ティム・リンスカムが復帰に向けて前進!ジャイアンツを含む3チームによる争奪戦に

2度のサイヤング賞投手であるティム・リンスカムは2015年6月27日を最後に公式戦に登板することなく、サンフランシスコ・ジャイアンツからFAとなりました。

この4年間の防御率は4.68とイマイチの調子が続いていることに加えて、故障も増えるなど苦境に陥っていたティム・リンスカムですが、5月6日行われたワークアウトを行いました。

そこには複数の球団が関心を示して参加し、現在はその争奪戦に残っているのは3チームと報じられています。

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ティム・リンスカムの希望は先発投手としての契約

ティム・リンスカムに興味を持っていると報じられた球団は古巣のジャイアンツ、ホワイトソックス、エンゼルス、マリナーズ、マーリンズ、オリオールズ、パソレスなどの名前があがりました。

しかし、多くの球団はすでにその争奪戦から離脱していて、ジャイアンツ、ホワイトソックス、エンゼルスの3球団が残っているとFOXスポーツのケン・ローゼンタールが伝えています。

ただ、まだ契約先を決めるところまでには至っていないとも付け加えています。

ティム・リンスカム自身は先発とリリーフの両方の経験があるのですが、サイヤング賞投手ということもあり、先発投手として契約したいという希望、さらには西海岸でプレーしたいという希望を持っているとされています。

そうなるとジャイアンツ、エンゼルスが優位になり、ホワイトソックスはやや弱い立場となります。

ただ、ジャイアンツはブルース・ボウチー監督が興味を持っていることは認めたものの、リリーフとしてのものであることを明かしていて、リンスカムの希望とは合致していません。

チーム事情として先発投手を必要としているのはエンゼルスとホワイトソックスですが、その2チームでもエンゼルスがより先発投手不足に悩んでいます。

続いて、この3チームの先発ローテの現状を見ていきます。

まずは、古巣であるサンフランシスコ・ジャイアンツです。

  1. マディソン・バムガーナー:8試合49.2回/防御率2.72/4勝2敗/WHIP1.29
  2. ジョニー・クエト:7試合50.2回/防御率3.02/4勝1敗/WHIP1.13
  3. ジェフ・サマージャ:7試合48.1回/防御率3.17/4勝2敗/WHIP1.14
  4. ジェイク・ピービー:7試合34回/防御率8.47/1勝4敗/WHIP1.91
  5. マット・ケイン:7試合39回/防御率6.69/0勝5敗/WHIP1.51

ジャイアンツはエースのバムガーナーと、FA補強したクエトとサマージャがしっかりと仕事をしています。

ジェイク・ピービーは不安定な状況が続き懸念されていますが、マット・ケインは先日のブルージェイズ戦で高騰するなど、復活の気配も見せています。

そのため早急に先発ローテにリンスカムを必要している状況ではなく、あくまでもロングリリーフと先発の両方をこなせるスイングマンの役割を期待しているようです。

続いて、ホワイトソックスです。

  1. クリス・セール:7試合50.1回/防御率1.79/7勝0敗/WHIP0.77
  2. ホセ・キンタナ:7試合45.2回/防御率1.38/5勝1敗/WHIP0.99
  3. カルロス・ロドン:7試合39.2回/防御率4.99/1勝4敗/WHIP1.51
  4. マット・レイトス:7試合39.2回/防御率3.40/5勝0敗/WHIP1.34
  5. ミゲル・ゴンザレス:2試合11.0回/防御率4.91/0勝0敗/WHIP1.73
  6. エリック・ジョンソン:1試合5.0回/防御率7.20/0勝1敗/WHIP2.2
  7. ジョン・ダンクス:4試合22.1回/防御率7.25/0勝4敗/WHIP1.75

クリス・セールとホセ・キンタナの2枚看板は強力で、好調なホワイトソックスの原動力となっています。

カルロス・ロドン、マット・レイトスと4番手までは確定している状況なのですが、5番手は不調のジョン・ダンクスをリリースしたことにより、空くことになりました。

現時点ではミゲル・ゴンザレスがその位置に座っているものの、確固としたものではありません。

またマット・レイトスの成績は被BABIPが極端に良く、運に助けられている面が否定できないとの声もあり、リンスカムがフィットする状況ではあります。

最後のエンゼルスです。

  1. ギャレット・リチャーズ:6試合34.2回/防御率2.34/1勝3敗/WHIP1.33
  2. ニック・トロピアーノ :6試合31.2回/防御率3.69/1勝2敗/WHIP1.64
  3. ヘクター・サンティアゴ:7試合42回/防御率4.07/2勝2敗/WHIP1.31
  4. ジェレッド・ウィーバー:6試合34.1回/防御率4.72/3勝1敗/WHIP1.51
  5. アンドリュー・ヒーニー:1試合6回/防御率6/0勝1敗/WHIP1.17
  6. マット・シューメーカー:6試合24.2回/防御率9.12/1勝5敗/WHIP1.91
  7. コリー・ラスマス:1試合2.1回/防御率19.29/0勝1敗/WHIP3

エンゼルスはギャレット・リチャーズがトミー・ジョン手術を受けることになり今季絶望、そしてアンドリュー・ヒーニーも肘の靭帯部分断裂により復帰のメドが立ちません。

そしてC.J.ウィルソンも6月中旬ごろに復帰できるかどうかという状況で、ブレーブスからジョーリス・チャシーンを獲得したものの、かなり苦しい台所事情となっています。

そのため先発投手を一番必要としているのがエンゼルスで、リンスカムの希望である先発と西海岸の両方を満たすことができるチームとなります。

ティム・リンスカムが復活するのか?そしてどのチームでプレーすることになるのか?注目されます。

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