サンフランシスコ・ジャイアンツがマイク・リークを獲得!WS連覇に向けて先発投手の補強に成功

San Francisco Top Catch

一時はドジャースに完全に引き離されたサンフランシスコ・ジャイアンツでしたが、0.5ゲームさまで迫り地区優勝が射程圏内に入りました。

そのライバルであるドジャースは大型トレードでの補強に動いていますが、ジャイアンツは先発投手陣の補強に成功しました。

ジャイアンツがレッズのマイク・リークをトレードで獲得したCBSスポーツのジョン・ヘイマン記者がTwitterで伝えています。

このトレードの交換要員としてケウリー・メラ(投手)とアダム・デュバル(内野手)という2人のマイナーリーガーが交換要員となっています。

マイク・リークは今季の年俸が977万5,000ドルの右腕で、今季終了後にFAとなる選手のため、そこまでの”レンタル選手”となります。

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リンスカムの故障離脱にベテランのハドソンに不安がある先発ローテ

ジャイアンツの先発ローテーションはティム・リンスカムが故障者リスト入りして復帰の目処が立っていない状態で、マディソン・バムガーナー(防御率3.16/11勝5敗/WHIP1.10)、ディム・ハドソン(防御率4.80/6勝8敗/WHIP1.41)、クリス・ヘストン(防御率3.14/11勝5敗/WHIP1.15)、ジェイク・ピービー(防御率4.12/2勝4敗/WHIP1.22)、ライアン・ボーグルソン(防御率4.00/7勝6敗/WHIP1.34)の5人で編成されています。

ジェイク・ピービーは7月頭から復帰した後は、5試合31.2回で防御率2.84と調子が上がってきていますが、40歳のティム・ハドソンは6月が防御率4.80、7月が同6.00と不安を感じさせる状態で、リンスカム(防御率4.13/7勝4敗/WHIP1.48)が故障離脱しています。

ボーグルソンの他にもロングリリーフと先発の両方がこなせるヤスメイロ・ペティットがいるものの、先発に回すとブルペンが手薄になりますので、先発投手の補強が必要な状況となっていました。

獲得したマイク・リークの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Mike Leake Stats 20150731

左中間と右中間の膨らみが小さいため、打者が極端に有利とされるレッズのグレート・アメリカン・ボール・パークを本拠地としながら2013年には192.1回を投げて防御率3.37/14勝7敗/WHIP1.25、2014年は214.1回で防御率3.70/11勝13敗/WHIP1.25と安定した成績を残しています。

奪三振率はキャリア通算で6.14、今季も5.93となっていて、多くの三振を奪える投手ではありません。

グラウンドボールピッチャーのマイク・リーク

ですが、マイク・リークは持ち球がフォーシーム、シンカー(ツーシーム)、チェンジアップ、スライダー、カッター、カーブと球種が多彩で、急速はフォーシームが平均で93-94マイルと速くないのですが、シンカー、カッター、カーブなどでゴロを打たせることができる投手です。

投球の42.74%を占めるシンカーは92マイル程度の球速で、沈む動きが大きいためフェアゾーンに飛んでも54.38%がゴロになります。

さらに投球の22.2%を占めるカットボールもナチュラルに沈む動きがあるためゴロ比率が高くフェアゾーンに飛んでも48.61%がゴロに、10.2%を占めるカーブもゴロ比率が56.72%となるなど、典型的なグラウンドボールピッチャーで、通算のGO/AO(ゴロアウト/フライアウト)は1.48となっています。

このようにグラウンドボールピッチャーで長打を浴びにくい上に、今シーズンも136.2回を投げて防御率3.56/9勝5敗/WHIP1.15と安定した投球を続けています。

さらに、ジャイアンツの本拠地であるAT&Tパークはかなり投手が有利な球場であり、チームの内外野の守備は安定していて、バスター・ポージーのリードで投げることができるため、さらなる成績の向上が期待できそうです。

すでに昨シーズンのジャイアンツ移籍後に12試合で防御率2.17/WHIP1.04と成績を向上させたジェイク・ピービーのような活躍をしてくれるのではないかとの声もメディアからは上がっています。

そしてこの補強の結果、ティム・ハドソンが先発ローテから外れることになるようだと、複数のメディアが報じています。

派手なビッグネームの補強ではないものの、内容と中身のある投手を獲得して補強するサンフランシスコ・ジャイアンツらしい味のある動きとなりました。

ドジャースとの地区優勝争い、そしてポストシーズン進出に向けて、意味のある戦力補強となりそうです。