カージナルスがジョン・ラッキーを獲得!マスターソンに続く先発投手の補強に成功

セントルイス・カージナルスがトレード期限前にアグレッシブに動いています。

7月30日にジャスティン・マスターソンを獲得したばかりでした、明けて7月31日のトレード期限まで4時間を切った時点で、レッドソックスのジョン・ラッキーの獲得に成功しました。

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アスレチックスに次ぐ活発な動きのカージナルスの補強

このトレードでカージナルスからレッドソックスに移籍する選手は、先発投手のジョー・ケリーアレン・クレイグ(一塁/外野手)で、レッドソックスにとっても貴重な見返りを得るトレードとなっています。

ジョン・ラッキーの年度別成績は以下のとおりとなっています。

ジョン・ラッキーの年度別成績_140731

ジョン・ラッキーは低迷が続くレッドソックスの中にあって、21試合137.1回で防御率3.60/11勝7敗/奪三振116/WHIP1.23とジョン・レスターに次ぐ安定感のある投球を続けていました。

ジョン・レスターのトレードが成立し、デビッド・プライスがトレード市場に出ていない状況下では、それらの投手に次ぐ評価を受けていたジョン・ラッキーの獲得にカージナルスは成功しました。

ジョン・ラッキーの年俸は1525万ドルで、2015年はオプションとなっています。そのオプションとは2010年から14年の5年8250万ドルの契約の際に、その契約中に肘の問題で長期間離脱した場合に、チーム側が2015年をMLB最低年俸(50万ドル)で契約できるというものです。

ジョン・ラッキーは2012年にその問題で全く投げていませんので、契約を引き継ぐカージナルスはこのオプションを行使できるため、ラッキーを2015年もチームにとどめる事ができる上に、50万ドルという破格の値段で契約できることになります。

  1. アダム・ウェインライト
    21試合149.2回/防御率1.92/13勝5敗/奪三振122/WHIP0.96
  2. ランス・リン
    22試合133.0回/防御率2.98/11勝8敗/奪三振123/WHIP1.31
  3. シェルビー・ミラー
    20試合114.2回/防御率4.24/7勝8敗/奪三振76/WHIP1.42
  4. カルロス・マルティネス
    7試合32.1回/防御率4.45/2勝1敗/奪三振34/WHIP1.64
  5. ジョー・ケリー
    7試合35.0回/防御率4.37/2勝2敗/奪三振25/WHIP1.46
  • マイケル・ワカ DL
    15試合90.1回/防御率2.79/5勝5敗/奪三振83/WHIP1.12
  • ハイメ・ガルシア DL
    7試合43.2回/防御率4.12/3勝1敗/奪三振39/WHIP1.05
  • タイラー・ライオンズ
    4試合22.0回/防御率6.55/0勝3敗/奪三振20/WHIP1.36
  • マルコ・ゴンザレス
    3試合14.0回/防御率7.07/0勝2敗/奪三振10/WHIP2.29

故障者が多く、その補強としてジャスティン・マスターソンを獲得しましたが、マスターソンも故障あがりの上、今シーズン不調でした。

そのためワールドシリーズ制覇を狙うにはやや心もとない補強でしたが、レスターほどのインパクトはないものの、先発ローテのグレードアップに成功することができました。

レッドソックスはジョー・ケリーと打線の中軸を担えるアレン・クレイグを獲得

ケガから復帰して間もなかったジョー・ケリーは、アレン・クレイグとともにジョン・ラッキーの交換要員としてレッドソックスに移籍することになりました。

ジョー・ケリーの年度別成績は以下のとおりとなっています。

ジョー・ケリーの年度別成績_140731

今シーズンは4月にDLに入り、7月に復帰したばかりで調子は今一歩ではありますが、昨年は15試合124.0回で防御率2.69/10勝5敗/奪三振79/WHIP1.35と少ないイニング数ではありましたが、安定した数字を残しています。

また来シーズン終了時点でようやく年俸調停となり、FAとなるのは最短で2018年終了後と長くチームにとどめておくことができるのもレッドソックスにとって魅力となっています。

そして打撃面では外野手が必要とされていたレッドソックスにとって、アレン・クレイグの獲得はプラスとなりそうです。アレン・クレイグの年度別成績は以下のとおりとなっています。

アレン・クレイグの年度別成績_140731

2011年には75試合200打数で打率.315/本塁打11/OPS.917とOPSが9割を超え、2012年も119試合469打数で打率.307/本塁打22、2013年も134試合508打数で打率.315/本塁打13を記録するなど、安定性と長打力を兼ね備えた攻撃力に定評があります。

そのため早くも2015年シーズンの中軸はマイク・ナポリ、デビッド・オルティーズ、ヨエニス・セスペデス、アレン・クレイグとかなり強力になるとの声が、現地メディアの専門家からも上がっています。

またレッドソックスにとって魅力的なのは、すでに2017年までの契約があり、33歳となる2018年の契約もチーム側に延長のオプションがあることです。

カージナルスとアレン・クレイグは2013年3月に2013年から2017年の5年3000万ドルに加えて、2018念を1300万ドルで更新できるチームオプションで合意しています。

2014(29歳):275万ドル
2015(30歳):550万ドル
2016(31歳):900万ドル
2017(32歳):1100万ドル
2018(33歳):1300万ドル(チームオプション)

現在のFA市場の相場を考えると、リーズナブルな契約と考えられる年俸となっています。

レッドソックスは、レスターとラッキーを放出することで、ロースターの構成をうまく組み替えつつあり、2015年に十分に期待できる陣容が整いつつあると言えそうです。

カージナルスはポストシーズン進出とワールドシリーズ制覇に向けて大きな補強となり、レッドソックスは2015年の再建に向けて着実な立て直しがはかれたトレードではないでしょうか。

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