デトロイト・タイガースのベストの「トレード要員」は?CBSスポーツが予想

Detroit Tigers Top Catch

デトロイト・タイガースが6月末の時点で勝率5割を切っていた場合には、トレード期限前に全てのベテランを対象としたセールに踏み切るとの情報が伝えられています。

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もし6月もデトロイト・タイガースの低迷が続き、売り手になることを選んだ場合に、デトロイト・タイガースにとって多くの見返りを手にできるベストの「トレード要員」について、CBSスポーツのDayn Perry氏が予想しています。

Dayn Perry氏が選んだ選手と、コメントの要約は以下のとおりとなっています。

1. ジャスティン・アップトン(外野手)

ジャスティン・アプトンは今季終了後にFAを選択できる権利を有している。今のところそれを行使する可能性は低いが、打率.242/出塁率.351/長打率.477でOPSはリーグ平均を26%上回り、9本塁打、4盗塁と好調。まだ29歳のアップトンは中期的にも今のパフォーマンスを継続できる能力がある。契約を破棄しない場合には4年9000万ドルが残るため、トレードの場合にはタイガースが金銭負担をする必要がある。

2. J.D.マルティネス(外野手)

フライボールを打つスイングにフォーカスしているが、その成果は驚くべきものだ。タイガーズ移籍前の長打率は.387だったが、移籍後は.551と大きく向上している。健康な時のJ.D.マルティネスはMLBにおいて信頼できるパワーヒッターの一人だ。さらにトレード時の経済負担は1175万ドルの残契約分だけですむ。多くの交渉相手が見つかり、良いリターンを手にできるだろう。

3. イアン・キンスラー(二塁手)

35歳となった今季の打撃成績は良くないものの、2016年には素晴らしいものだったし、守備と走塁においてはいまだに価値が高い選手だ。またミドルインフィルダー(二塁と遊撃)という観点で見ると、2017年の打撃成績も悪いものではないし、これまでの実績から成績が上昇することも期待できる。彼のような安定したプレイヤーは優勝を争うチームには魅力。年俸も1200万ドルで、来季のオプションを行使しない場合のバイアウトは500万ドルと法外なものでもない。

4. アレックス・アビラ(捕手/一塁手)

以前のようにフルタイムで捕手を守るのは難しいかもしれないが、そのポジションで選択肢とはなるレベルにあるし、一塁を守ることもできる。また今季は打撃が良いことも魅力的な要素となる。多くの打者も取り入れているように、強いフライボールを打とうとするアプローチへのアジャストが機能していて好成績を残している。ただ、現在のような打撃成績を維持するのは難しいも知れない。それでも新しいアプローチにより、これまでのキャリアの平均を上回る成績は期待できる。年俸もMLBの基準からすると安い。

この4人の他にはリリーフとして安定した投球を見せているシェーン・グリーン(防御率1.13)、ジャスティン・ウィルソン(防御率1.71)、アレックス・ウィルソン(防御率3.15)もトレードの良い交換要員になるだろうと付け加えています。

MLB Networkのジョン・モロシ氏は、ジャスティン・ウィルソンに興味を示す球団が多いと、現時点で伝えていますので、トレード期限前には争奪戦になる可能性があります。

J.D.マルティネスが取り入れてるフライボールを打つアプローチを、アレックス・アビラも取り入れた結果、109打席で打率.337/出塁率.459/長打率.618/OPS1.077、6本塁打、20打点と素晴らしい成績を残しています。さらに年俸は200万ドルと安いため、多くのチームが関心を示すことになりそうです。

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デトロイト・タイガースにはミゲル・カブレラ、ジャスティン・バーランダー、ジョーダン・ジマーマンといった選手たちも他にいるのですが、巨額の長期契約が残っているため、簡単には相手が見つかりません。

ビクター・マルティネスは今季と来季ともに1800万ドルという契約なのですが、38歳という年齢と今季の成績が今一歩(.258/.342/.374)、起用が指名打者に限られることなどがネックとなり、どれだけ関心を集めるかは疑問符がつきます。

ただ、デトロイト・タイガースは再建モードへの移行を視野に入れつつある状況でもあります。そのため、質の良いプロスペクトを用意した上で獲得に興味を示すチームがあれば、カブレラ、バーランダーらの契約の大部分を負担してでも放出に踏み切るとは予想されます。

それでも、カブレラ、バーランダー、ジマーマンの今季の成績は良くありませので、ハイレベルのプロスペクトをまとめたパッケージというリターンまでは期待しにくいものがあります。

タイガースが大きな見返りを期待できるトレード要員となると、Dayn Perry氏が選ぶ4人の選手が妥当なラインとなりそうです。

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