SFジャイアンツは”クローザーのビッグ3″とJ.D.マルティネスに興味!積極的な補強姿勢が続く

San Francisco Top Catch

サンフランシスコ・ジャイアンツはレギュラーシーズン中から課題とされてきたブルペンの問題が、シーズンの一番重要な局面で露呈してしまい、偶数年の隔年ワールドシリーズ制覇を逃しました。

良いチームではあるのですが、同じ地区には4連覇を果たしたロサンゼルス・ドジャースがいるため、競り勝つためにはテコ入れが必要なサンフランシスコ・ジャイアンツです。

覇権奪還に向けて積極的な補強に動く姿勢をシーズンオフ序盤から見せています。

MLB公式サイトのDaniel Kramerが”Giants pursuing elite free-agent closer”というタイトルの記事で以下のように伝えています。

The Giants are moving aggressively in their pursuit of a top-tier closer this offseason, as club officials met this week with representatives for free agents Aroldis Chapman, Kenley Jansen and Mark Melancon, according to MLB.com’s Jon Paul Morosi.

MLB公式サイトのジョン・ポール・モロシ記者によると、ジャイアンツがトップクラスのクローザーの獲得に積極的に動いていて、今週すでにアロルディス・チャップマン、ケンリー・ジャンセン、マーク・マランソンらの代理人に接触したとのことです。

アロルディス・チャップマンは1億ドル規模の大型契約を要求していると報じられていて、このチャップマンが手にする契約の規模が、他の2人の値段にも影響することが確実となっています。

チャップマンの契約が高額になればなるほど、ジャンセン、マランソンらの手にする金額も高騰することになりそうです。

アロルディス・チャップマンには、シーズン中にもトレードをヤンキースに積極的に働きかけましたが、ファームの層が薄いジャイアンツは納得させることができるプロスペクトを用意できず、獲得にはいたりませんでした。

しかし、今回は金額を用意しさえすれば獲得できるFA市場のためジャイアンツにもチャンスがあります。

そのクローザーの補強と同時にジャイアンツが動いているのが、アンヘル・パガンとグレゴール・ブランコがFAとなった外野手の補強です。

外野手の補強にはデトロイト・タイガースのJ.D.マルティネスのトレードでの獲得に動いているとの情報が報道されています。

同じくMLB.comのジョン・ポール・モロシ記者が自身のTwitterアカウントで以下のように伝えています。

関係者からの情報として、サンフランシスコ・ジャイアンツがJ.D.マルティネスのトレードについてタイガースと話し合っていることを伝えています。

このオフのデトロイト・タイガースは年俸総額の削減のために、主力選手のトレードでの放出を辞さない方針を明らかにしています。

参考記事:デトロイト・タイガースがカブレラ、バーランダー、キンスラーら主力総放出も!年俸総額の削減が課題に

その中でもトレードに出されることが有力視されているのがJ.D.マルティネスです。

タイガースは年俸調停を回避する2年契約をJ.D.マルティネスと結んでいます。2年1850万ドルの契約なのですが、2016年は675万ドルですが、2017年は1175万ドルに跳ね上がる配分となっています。

この2年契約が2017年で終了するとJ.D.マルティネスはFAとなるため、タイガースとしてはトレードに出すには絶好のタイミングとなっています。

J.D.マルティネスは直近の3シーズンで401試合に出場し打率.299/出塁率.357/長打率.540/OPS.898、83本塁打、246打点という成績で、2016年は7週間ほど右肘の骨折で離脱したのですが、120試合で打率.307/出塁率.373/長打率.535/OPS.908、22本塁打、68打点と素晴らしい数字です。

ただ、気になるのは守備面では不安です。リーグの平均的な野手よりどれだけ守備力が優れているかを示すUZR(アルティメット・ゾーン・レイティング)を、150試合換算したUZR/150では-21.5というひどい数字になっています。

2014年は+12.8、2015年は+8.0と良かっただけに、気になる急激な数字の悪化です。

ポジションも2014年まではレフトも守っていましたが、ここ2年はライト専門で、ジャイアンツでライトを守り続けているハンター・ペンスとかぶってしまいます。

獲得した場合には、J.D.マルティネスをレフトに回すことになるかもしれませんので、守備面ではさらに不安要素が増えることになります。

そのようなリスクはあるのですが、成績を考えれば年俸1175万ドルはリーズナブルで、チーム長打率.398が両リーグ25位、本塁打数130本が28位と長打力不足に悩むサンフランシスコ・ジャイアンツにとっては魅力的な攻撃力を持つ選手ではあります。

昨シーズンオフも同様の攻撃面での課題がありましたが、守備力と機動力を重視してデナード・スパンを3年3100万ドルで獲得しました。

しかし、打率.266/本塁打11/打点53/出塁率.331/長打率.381/OPS.712、12盗塁、盗塁成功率63.2%、守備ではUZR/150が-10.0と期待はずれに終わっています。

2014年のワールドシリーズ制覇後のシーズンオフも青木宣親、ケーシー・マギーといった選手を獲得するなど、強く長打力にはこだわるスタンスではないジャイアンツでした。

このオフは方針転換して主砲候補の獲得に動くのか注目されます。

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