・タイムズのホルヘ・カスティーヨ氏が指摘するスプリングトレーニングでの5つの課題の要約は以下のとおりとなっています。


1. クレイトン・カーショーの2019年の変化はどうなるのか?

26試合に先発し防御率2.73という数字を残したものの、球速の低下などの懸念が残った2018年だった。2019年は球速が戻るのか?それとも球速低下という新しい現実にアジャストしていくことになるのか?カーショー本人は調整方法を変えたことを明かしているが、具体的には説明していない。それが良かったのかどうかは春からシーズン開幕までのパフォーマンスが証明することになる。

2. コーリー・シーガーはいつ復帰できるのか?

昨年5月にトミー・ジョン手術、8月には臀部の手術も受けたシーガーの復帰の目処は立っていない。ドジャースはシーズン開幕に間に合うか様子を見ているとものの、本人は慎重にリハビリをしていく姿勢だ。まだショートからファーストへの送球は行っていない。

3. ケンリー・ジャンセンは2017年以前のような姿に戻れるのか?

これまでよりも成績は落ちたが防御率3.01で、オールスターに出場するなど一般的には成功したと考えられる2018年だった。しかし、被本塁打は13本と急増し、球速も低下した。不整脈の処置を行ったジャンセンは体重を11キロ落としている。昨年の春はゆったりした調整をしたが、今年はハードなトレーニングをしている。

4. 外野の人員余剰をどのようにやりくりするのか?

ヤシエル・プイグ、マット・ケンプを放出してもなお、外野は人員が余剰となっている。新たに契約したA.J.ポロックがセンターを守り、残りの2つをコディ・ベリンジャー、アンドリュー・トールズ、ジョク・ピーダーソン、アレックス・ベルドゥーゴが争う状況。デーブ・ロバーツ監督はコディ・ベリンジャーを毎日起用する方針で、ライトをメインとしながら、ファーストとセンターも守ることになる。残りの3人がレフトのポジションを争うことに。

5. 捕手をどのようにやりくりしていくのか?

ヤスマニ・グランダルを失った捕手のポジションに、J.T.リアルミュートのような大きな補強は行わなかった。その代りにラッセル・マーティンを獲得し、オースティン・バーンズとコンビを組ませることにした。両者はともに右打ちで、2018年は落胆の成績に終わっていることもあり、どのような割合で起用するのかは不透明で、どちらにもアドバンテージはない。


ドジャースは2017年の104勝という数字には遠く及びませんでしたが、92勝で地区6連覇を達成しました。そこから抜けた選手と獲得した選手のバランスを考えると、マイナスになっている印象が残ります。

2018年シーズンに年俸総額を1億9500万ドルまで圧縮し、ぜいたく税の税率をリセットしたため、2018-19シーズンオフには再び資金を投じるのではないかとの見方も少なくありませんでした。

ロサンゼルス・ドジャースは2015年シーズン開幕時に年俸総額2億7160万ドル、シーズン終了時には2億9100万ドルに達しました。 ...

しかし、A.J.ポロックに4年5500万ドル、ジョー・ケリーに3年2500万ドルを投じただけにとどまっています。

今年もぜいたく税の回避を目指しているのか、年俸総額は基準額の2億600万ドルを下回る1億9800万ドルにとどめています。

個人投資家への案内に「数年にわたりぜいたく税を回避するプランだ」と記載したことがメディアで報じられましたが、それが真実であることを感じさせる動きとなっています。

そのためか、ワールドシリーズで2年連続で敗退しながらも、積極的とは言えない補強に終わり、戦力ダウンした感があるドジャースです。

それでもナ・リーグ西地区では優位性のある戦力は維持できていると考えられます。しかし、クレイトン・カーショー、ケンリー・ジャンセン、コーリー・シーガーの3人の状態次第では、危うくなりますので、シーズン開幕までの3人の状態とパフォーマンスが注目されます。

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