先発投手の4番手であるジェイク・ピービと5番手のマット・ケインに不安を抱えるため、バックエンドタイプの投手の補強に動いていたサンフランシスコ・ジャイアンツでした。
様々な投手がターゲットとして名前が上がっていたのですが、ぎりぎりのところでれ先発投手を多く抱えていたレイズと同意することができたようです。
左腕投手のマット・ムーアを1対1のトレードで獲得できたと伝えられています。
ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン記者が以下のようにツイートしています。
#sfgiants got Matt Moore from #Rays
— Joel Sherman (@Joelsherman1) 2016年8月1日
サンフランシスコ・ジャイアンツがレイズからマット・ムーアを獲得した、とのことです。
さらに追加の情報としてジョエル・シャーマン氏は以下のようにツイートしています。
There is a financial element in the Moore to #sfgiants that makes this pending. Heard 1b Chris Shaw likely would be going to TB
— Joel Sherman (@Joelsherman1) 2016年8月1日
マット・ムーアのトレードでは金銭のやりとりが絡むためコミッショナーの承認が必要なため、完全に成立したわけではないのですが、2チーム間では合意しているようです。
サンフランシスコ・ジャイアンツは交換要員として一塁手のクリス・ショーを放出することになると、この時点では伝えられていました。ようです。
しかし、のちほどの情報で、これは誤りであることがわかりました。
サンフランシスコ・クロニクルのHenry Schulmanが以下のように伝えています。
Being told it's Fox + Duffy going to Tampa. Money involved. Probably Rays repaying #sfgiants for some of Fox bonus.
— Henry Schulman (@hankschulman) 2016年8月1日
マット・ダフィーとルシウス・フォックスが交換要員としてレイズに移籍することになり、レイズがフォックスに関する金銭を一部負担することになるようです。
マット・ダフィーが交換要員になる可能性については、以下の投稿で紹介した記事でも言及されていました。
参考記事:SFジャイアンツがジェイ・ブルースの獲得へ注力!低迷する打撃陣のテコ入れなるか
アキレス腱を痛めて故障者リストに入り6月19日を最後にマット・ダフィーはプレーしていません。
8月中旬には戦列に復帰すると見られていましたが、ジャイアンツが先だってサードも守れるユーティリティのエドゥアルド・ヌニェスをトレードで獲得し、来季も契約が残ることで、交換要員とできる状態となりました。
獲得したマット・ムーアは27歳で5年1400万ドルで結んだ契約が今季で終了します。しかし、2017年が700万ドル、2018年が900万ドル、2019年が1000万ドルで、それぞれ更新できるチームオプションが残っていますので、30歳となる年までコントロールできます。
今季は130イニングで防御率4.08/7勝7敗/WHIP1.27と際立った成績ではありませんが、7月は5試合33回2/3で防御率2.41と好調です。
バックエンドの投手としては十分なマット・ムーアで、ジェイク・ピービーかマット・ケインのどちらがロングリリーフにまわることになりそうです。