オールスター級の投手であることを証明した岩隈久志のMLB2年目

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岩隈久志の実力を全米が認知し始めたMLB2年目

WBCでの活躍や日本での実績がありながらも、渡米前1年の肩やヒジへの不安が災いし、高い評価を受けなかった岩隈久志でしたが、>2年目でいよいよその実力を全米に知らしめました。

登板こそなかったもののオールスターにも選ばれ、マリナーズのエースでサイ・ヤング賞投手のフェリックス・ヘルナンデスを上回るチームトップの成績を残しました。

そしてその結果、>サイ・ヤング賞の候補の3人のうちの1人として選ばれるほどの目覚ましい成績を残した2013シーズンの岩隈でした。

奪三振を多くとったダルビッシュのような派手さはないものの、投球の内容を見れば、>ダルビッシュを上回っていたと言っても過言ではない岩隈久志です。

岩隈久志の2013シーズンの月別成績

まずは岩隈久志の2013シーズンの月別の成績を紹介します。
岩隈久志の2013シーズンの月別成績

4月、5月はダルビッシュの影に隠れながらも、サイ・ヤング賞も取れるのではと徐々に評価が高まっていきました。その評価の高まりとともに、オールスターにも選出された岩隈でした。

しかし、6月末から7月上旬にかけて、岩隈自身の疲労と相手チームの研究で低めの球を狙われるなどして、5試合で22失点と失速してしまいました。

その時点では研究されつくされている雰囲気があり、もう浮上するのは難しかと思われましたが、岩隈の生命線である低目を狙っていることを逆手に取って、高目の球を有効に使うなどして7月と8月を何とか乗り切っていきました。

そして9月に入りマリナーズの打撃陣や救援陣の力不足もあり、勝ち星こそつかないもののレイズ戦の3失点以外は無失点に抑える好投を続けて、>月間の防御率は0.76と素晴らしい結果を残しました。

マリナーズが強いチームであれば2勝ではなく5試合とも勝てていて、月間MVPもという9月の岩隈久志でした。

2012シーズンからさらにアジャストしてきた岩隈久志

2012シーズンは6月までは中継ぎとして使われるなどして、岩隈の良さを活かされていませんでしたが、7月以降は先発としてローテを守り、一定の評価を受ける投球をしました。

岩隈の2012シーズンの通算成績と今シーズンの成績を比較しても、中継ぎの成績も入ってしまいますので、先発に配置転換された2012年7月以降の成績と今シーズンの成績を比較したいと思います。

岩隈久志の2012シーズンの先発転向以後の成績と2013シーズンの成績の比較

岩隈久志の2012シーズンの先発転向以後の成績と2013シーズンの成績の比較

実は防御率は昨シーズンの後半戦と今シーズンの成績は変わらない岩隈久志です。しかし、結果として防御率は大差がありませんが、その<中身が2013シーズンは向上しています。

奪三振率は上昇していますし、四球を与える率も下がり、今シーズンのほうが良くなっています。2012シーズンの95イニングで28個も1イニングあたり0.29個と少ないのですが、2013シーズンは>219回2/3で42個で1イニングあたり0.19個とさらに少なくなっています。

そのため1つ四球を与える間に、三振をいくつ奪ったかを示すK/BBは2.79から4.40と向上しています。

そして与死球が減っていますので、当然のことながら投球数も減り、1イニングあたりの投球数を示す>P/IPも15.4球から14.1球へと向上しています。

そしてその投球数の少なさが、1試合あたりの投球回数の増加につながり、>リーグ3位となる219回2/3という結果を生み出しました。

14勝でサイ・ヤング賞候補となっているのも、勝ち星や防御率だけでなく、こういった詳細な数字での岩隈の優れた点が認識されているためです。

岩隈久志の主要な項目での2013シーズンのア・リーグでの順位

岩隈久志のア・リーグでの主要な成績での順位を紹介したいと思います。

• 防御率 2.66 (リーグ3位)
• 投球回数 219.2 (リーグ3位)
• WHIP 1.01 (リーグ2位)
• 勝率 .700 (リーグ4位)
• 勝利数 14 (リーグ8位)
• P/IP 14.1 (リーグ1位)
• K/BB 4.40 (リーグ4位)

これらの数字を見れば14勝ながら>サイ・ヤング賞候補になるのもうなずけるのではないでしょうか。実力がオールスター級であることを証明した2013シーズンの岩隈久志でした。来年も楽しみです。

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