契約合意まで時間がかかりそうな大物FA選手は?MLB公式サイトが6選手をピックアップ

近年まれに見るほど契約のペースが遅いだけでなく、大物選手も数多く市場に残っているシーズンオフです。

ですが、再建モードへの移行を選択するチームの数も多いためトレード市場でも人材が多く、時間を単に稼ぐだけでは望むような契約を手に入れることは難しくなりつつあります。

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契約がシーズンオフ終盤までもつれ込みそうな大物選手は?

遅い動きが続くFA市場ですが、その中でも契約が遅い時期までずれ込みそうな6選手をMLB公式サイトのジム・デュケット氏がピックアップしています。

1. J.D.マルティネス(外野手・30歳)

過去3シーズンのOPSは.943という成績で、正真正銘のMLB屈指の打者。長期契約を要求する選手の市場が定まるまでに時間を要するのは珍しいことではない。ナ・リーグでのプレーを選ぶ場合には、指名打者制ではないこともあり、契約年数がやや短くなることを受け入れる必要があるかもしれない。2017年の時点でスタットキャストによる守備の指標ではMLBで下から数えた方が早いところにランクされている。レッドソックスとジャイアンツが有力な契約先候補。

2. マイク・ムスターカス(三塁手・29歳)

ロイヤルズから提示されたクオリファイング・オファーを拒否している。このことに加えて移籍市場に三塁手の選択肢があることが障害になっている。エバン・ロンゴリアはすでにジャイアンツに移籍し、他にもジョシュ・ドナルドソン、マニー・マチャドなどがトレード市場に存在し、FAではトッド・フレイジャーもいる。38本塁打を打った三塁手ということは魅力ではあるが、他の選択肢があるため待つ必要がある。カージナルスとロイヤルズは動きを注視しているし、メッツも最終的には関心を示す可能性が。

3. ロレンゾ・ケイン(中堅手・31歳)

センターを守れる外野手のニーズが高くないシーズンオフに、クオリファイング・オファーを拒否していることが影響。4月に32歳となる年齢も、30台半ばの選手への長期契約を嫌うチームにはネック。ジャイアンツのニーズにフィットする選手ではあるものの、ぜいたく税の問題がネックに。

4. ジェイク・アリエッタ(先発投手・32歳)

移籍市場にはFAではアリエッタ、ダルビッシュ、ランス・リン、アレックス・カッブがいて、トレードではゲリット・コール、クリス・アーチャーらがいる。アリエッタは間違いなくベストの先発投手で、ドジャース、カブス、レンジャーズ、フィリーズ、マリナーズなどから関心が寄せられている。6年から7年の契約を提示してくれる球団が現れるのを待つと1月下旬ごろまで時間が必要かもしれない。

5. ウェイド・デービス(リリーフ投手・32歳)

この2年間の数字はアロルディス・チャップマンと遜色のないもので、数少ない圧倒的な力をもつクローザー。問題はクローザーを必要としているチームが多くない市場で、なおかつレイズのアレックス・コロメという安く、契約が3年残る他の選択肢があることがネックに。カブスとの再契約がベストの道だが、カブス側は金額が高くなりすぎた時に備えて、ブランドン・モローを確保していて、クローザーに据えることも構想に入れている。ロッキーズなども可能性があるが、1月中旬くらいまで待つことになるかもしれない。

6. ルーカス・デューダ(一塁手・32歳)

多くの関心を集めている選手ではないがパワーと選球眼の良さ、彼よりも継続的な成績を残せてないヨンダー・アロンソも2年契約を手にできていることを考えれば、複数年契約を手にできる選手。
エリック・ホズマーが残り、マット・アダムスらが契約を結ぶなどしているため、一塁が空いている球団が少ないのがネックに。価格が下がった場合にレイズとの再契約が選択肢となると予想されるも、それはシーズンオフ終盤にずれ込むことになる。

ぜいたく税の問題があり、ヤンキース、ドジャース、ジャイアンツなどの大きい市場のチームが支出に抑制的な姿勢です。レッドソックスはぜいたく税のラインを気にしない姿勢ですが、バランスの良いロースターを持ってはいますので、多くの補強ポイントが残されているわけではありません。

2018-19シーズンオフのFA市場が豪華な顔ぶれとなるため、どのチームも予算の柔軟性を残すために、このシーズンオフでの大型の契約は避けたいという思いが

価格を釣り上げにくいFA市場の状況なのですが、J.D.マルティネス、ジェイク・アリエッタ、エリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、グレッグ・ホランド、カルロス・ゴンザレスなどの有力選手の代理人をスコット・ボラス氏が務めていて、強気な姿勢を維持していることも動きが停滞する原因となっています。

ここには名前が出ていませんが、エリック・ホズマーも争奪戦というところにまで発展していない状態で、こちらも交渉が長引く可能性が高まりつつあります。

ぜいたく税の問題、豪華な2018-19シーズンオフのFA市場、そして大物FA選手の代理人をスコット・ボラス氏が務めている、ことなどが絡みあっているため、先が見えにくい移籍市場です。大物FA選手たちが、望んでいるような大型契約を手にできるのか注目されます。

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