マリナーズとブルージェイズがホアキン・ベノワとドリュー・ストーレンの交換トレードで合意!

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シアトル・マリナーズとトロント・ブルージェイズがシーズン開幕前には重要な役割が期待されながらも、低迷していたベテラン投手の交換トレードを行いました。

シアトル・マリナーズは最近ブルージェイズからDFAさらたドリュー・ストーレンを獲得し、トロント・ブルージェイズはホアキン・ベノワを獲得するトレードが成立しています。

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ブルペンでの重要な役割が期待されながらも低迷した2人のトレード

シアトル・マリナーズはシーズンオフのトレードでホアキン・ベノワを獲得し、スティーブ・シシェックの前のセットアップを務めることが期待されていました。

しかし、チーム内でカイル・シーガー、アダム・リンドと並んでチーム内5番目となる800万ドルの年俸ながら24回1/3イニングで防御率5.18/WHIP1.44と低迷しています。

マリナーズにとっては800万ドルの年俸負担は小さいものではありませんので、今季終了後にFAとなるベノワでしたが簡単にDFAにはしにくい状況でした。

一方のドリュー・ストーレンは2015年シーズン終了後にFAとなり、トロント・ブルージェイズと1年837万5000ドルで契約を結びました。

ナショナルズ在籍時にはクローザーとセットアップの両方を務め、2015年シーズン開幕時にはクローザーでした。

2015年も29セーブをあげた時点で防御率1.73と好調だったのですが、ジョナサン・パペルボンをナショナルズが獲得したことで状況が一転します。

その後、セットアップに役割が変わってから調子を落とし、シーズン全体は防御率3.44に終わり、FA市場での評価を落としてしまいました。

そのため単年契約で再び価値を高めようとしたのですが、防御率6.21と低迷してしまい、ブルージェイズからDFAされるに至っています。

このトレードの意味するところは?

ともに不振で、年俸もほぼ同じ金額、今季終了後にFAとなるベテラン投手を交換するトレードで、さらにその差額分をナショナルズが負担するトレードとなっています。

ベノワが800万ドルで、ストーレンが837万5000ドルだったため、その差額をブルージェイズが負担するということになります。

そのため両チームともにこのトレードによる金銭的なメリットはありません。ですが、両チームともに無駄金になってしまいそうな800万ドルを、再度活かすためにトレードを行ったと考えられます。

マリナーズもベノワをいつDFAしてもおかしくありませんでしたし、ブルージェイズはストーレンをDFAしていました。

そのため両チームともにこの800万ドル程度の金額が、死に金になるところでした。

しかし、ベノワの昨年までのキャリア通算の防御率は3.84で、近年3年間は防御率1.98とかなり優秀な数字を残していましたし、ストーレンも昨年までのキャリア通算防御率は3.02、近年3年間は3.07と安定したリリーフ投手の1人でした。

どうせ死に金になるのであれば、その金額をただ捨ててしまうよりも、実績のある投手なので、チームメートや球場などの環境を変えることやコーチが代わることによる復活する可能性にかけてみたということになります。

ジェリー・ディポトGMはエンゼルスのGM時代の2014年にも同様のトレードを行っています。

防御率6.39と低迷していたクローザーのアーネスト・フリエリを、パイレーツでクローザーを努めながら防御率4.87と苦しんでいたジェイソン・グリーリと交換するトレードを行いました。

アーネスト・フリエリはパイレーツ移籍後も防御率10.13と低迷したのですが、エンゼルスが獲得したグリーリーは防御率3.48と成績を向上させ、同じくトレードで移籍してきたヒューストン・ストリートともに、不安定だったブルペンのテコ入れ役となりました。

ティポトGMはその時と同様の成果を期待したことが、トレード成立の理由の一つだったことは間違いなさそうです。

ドリュー・ストーレンのシーズン別成績は以下の表のとおりとなっています。

Drew Storen Stats 20160727

メジャーリーグで実績を残してきた実力のあるリリーバーではありますので、マリナーズ移籍が復活のキッカケとなるか注目されます。

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