ジャイアンツ、レッドソックスがトニー・ワトソンに関心!更に複数球団が絡む争奪戦に

リリーフ投手の契約に関する動きは早い段階からあったシーズンオフですが、いまだに質の高い選手が残っています。

グレッグ・ホランドが市場に残るNO.1評価を得ていることは間違いないのですが、それに続く評価を得ることが確実なのがドジャースからFAとなったトニー・ワトソンです。

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トニー・ワトソンが複数球団による争奪戦に

トニー・ワトソンはパイレーツでは左のセットアップとして主に起用され、2013年からはスポットでクローザーを務めるようになりました。

2016年はシーズン途中にマーク・メランソンがトレードされた後にクローザーを務め、シーズン全体では67回2/3で防御率3.06、15セーブ、奪三振58、WHIP1.06という結果を残しました。

2017年はチームのクローザーとして開幕を迎えましたが10セーブを記録したものの、17度のセーブ機会で7回の失敗をするなど結果を残せず、セットアップに戻ることとなりました。セットアップに戻った後は安定した投球を見せていたこともあり、左腕のリリーフを必要としていたドジャースにトレード移籍することになりました。

ドジャース移籍後もセットアップなどを務め、24試合20イニングで防御率2.70という安定した数字でシーズンを終えました。

メジャーでのキャリアすべてはリリーフ登板ですが、7シーズンで453イニングを投げて、防御率2.68という数字を残すなど、メジャーでも屈指の安定感があるリリーフ投手です。奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)はキャリア通算で7.9と高い数字ではありませんが、リリーフとして十分なもので、与四球率(9イニングあたりの与四球数)は2.5と制球も安定しています。

左のセットアップとして期待でき、スポットであればクローザーとして起用することのできる使い勝手の良い選手のため、左のリリーフを補強ポイントとするチームが関心を示しています。

USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏が以下のように伝えています。

サンフランシスコ・ジャイアンツが本腰を入れた交渉を行っていることが伝えられています。ジャイアンツは左のリリーフがスティーブン・オカート(防御率5.67d)だけと手薄で、クローザーにはマーク・メランソンがいるものの、セットアップはサム・ダイソン、ハンター・ストリックランドという編成でもう一枚欲しい状態です。

ただ、問題はぜいたく税を回避しようとしているチームの方針を守り続けるのであれば、補強予算が残っていないことです。すでにジャイアンツの年俸総額は1億9400万ドルに達する見込みで、ぜいたく税まで300万ドル程度しか枠が残っていないと考えられます。

年平均300万ドルでトニー・ワトソンを獲得するのは困難なため、獲得に成功した場合にはトレードで年俸削減に動く可能性が高まりそうです。

他にトニー・ワトソンに関心を示しているとされるのがレッドソックスとフィリーズです。

レッドソックスとフィリーズ以外にも関心を示している球団がいるため、

レッドソックスはクローザーにクレイグ・キンブレル、セットアップ候補にマット・バーンズ、タイラー・ソーンバーグ、カーソン・スミスらがいて、ミドルリリーフにジョー・ケリーをおける厚みのある布陣です。

ただ、左のリリーフは先発からの配置転換となるブライアン・ジョンソン(先発5試合で防御率5.40)くらいで手薄です。加えて、タイラー・ソーンバーグとカーソン・スミスは故障による長期離脱からの復帰となりますので、トニー・ワトソンを獲得できれば不測の事態にも対応できます。

フィリーズは2019年もしくは2020年に勝負をかける方向性で補強を行っていて、すでにブルペンではトミー・ハンターに2年1800万ドル、パット・ネシェックに2年1625万ドルを投資しています。資金力もあるチームで、再建途上ということで年俸総額には余裕があるため、カルロス・サンタナに3年6000万ドルを約束したような積極的な提示をしても驚きではありません。

2年1200万ドルから1500万ドル程度が相場と見られていたトニー・ワトソンですが、厳しいFA市場の中でリリーフ投手の価格は影響を受けていませんので、契約金額にも注目が集まります。

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