“2015年FA投手ビッグ3” ジョン・レスターの獲得に6球団が動く争奪戦に!

2015年のFA投手の”ビッグ3″と目されているマックス・シャーザー、ジョン・レスター、ジェームズ・シールズですが、現在、最も活発に動いているのがジョン・レスターです。

マックス・シャーザーは驚くほと動きがないと伝えられ、ジェームズ・シールズは数球団の名前が、チラホラ上がる程度にとどまっていて、レスターに関する情報の多さは目立っています。

そのジョン・レスターの獲得には、レッドソックス、カブス、カージナルス、ブレーブス、ブルージェイズ、ロイヤルズなどの、少なくとも6球団が獲得に動いていると報じられています。

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シーズンオフ序盤で一番多く情報が飛び交うのはジョン・レスターに

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現在、獲得交渉でリードしていると見られているのがレッドソックスとかブスです。

レッドソックスは今週はじめ(11/17)にレスターと代理人との会談の際に、具体的な金額の入った条件提示を行ったと伝えられています。

そのことについて尋ねられたい代理人は「レッドソックスはレスターを大いに尊敬していることを示してくれた」と語りました。ですが、その後、シカゴに移動して、11/18にカブスの幹部たちとの会談する予定も控えていたため、それ以上のことは語らなかったと伝えられています。

そしてそのカブスの後は、11/20にブレーブス側と直接、話しあう場が設けられているとESPNのバスター・オルニーが伝えています。

ブルージェイズに関しては、ボストンのFM局であるWEEIのロブ・ブラッドフォードが、ラッセル・マーティンとの契約の後も、ブルージェイズがレスターにコンタクトを続けているとしています。

ロイヤルズは、予備的な段階であるが、ジョン・レスターの代理人にコンタクトはしているとようですが、、レスターの契約の総額が9桁に達するため、実際には難しいだろうと、カンザスシティスターのアンドリュー・マックラフが伝えています。

ブレーブスはEPSNのジム・ボウデンがカージナルスも争奪戦に加わっていると、カージナルスのチーム関係者からの情報として伝えています。

また、今は様子見を続けているヤンキースが、争奪戦に浮上する可能性は否定出来ないとの声が続いていますので、もし参戦するようであれば、さらにヒートアップしていくことになりそうです。

ジョン・レスターを獲得したい各球団の事情と動向

ジョン・レスターの獲得に動く各球団の事情と動向は以下のとおりとなっています。

ボストン・レッドソックス

ジョン・レスターの契約は最大で6年1億5000万ドル(約177億円)が攻防戦になると予想されています。

レッドソックスは3月の時点で4年7000万ドルを交渉のスタート地点として提示した結果、レスター側がそれを拒否し、その後のシーズン中は試合に集中するためにということで、交渉には応じませんでした。

レスター自身は、ボストンに残りたいので、ホームタウン・ディスカウントも受け入れると語っていました。そのため5年1億ドルを提示すれば、レスターは応じていただろうと伝えられています。

そのため今、巨額の金額を提示するなら、レッドソックスは春の時点でやっておくべきだったのではないかとの声は、メディアからもちらほらあがっています。

30歳以上の投手には5年以上の契約を提示しないとの方針があるとされるレッドソックスですが、ボストン・グローブのニック・カファードによると6年1億1000万-1億2000万ドルを提示したとのことです。

レッドソックスがレスターを連れ戻そうとしていることは年数からも伝わってくるのですが、金額は相場よりも低いと考えられ、カブスなどがさらに金額を上積みしてくる可能性は十分です。

シカゴ・カブス

レッドソックスが本腰を入れたため、シーズンオフ当初よりは、形勢が不利になったと考えられるシカゴ・カブスです。

ですが、カブスはラッセル・マーティンの獲得失敗により、資金面でさらに余裕ができたため、レスターに金額を上積みをすることが可能だと見られ、再度、形勢逆転をする可能性があります。

カブスは2015年は再建モードを脱して、地区優勝を目指すとセオ・エプスタインが明確に打ち出し、トップスターターの獲得に動いていますので、最後まで争奪戦に残りそうです。

セントルイス・カージナルス

カージナルスはシェルビー・ミラーをトレードに出したことにより、ローテで確定しているのがアダム・ウェインライト、ランス・リン、ジョン・ラッキーの3人となり、それ以降は流動的です。

そのためジョン・レスターの獲得に動くことは、自然なことと言えます。仮にジョン・レスターを獲得した場合には、アダム・ウェインライト、ジョン・レスターでNO.1-2、そしてランス・リン、ジョン・ラッキーをローテ中盤にまわせ、さらにマイケル・ワカをバックエンドとして、他の若い投手と競わせることができます。

地区では連覇が続き、ワールドシリーズ制覇以外ではファンが納得しない状況のカージナルスです。ポストシーズンに強いレスターは魅力的であることは間違いありません。

獲得に成功すればかなり強力な先発ローテとなりますので、今後の動向が注目されます。

アトランタ・ブレーブス

ブレーブスは先発ローテがフリオ・テヘラン、アレックス・ウッド、マイク・マイナー、シェルビー・ミラーと4人目まで確定的で、2015年の前半にクリス・メドレン、ブランドン・ビーチーが戻ってくる予定です。

ただ、メドレンは2回目のトミー・ジョン手術ということもあり、大事をとれば、シーズン終盤に復帰がずれこむ可能性もあるため、もう一人先発投手が必要な状況です。

ブレーブスは予算に制限があるため、年俸が2000-2500万ドルに到達するであろうレスターの獲得は難しいのではないかと考えられますが、トレードによって予算に余裕ができれば、可能性は否定できません。

ジャスティン・アップトンとB.J.アップトンの2人を放出すれば、2015年の年俸がそれぞれ1450万ドルと1445万ドルのため、3000万ドル近く削減することができます。

またアップトン兄弟をトレードに出することは年俸削減だけでなく、先発投手以外で補強が必要なポジションも埋めていくこともできます。そこにレスターを加えることができれば、大規模な再建モードに入らずに、チームを立て直すことも視野に入ってきます。

ただ単に、代理人に接触しているだけでなく、レスターと実際に会う予定まで入っていますので、ブレーブスはかなり本気だと考えて良さそうです。

トロント・ブルージェイズ

ブルージェイズは、2015年に向けて予算的に余裕があるため、柔軟に補強に動くことができる状況にあります。また、ラッセル・マーティンとの合意後も、地元メディアが「これで終わりということではないようだ」とブルージェイズの動きを伝えています。

先発投手はマーク・バーリー、R.A.ディッキー、マーカス・ストローマン、ドリュー・ハッチソン、J.A.ハップ、マルコ・エストラダと、すでに6人も先発投手がいる状況です。

このうちマーク・バーリーが2015年の年俸が1900万ドルで、R.A.ディッキーが1200万ドルです。この2人は2015年シーズン終了後にはFAとなるため、このオフは、トレードに出すには良いタイミングで、それなりの選手を獲得できる可能性があります。

またトレードに出すことで、年俸総額にさらに余裕ができます。また、仮にチームに残しても2016年以降は、この2人の金額が消えることになりますので、レスターとの契約で1年目の金額を抑えて、2年目以降に金額を増やすことで対応することも可能です。

レスターを獲得することができれば、先発投手が2人をトレード要員にして、選手を補強できますので、ブルージェイズが動くいているとの情報も、納得がいくものがあります。

カンザスシティ・ロイヤルズ

ロイヤルズは予算的にジョン・レスターの獲得は厳しいものがあります。ただ、ジェームズ・シールズがFAとなったことで、先発ローテの補強が必須の課題となっています。

そのためロイヤルズが獲得に動いていると報じられているアービン・サンタナ、ブランドン・マッカーシー、ブレット・アンダーソン、ジェイソン・ハメルらのほうが、現実的な選択肢となりそうです。