タイファン・ウォーカーがついに才能開花か!マリナーズ待望の次世代のエースがステップアップの兆し

Seattle Mariners Top Catch

シアトル・マリナーズのエースと言えばMLB屈指の右腕、”キング”ことフェリックス・ヘルナンデスであることは間違いありません。

しかし、そのキングも2016年の4月には30歳となりましたし、結んでいる7年1億7500万ドルの契約も2019年までの残り4年足らずとなってきました。

マリナーズにとってフェリックス・ヘルナンデスとNO.1-2コンビを組める、そしてマリナーズにととまらずMLB全体でも期待された次世代のエース候補であるタイファン・ウォーカーを成功させることは重要な課題でした。

そのタイファン・ウォーカーがいよいよその才能を開花させる兆しを見せ始めています。

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2012年からマリナーズ内部だけでなくMLB全体でも注目されたプロスペクト

タイファン・ウォーカーは2012年から2014年にかけてMLB全体でも注目をあつめる投手のトッププロスペクトでした。

Baseball America、MLB.com、Baseball Prosepectusによる2012年から2014年にかけてのランク・評価は以下のとおりとなっています。

BA()、MLB.com、BP()

2012年 Baseball America:20位
MLB.com:18位
Baseball Prosepectus:14位
2013年 Baseball America:18位
MLB.com:5位
Baseball Prosepectus:9位
2014年 Baseball America:11位
MLB.com:6位
Baseball Prosepectus:8位

2013年と2014年にはMLB.comとBaseball Prosepctusではトップ10にランクされるなど、かなり高い評価を得ていました。

そのためマリナーズに大型トレードの噂が流れると、必ずと言って良いほどタイファン・ウォーカーの名前が出ていました。

しかし、前GMのジャック・ズレンシックはタイファン・ウォーカーが絡むトレードには一切応じる姿勢ではありませんでした。

それもマリナーズの次世代のエースとなれる素材だと考えられていたからでしたが、その期待通りにはスムーズにメジャーで成功できませんでした。

2013年にメジャー昇格し3試合15.0イニングで防御率3.60/奪三振12/WHIP1.00と結果を残し、2014年に期待されたのですが、故障などで出遅れました。

そして6月に昇格したものの、15イニングで13与四球と制球難に苦しみマイナー降格となり、セプテンバーコールアップで呼ばれるまでメジャー昇格はできませんでした。

ただ、その9月に昇格した後は23イニングで防御率1.96/奪三振20、与四球は5個と再び評価に違わない結果を残し、2015年には重要な役割が期待されました。

しかし、2015年は1年間ローテを守って29試合169.2回を投げ11勝(8敗)、奪三振157という数字を残した一方で、防御率は4.56、与四球は86個と、期待に完全に応えたとは言い難いシーズンでした。

投球フォームをシンプルにして投球に安定感が

そのタイファン・ウォーカーですが、2016年はまだ3試合の登板ではありますが、18.0イニングを投げて防御率1.50/奪三振14で、与四球はわずかに2個という数字で、ステップアップする兆しを見せています。

2016年の最初の2試合はいずれもクオリティスタートでしたが、4月20日のクリーブランド・インディアンス戦では6.0回で1失点(自責点0)、奪三振6、被安打3、無四球とさらに内容が向上しました。

以下は、MLBセントラルでタイファン・ウォーカーのフォームについて語られたものです。

運動神経の良い投手で、バスケットボールでもスラムダンクができるほどなのですが、以前はもっとマウンド上での動きも大きく、ダイナミックでした。

しかし、この動画ではジョン・スモルツが指摘しているように投げる際の、踏み出す足のステップを小さくしていて、そのことが制球力アップにもつながっているようです。

この動画では現在はリリースポイントや投球のメカニックを体が覚えるために、この投げ方でも良いが、これが身についてワインドアップで投げれるようになること、ステップを大きくしてマウンドの傾斜を使えるようになると、さらに良くなるだろうと話されています。

球速自体は以前の投げ方のほうが出ていたのですが、今の投げ方では制球力が上がり、ボールのキレは維持されています。

そして良くなったのが変化球の制球力で、以前はブレーキングボールがイマイチで、単調になっていたのですが、メジャーレベルで通用する球種になってきています。

チェンジアップは投げなくなったようですが、シンカー、カッターなども動きが良くなっていますし、カーブとスプリットが効果的なのが成長の証ともいえます。

カーブは被打率.125、スプリットは.133と打者がとらえることができず、スプリットに関してはフェアゾーンに飛んでもゴロになる割合が81.82%と驚異的な数字となっています。

ただ、スモルツが指摘するように制球を重視している分、フォーシームの平均球速が96マイルから94.5マイルに落ちています。

その影響もあってフォーシームの被打率が.359と悪いのですが、ギアをいれたときには98マイル超も記録していますので、スモルツの指摘するような点が改善されれば、メジャーを代表する投手になるポテンシャルがあると言えるタイファン・ウォーカーです。

岩隈久志、ネイト・カーンズ、ウェイド・マイリーはシーズン開幕から低調ですが、チームが浮上するためには、このタイファン・ウォーカーの飛躍が欠かせないものとなりそうです。

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