【MLB2016 FA】ワールドシリーズ出場中の5人のFA選手の契約額は?ニューヨーク・ポストが契約の規模を予想

ワールドシリーズがロイヤルズとメッツの間が行われ、その結果がどうなるかの興味は尽きないわけですが、そこに出場するFAとなるであろう選手たちにも注目が集まっています。

2015年シーズン終了後にFAとなる主力クラスの選手としては、メッツではヨエニス・セスペデスとダニエル・マーフィーの2人、ロイヤルズではジョニー・クエト、ベン・ゾブリスト、そしてプレイヤーオプションが残っているも破棄することが濃厚なアレックス・ゴードンの3人です。

その5人のシーズンオフのFA市場で手にするであろう契約年数と契約金額についてニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン記者が予想しています。

スポンサーリンク

メッツとロイヤルズからFAとなる5人の主力選手のFA市場で価値は?

ジョエル・シャーマン記者の予想する金額とその理由などは以下のとおりとなっています。

  • ジョニー・クエト(SP)
    クエトは2011年が2015年7月26日のトーレドまでの期間の防御率は2.51で、これより低いのはカーショーの2.16だけであることを考えれば、昨年はバムガーナーにねじ伏せられ、エースがいなかったロイヤルズがクエトをトレード期限前に獲得したのは合理的な決断。
    ただ、シーズン当初に肘に問題を抱えたことが、不安定なパフォーマンスにつながっているようだと、メジャーリーグのスカウトたちは分析。
    ロイヤルズ移籍前にはジョン・レスター並(6年1億5500万ドル)の契約を手にすると予想されていたが、移籍後のパフォーマンスによりジェームズ・シールズ並(4年7500万ドル)になったとの見方も。シーズン当初に悪くした肘の状態も懸念材料で、ワールドシリーズでのパフォーマンスとメディカルチェックの内容が価格を左右することになるだろう。
  • ヨエニス・セスペデス(LF/CF)
    勝負強い打撃が評価され、メッツに移籍する時点では5年8000-9000万ドルの契約になると予想されていた。ジャコビー・エルズベリーの7年1億5300万ドル、秋信守の7年1億3000万ドルのような契約を手にできるか?秋秋信守が中堅手ではないことは誰も知っていたが、FA前年にセンターを守ったことが助けとなり、価格が上昇した。セスペデスも中堅手ではないが、守れるということをメッツで証明はしたことが助けとなる可能性も。貴重な右打ちの強打者も評価材料だが、心配されているのは長期契約で安心してパフォーマンスが落ちること。
  • アレックス・ゴードン(LF)
    現在、ロイヤルズでは7-8番の下位打線を打つが、2番を打てる打者であるとの評価は続いている。ニック・マーケイキスの4年4000万ドル、ニック・スウィッシャーの4年5600万ドル、それともそれ以上か?ただ、クオリファイング・オファーを出されることによりドラフト指名権の問題が付随することがネックに。それでも5年7500万ドルは手にするか。
  • ベン・ゾブリスト(2B/SS/3B/CF/RF/LF)
    35歳という年齢はネックだが、内外野を守れるユーティリティープレイヤーでありスイッチヒッター、そして高出塁率が好まれる時代には評価される選手。ヤンキースであれば二塁手をメインにしながら、サード、外野のバックアップとしても起用できる。ビクター・マルティネスはパワーのあるスイッチヒッターも指名打者専門で4年6000万ドルを手にした。ゾブリストはパワーはないが、攻守での柔軟性が評価され4年6800万ドルは手にするのでは。
  • ダニエル・マーフィー(1B/2B/3B/LF)
    ベン・ゾブリストより劣る守備面でおとりスイッチヒッターではないユーティリティープレイヤー。たが年齢が若くコンタクトの技術には優れる。またポストシーズンでの活躍で”パワー”という項目も評価されるところとなった。彼もクオリファイング・オファーを受けることになるだろう。チェイス・ヘッドリーの4年5200万ドルから交渉はスタートするかもしれない。しかし、ポストシーズンでの強さが評価されたパブロ・サンドバルが5年9500万ドルを手にしたように、ポストシーズンでの活躍はFA市場での価値を上げるということを目にすることになるだろう。

シーズン成績だけでなくポストシーズンの成績も契約金額を左右することに

ジョエル・シャーマンがピックアップした5人の5人のうちジョニー・クエト、ベン・ゾブリスト、ヨエニス・セスペデスの3人はシーズン途中にトレード移籍しているためクオリファイング・オファーの対象外となり、獲得するチームはドラフト指名権を失わずにすみます。

アレックス・ゴードンとダニエル・マーフィーの2人はクオリファイング・オファーを受ける可能性が高いので、前所属チーム以外は獲得するとドラフト指名権の問題が生じてきます。

ただ、フィリーズ、レッズ、ブレーブス、ロッキーズ、ブルワーズ、アスレティックス、マーリンズ、パドレス、タイガース、ホワイトソックスの10球団は1巡目指名がプロテクトされていますので、クオリファイング・オファーを拒否したFA選手獲得のハードルは低くなります。

これらの選手が評価されるのはシーズン全体とキャリア全体の成績とともに、ポストシーズンの成績も重要なポイントとなります。

この5人の選手の2015年の成績と年俸は以下のとおりとなっています。

ジョニー・クエト
(30歳・1B/2B/3B/LF)
  • 年俸:1000万ドル
  • 2015成績:212.0回/防御率3.44/11勝13敗/奪三振176/WHIP1.13
  • CIN成績:130.2回/防御率2.62/7勝6敗/奪三振120/WHIP0.93
  • KC成績:81.1回/防御率4.76/4勝7敗/奪三振56/WHIP1.45
ヨエニス・セスペデス
(29歳・LF/CF)
  • 年俸:1050万ドル
  • 2015:159試合/打率.291/本塁打35/打点105/出塁率.328/長打率.542/OPS.870
  • DET:102試合/打率.293/本塁打18/打点61/出塁率.323/長打率.506/OPS.829
  • NYM:57試合/打率.287/本塁打17/打点44/出塁率.337/長打率.604/OPS.942
アレックス・ゴードン
(31歳・LF)
  • 年俸:1250万ドル
  • 2015:104試合/打率.271/本塁打13/打点48/出塁率.377/長打率.432/OPS.809
ベン・ゾブリスト
(34歳・2B/SS/3B/CF/RF/LF)
  • 年俸:750万ドル
  • 2015:126試合/打率.276/本塁打13/打点56/出塁率.359/長打率.450/OPS.809
  • OAK:67試合/打率.268/本塁打6/打点33/出塁率.354/長打率.447/OPS.801
  • KCR:59試合/打率.284/本塁打7/打点23/出塁率.364/長打率.453/OPS.816
ダニエル・マーフィー
(30歳・1B/2B/3B/LF)
  • 年俸:800万ドル
  • 成績:130試合/打率.281/本塁打14/打点73/出塁率.322/長打率.449/OPS.770

レギュラーシーズンでの成績はもちろんのこと、ワールドシリーズのパフォーマンスが契約金額に影響を与えることは確実です。

それは、昨年のパブロ・サンドバルだけでなく、ヤンキースが37歳になるカルロス・ベルトランに3年4500万ドルを提示したのも、ポストシーズンでの強さを評価してのものだったと報じられていました。

またジョン・レスターもキャリア全体の成績だけを見れば、6年1億5500万ドルは過剰とも言える金額なのですが、ポストシーズンでの強さを買われて、金額が釣り上がっていきました。

逆にジェームズ・シールズの評価がイマイチ上がりきらなかったのは、年齢に加えて、ポストシーズンでの成績があまり良くないことも理由のひとつとされていました。

地区優勝、ポストシーズン進出というレベルが目標ではないチームにとってポストシーズンで強い選手は魅力となっていて、金額を上積みする理由となっています。

これらの選手のワールドシリーズを含めたポストシーズンでの成績は、ワールドシリーズの行方とともに注目したいポイントです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています