スタントンの交渉はここ数日が山場に!2球団が拒否されるとトレードは暗礁に

スタントンの代理人が、木曜日にジャイアンツ、金曜日にカージナルスとそれぞれ会談の場ををそれぞれに持つなど、トレード交渉は最終段階に差し掛かりつつあります。

参考記事:カージナルスもスタントンの代理人と会談!トレード交渉は最終段階へ進展
参考記事:ジャイアンツ球団幹部がスタントンの代理人と会談へ!トレード成立に向けた直接交渉の可能性

ただ、ジャンカルロ・スタントンは、ジャイアンツとカージナルスをトレードを承諾する相手として正式に明言はしていないため、両球団ともにトレード不成立に至る可能性があります。

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MLBネットワークのジョン・モロシ氏が以下のように伝えています。

「もしジャンカルロ・スタントンがジャイアンツとカージナルスのどちらかへのトレード承諾するのであれば、ここ数日中に成立に至るだろう」と交渉の状況に詳しい情報筋は感じているようです。

両球団の幹部たちが代理人と話し合いの場をもうけていることからしても、この見通しは正しいものと考えられます。

ただ、逆に「スタントンが両チームへのトレードを拒否し、ドジャースとの交渉を見守ることを選んだ場合には、決着の見通しは立たなくなる」とも話しているとのことです。

つまり、ジャンカルロ・スタントンが第一希望としているドジャースへの強くこだわりを貫くのであれば、2球団ともに交渉が暗礁に乗り上げてしまうことにります。

さらにこのジャンカルロ・スタントンの決断を左右する可能性のある情報を、ジョン・モロシ氏は伝えています。

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同じくモロシ氏のツイートです。

「ジャンカルロ・スタントンは、現在は2020年シーズン終了後に設定されているオプトアウトの時期の見直しに関するレバレッジ(てこの作用)として「トレード拒否権」を使うことできる。」とモロシ氏は述べた後にMLBネットワークの番組に出演していたダン・オダウド氏の話を紹介しています。

ダン・オダウド氏は「オプトアウトできるタイミングを2020年オフから2019年オフにずらすことは、マイク・トラウトのFAとのバッティングを避けることができるため、価値があるものだ」と話したとのことです。

ジャンカルロ・スタントンの残契約である10年2億9500万ドルの年俸の配分は以下のとおりとなっています。

年度(年齢)年俸
2018(28歳)$25,000,000
2019(29歳)$26,000,000
2020(30歳)$26,000,000 – 2020年シーズン終了後にFA選択可
2021(31歳)$29,000,000
2022(32歳)$29,000,000
2023(33歳)$32,000,000
2024(34歳)$32,000,000
2025(35歳)$32,000,000
2026(36歳)$29,000,000
2027(37歳)$25,000,000
2028(38歳)*$25,000,000 – チームに選択権(バイアウト $10,000,000)

現時点では30歳となった2020年シーズン終了後に契約をオプトアウトする場合には、7年2億800万ドルを放棄することになるのですが、29歳の2019年シーズン終了後は、8年2億3400万ドルとその金額は増えることになります。

それでも1年ずらすことは、そのリスク以上の価値があるとダン・オダウド氏は指摘しています。

ジャンカルロ・スタントンと言えど、2歳年下のマイク・トラウトと同じタイミングでFAになると、右打ちの強力な外野手のスラッガーがFA市場に2人出ることになるため、需要と供給の関係で市場価値が抑え気味となる可能性があります。

しかし、それを1年ずらすことができれば、ジャンカルロ・スタントンだけが突出した存在となるため、市場での価値がさらに高騰する可能性があります。

他に考えられるメリットもあります。

  • オプトアウトのタイミングを前倒しできれば1歳若い年齢でFAとなるため、選手としての市場価値もより高まる。
  • 4億ドルの予想もあるブライス・ハーパー、マニー・マチャドがFAとなった翌年となるため、FA市場の相場がさらに高騰し、8年2億3400万ドルを大きく上回る契約を手にできる可能性が高まる。
  • スタントン本人がトレードされた球団の方針に納得できない、合わないと感じた時に、1年早く希望する球団との契約を模索することができる。

仮にオプトアウトのタイミングを1年前倒しすることになれば、獲得する球団がスタントンをコントロールできる期間が短くなりますので、トレードの交換要員や金銭負担の割合にも影響が出ることが予想されます。

カージナルスとジャイアンツにとって、ここ数日が山場となる見込みですが、複雑に絡み合った要素を整理する必要があるため、ギリギリまで予断を許さない交渉となりそうです。

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