リターン・オブ・ザ・キング?!フェリックス・ヘルナンデスの”キングらしさ”が復活か

Seattle Mariners Top Catch

マリナーズのエースであるにとどまらず、MLB関係者、ファンの間でもキングと呼ばれるフェリックス・ヘルナンデスですが、今季は球速の低下と、それに伴う奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)の低下に直面していました。

キャリア全体での奪三振率は8.5で、近年は9.5を記録するなどしていたのですが、今季は7.8とキャリアワーストの数字となっています。

そして一昨年はフォーシームの平均球速が93.59マイルだったのが、昨年は92.83マイル、今年は91.19マイルと一気に低下していました。

この球速に関しては、ここにきても変わらないのですが、ここにきて状態が上がってきていて、キングらしさを取り戻しつつあることをCBSスポーツが伝えています。

CBSスポーツのマット・スナイダー(Matt Snyder)がThe return of King Felix could propel Mariners to breaking playoff droughtというタイトルの記事で以下のように述べています。

In his last three starts, Hernandez has a 2.08 ERA with 24 strikeouts in 21 2/3 innings.
The strikeout rate is big. Earlier this year, there were reasons for concern with his low strikeout rate. In a five-start span from April 16-May 9, he only struck out 17 (with 13 walks) in 30 2/3 innings. Hernandez later hit the disabled list and missed nearly two months. In his first several games back, he was hit hard at times, lost command at times and wasn’t missing a ton of bats.
These last three outings, though, have started to look more like vintage King Felix.

最近の3試合の登板では21回2/3で防御率2.08、奪三振24を記録していて、シーズン序盤に懸念されていた奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)の低下から回復しつつあることを伝えています。

4月16日から5月9日の期間でフェリックス・ヘルナンデスは30回2/3で三振は17個しか奪えず、与四球は13個とらしくない数字を残した後、故障者リストに入ったこと。

その故障者リストからの復帰後の数試合も打ち込まれたり、制球難に苦しんだり、空振りを奪えなかったりしたのですが、最近の3試合は昔のキングらしい姿を取り戻し始めていると述べています。

そしてその分析を裏付けるために、サーバイス監督の言葉を引用しています。

‘He’s rounding into Felix form, no doubt,” Mariners manager Scott Servais said afterward (Associated Press). ”He’s having fun. He’s healthy. He feels good about where he’s at. He’s got some bullets left in his arm, having been out as long as he has. He’s still fresh.”

フェリックス・ヘルナンデスが本来の姿を取り戻しつつあることをサーバイス監督も認めていて、今はとっても状態が良くなっていて、体力的にもフレッシュだと述べています。

またヘルナンデスの投球について捕手のマイク・ズニーノも、最近の2試合は投げるたびに力強くなってきていて、リズムも良く、制球も素晴らしいし、チェンジアップもかつてのような状態に戻りつつあると述べていることを紹介し、フェリックス・ヘルナンデスが復調してきていることを裏付けています。

マット・スナイダー(Matt Snyder)は故障者リストに入って、休養をせざるを得なくなったことが、良い方向に働いているようだと分析し、このまま良い状態であればマリナーズがポストシーズン進出することも可能だろうと記事を結んでいます。

マット・スナイダーが記事で指摘している4月16日から5月9日の期間の奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は4.99と無残な数字でしたが、ここ3試合は奪三振率9.97で、しかも1試合平均で7イニング以上を投げることができています。

たかが奪三振という考え方もできるのですが、投手の能力を示す指標として重視されていることを考えれば、やはり明るい材料と言えます。

序盤は防御率こそ悪くなかったものの、シーズン全体を通じてはどうかなという大きな懸念を抱える状態でしたが、その時と今とは明らかに異なる状態で、相手を圧倒するキングの姿に戻りつつあります。

シアトル・マリナーズが8月になって浮上できているのはブルペンがより安定してきたことに加えて、フェリックス・ヘルナンデスと岩隈久志が調子を上げてきていることも大きな要因となっています。

この4週間の2人の成績はフェリックス・ヘルナンデスが40.2回で防御率3.32、岩隈久志が29.2回で防御率3.03と、メジャーでも屈指と言われたNo.1-2コンビの姿を取り戻しつつあります。

ワイルドカードに1ゲーム差まで詰めより、残り1ヶ月あまりでポストシーズン進出を目指すことになるマリナーズですが、エースがかつてのような力強さを見せ始めているというのは、心強いものとなりそうです。

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