G・スタントンがトレード拒否権を行使!ジャイアンツ、カージナルスともに獲得ならず

ジャンカルロ・スタントンのトレード交渉は、ウインターミーティングまでの期間が一つの山場となっていました。

その本人の結論は「ジャイアンツとカージナルスともにトレード拒否権を行使する」というもので、トレード交渉はさらなる長期化を招くものとなりました。

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スタントンは両球団へのトレード拒否権を行使

以下はセントルイス・カージナルスの公式ツイッターアカウントを通じて、トレードを拒否されたことを伝える声明文をリリースしたものです。

モゼリアック社長が「マーリンズとトレードの条件面では合意に達したものの、スタントン側からトレード拒否権を放棄しないことを伝えられた」と明かしています。

カージナルスは代理人、本人との面談直後から情勢は厳しいとされていたため、大きな驚きはないのですが、その後、ジャイアンツもトレードを拒否されたことが明らかになりました。

MLB公式サイトでジャイアンツの声明文の内容が伝えられています。

The Giants’ statement read: “Our agreement with the Marlins to acquire Giancarlo Stanton subject to his waiving of the no-trade clause will not move forward, and it is our understanding that the Marlins and Stanton are exploring other options.”

「マーリンズと合意に達したスタントンのトレードは本人の拒否権の判断に委ねられていたが、成立には至らなかった。マーリンズとスタントンは他のオプションを模索することを私たちは理解している。」とのことで、ジャイアンツも争奪戦から正式に脱落することとなりました。

スタントンのワールドシリーズ制覇への意欲は並々ならぬものがあり、来年だけにとどまらず、長い期間に渡って優勝を狙えるチームへの在籍を希望しているようで、以下の4球団以外のトレードは受け入れないスタンスを固持したことになります。

ヤンキース、ドジャース、カブス、アストロズの4球団以外は、現時点でスタントンがトレードを受け入れることはない状況で、マーリンズにとって今後のトレード交渉はより難しいものとなります。

マーリンズは限られた選択肢でトレードを模索することに

ヤンキースは2018年の年俸総額を1億9700万ドル以内に圧縮することを公言していて、現在残っている補強資金の枠が2500万ドル程度となっています。

ジャンカルロ・スタントンを獲得すると、資金枠のほぼ全て投資することになり、課題となっている先発ローテの補強に動くことができなくなってしまいます。

ドジャースは資金面に不安はないチームですが、現在の年俸総額は過剰なレベルに達しているとオーナーサイドは判断していて、徐々に圧縮する方向で動いています。

さらに外野にはクリス・テイラー、ヤシエル・プイグ、ジョク・ピーダーソン、エンリケ・ヘルナンデス、トレイス・トンプソンと揃っていて、コディ・ベリンジャーも守ることができます。3Aにはアンドリュー・トールズらがいる上に、プロスペクトのアレックス・ベルドゥーゴらも控えるなど、大混雑の様相を呈しているため、どうしてもスタントンが必要な状況ではありません。

アストロズに関してはそもそもジャンカルロ・スタントンに興味を示して動いているという情報はありませんし、それはカブスも同様です。両チームとも年俸負担の大きくない若い野手が揃っていますので、プロスペクトの放出と大金を負担する必要がある選手を獲得する必要性は高くありません。

現時点で興味を示して動いている球団として残っているのはドジャースとヤンキースなのですが、マーリンズはドジャースとのトレード成立を模索せざるをえない立場に追い込まれつつあります。

スタントンが上記の4球団を希望していて、カージナルスとジャイアンツへのトレードを拒否する方向で固まりつつあることを速報したクレイス・ミッシュ氏は以下のように今後の展望を予想しています。

マーリンズはドジャースとの交渉で道を見出すしかなくなると述べて、今後の動向を以下のように予想しています。

ドジャースが80%、ヤンキースが15%、それ以外の球団が5%、そしてマーリンズ残留が0%と予想しています。

マーリンズのシーズンオフの最優先課題は年俸総額の削減です。かなり譲歩した条件でドジャースと交渉する道を模索することになりそうです。

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