ジャイアンツはセンターを守れる外野手を補強へ!マカッチェンはライトへ配置転換

San Francisco Top Catch

サンフランシスコ・ジャイアンツはメジャーレベルでミドルリリーフとして期待できるカイル・クリック、プロスペクトのブライアン・レイノルズを交換要員として、1年しか契約の残っていないアンドリュー・マカッチェンを獲得しました。

エバン・ロンゴリアのトレードで、デナード・スパンを放出していたこともあり、レフトとセンターが空いているポジションとなっていたため、アンドリュー・マカッチェンがどこに配置されるかは、次の補強の方向性に影響を与える要素となっていました。

ジャイアンツのフロント、首脳陣はライトを守っていたハンター・ペンスをレフトに配置転換し、アンドリュー・マカッチェンにセンターではなくライトを守らせることを決断したことが伝えられています。

スポンサーリンク

ジャイアンツの補強は続くことをGMが明言

サンフランシスコ・クロニクルのヘンリー・シュルマン氏が以下のように伝えています。

With the reality of Monday’s trade firmly rooted in his mind 24 hours later, McCutchen said on a conference call Tuesday that he not only looks forward to chasing a championship with the Giants, he is fine with manager Bruce Bochy’s decision to move him from center field to right.

Hunter Pence will shift to left. Center field? That remains to be seen.

トレードが正式に発表された翌日の火曜日にアンドリュー・マカッチェンとメディアによるコンファレンスコールによる会見が行われました。その会見の中でマカッチェンは「ジャイアンツでワールドシリーズを狙えうことを楽しみにしているだけでなく、バスター・ボウチー監督がセンターからライトに配置転換させることを決断したことも受け入れている」と話したことが伝えられています。

それに伴いハンター・ペンスがライトからレフトに移動することになりますが、センターについては流動的な状況で、今後、さらなる補強の可能性があることもヘンリー・シュルマン氏は伝えています。

アンドリュー・マカッチェンはセンター、ハンター・ペンスはライトを長年ポジションとしてきたこともあり、配置転換されるポジションでの経験は多くありません。

アンドリュー・マカッチェンは2017年シーズン開幕から、センターのスターリング・マルテが出場停止処分を受けるまでの13試合でライトを守ったことがあるだけです。
ハンター・ペンスに至ってはレギュラーシーズンとプレーオフともにレフトを守ったことがなく、メジャーレベルでは2011年のオールスターで守った経験があるにとどまります。
そのため両者ともに新しいポジションでアジャストしていくことが必要となります。

ジャイアンツはシーズンオフ当初から外野の守備力強化を課題として掲げていました。新しいポジションとなる両選手の守備面には不安あることは否定できませんので、守備力の高いセンターフィールダーが欲しい状況となっています。

今後の補強についてもシュルマン氏は伝えています。

The McCutchen trade appears to end the Giants’ heavy lifting this offseason.

Evans said he will continue to explore trades and free agents in search of an experienced center fielder. The Giants also are searching for another reliever.

Evans said the Giants would like to keep prospect Steven Duggar in their “back pocket” for now, hoping he can get more time in Triple-A while a new center fielder and Gorkys Hernandez man the position. But Evans said he expects Duggar to make a strong bid for the job in spring training.

The Giants are more likely to seek a less expensive, defense-oriented center fielder such as Jarrod Dyson or Jon Jay rather than a pricier long-term option such as Lorenzo Cain.

アンドリュー・マカッチェンのトレードが、ジャイアンツの大型補強は最後になるのではないかとシュルマン氏は受け止めているようです。ただ、補強そのものが完了したというわけではありません。

ボビー・エバンスGMは「トレードとFAの両方でセンターを守れる外野手の補強を継続する」と話していて、「リリーフ投手の補強」も視野に入れていることが伝えられています。

現時点でのチームの内部の選択肢は、センターをゴーキース・ヘルナンデスに守らせることが有力で、チームのNO.5プロスペクトであるスティーブン・ダガーは3Aで経験を積ませる方向性であることが明かされています。ただ、スプリングトレーニングの結果次第ではスティーブン・ダガーが開幕で守っている可能性も否定はしていません。

外部からの補強に関しては、コストの安い、守備能力の高い選手を重視する方向性のようで、長期契約が必要なロレンゾ・ケインのような選手よりも、ジャロッド・ダイソン、ジョン・ジェイなどが候補となる可能性が高いとシュルマン氏は述べています。

ロレンゾ・ケインに関してはマカッチェンのトレード成立後もアクティブに交渉を行っていることが伝えられています。

さらにジャロッド・ダイソンも有力な選択肢になっていることも伝えられています。

ロレンゾ・ケイン以外の選択肢の優先順位は、ジャロッド・ダイソン、ジョン・ジェイ、キャメロン・メイビンという順番との情報を得たとESPNのジェリー・クランスニック氏は伝えています。ジャイアンツは盗塁の能力、守備面での数字の良さを高く評価しているため、高い優先順位にしているようです。ただ、他のチームも関心を示していることもあり、契約に近づいているわけではないと釘をさしています。

ロレンゾ・ケインは年俸とクオリファイング・オファーによるドラフト指名権の問題がネックとなっています。すでにジャイアンツの年俸総額はぜいたく税のラインである1億9500万ドル目前で、残る枠は500万ドル足らずとなっています。
エバンスGMは、オーナー側からの要請ではないと繰り返した上で、ぜいたく税以下に抑えるのはフロント側のゴールであることは認めていますので、ケインは予算オーバーです。

一時は有力視されていたビリー・ハミルトンも、大型トレードを2つ成立させて、ファームが薄くなった今、現実的な選択肢ではありません。

センターを守れる外野手、さらに質の高いリリーフ投手を500万ドル足らずで獲得するのは容易ではありませんので、ブライアン・セイビアン副社長、ボビー・エバンスGMらの手腕に関心が集まることになります。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています