セベリーノの「球種のクセ」がバレていた・・・3回6失点の炎上の原因か

ルイス・セベリーノの2018年シーズン前半は128回1/3で14勝2敗、防御率2.31、WHIP1.01、奪三振144という成績でサイヤング賞の最有力候補として名前が上がっていました。

しかし、シーズン後半は63回で防御率5.57と安定しない投球が続いた結果、シーズン全体では191回1/3で防御率3.39、19勝8敗、WHIP1.15、奪三振220という成績となりました。

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リーグチャンピオンシップで炎上したのは「クセ」が原因か

7月に防御率6.58、8月に防御率4.86で終わった時点ではワイルドカードゲームで登板させるのは難しいとも思われました。

しかし、シーズン最後の3試合では17回2/3で防御率2.04、奪三振18、被打率.212と復調気配を見せたことでワイルドカードゲームで先発起用されました。

その期待に答えてアスレチックス打線を4回を奪三振7、被安打2、与四球4で無失点に抑えました。

ところがレッドソックスとのリーグチャンピオンシップでは一転して3回で奪三振2、被安打7、与四球2で6失点と炎上し、相手に勢いを渡してしまいました。

復調していたことを感じさせる中での炎上だったのですが、「球種のクセが見破られていた」ことが原因だった可能性が高いようです。

ファンクレドスポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

Amidst the hullabaloo about whether Yankees ace Luis Severino gave himself enough time to warm up, or whether he was left on the mound too long, Yankees people believe Severino had another problem: that he was tipping his pitches.

“The Red Sox had his pitches,’ one Yankees person says, flat out.

『ウォームアップが十分ではなかったのではないか、またはマウンドに長く立たせすぎたのではないか、などの炎上の原因について騒ぎの中、ヤンキース関係者は「球種のクセが見破られていた」と考えている。』とヘイマン氏は伝えています。

Red Sox broadcaster Lou Merloni pointed out that he noticed there was a tipping issue, and it appeared Red Sox hitters were able to lay off Severino’s biting slider consistently. At one point, NESN noted that Jackie Bradley Jr. mouthed “fastball” on the bench to Mookie Betts on an 0-and-2 pitch to Brock Holt.

レッドソックス側の解説者であるルー・メローニ氏が「レッドソックスはセベリーノの球種のクセを見破っているので、打者が手を出してしまう鋭いスライダーを見逃すことができているようだ」と指摘していたようです。

実際に、2回のブロック・ホルトの打席でノーボール・ツーストライクのカウントから、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニアが、隣りにいたムーキー・ベッツに向かって「ファーストボール」とつぶやき、実際に98マイルのファーストボールが投じられたシーンを映像として捉えられています。

ヤンキースの関係者は、レッドソックス関係者がルイス・セベリーノの球種のクセについて話しているのも耳にしていたようで、そのことも炎上の原因として捉える根拠となっているようです。

Yankees people say they heard the “chatter” from Red Sox people about pitch tipping, and they all seem to believe there was something to it.

ポストシーズンは終わってしまいましたが、問題はこの「球種のクセ」ゆえにシーズン後半に炎上が続いた可能性があることです。

There have been whispers about such an issue in the past, understandable when a player of his talent struggles like he did over a two-month span. He had a 6 ERA over a dreadful 10-game period after the All-Star break.

ルイス・セベリーノのような才能をもった投手が、オールスター終了後の10試合で防御率6点台と2ヶ月に渡り苦しんだため、一部では「球種のクセが見破られているのではないか」という憶測が流れていたようです。

2017年のワールドシリーズではアストロズがダルビッシュ有の球種のクセを見破って、攻略したことが伝えられています。

ポストシーズンで安定した投球を続けていたダルビッシュですが、ワールドシリーズの2試合では炎上してしまいました。 ディビジョンシリーズ、...

以前にもダルビッシュの炎上が続いた時期にも、球種のクセが見破られているとの報道がなされていましたが、それを裏付けるようなワールドシリーズに関する報道でした。

この問題が影響しているのか、それとも単に体調の問題なのかは2019年のパフォーマンスを見る必要がありますが、2018年のダルビッシュは防御率4.95とマウンドに立っている時の成績も今一歩でした。

ルイス・セベリーノのクセがバレていた可能性はかなり高く、しかも同地区のライバルであるレッドソックスに把握されていることになります。この修正をしっかりとできるかどうかはセベリーノ本人のみならずヤンキースのチーム全体にとっても重要な課題となりそうです。

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