ハビアー・バエズとカイル・シュワーバーが本格ブレイクの兆し!そう考えられる理由とはとは

Chicago Cubs Top Catch

シカゴ・カブスは4月22日の試合で初回にクリス・ブライアントが頭部に死球を受けて離脱しました。主砲の離脱という事態となったのですが、そのロッキーズ戦では9点を奪い、4月24日のインディアンス戦では10点を奪うなど、影響を感じさせない得点力を維持しています。

そのカブス打線の好調さの原動力となっているのがハビアー・バエズとカイル・シュワーバーの2人です。

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ハビアー・バエズとカイル・シュワーバーが打者として成熟

4月24日を終えた時点での2人の打撃成績は以下のとおりとなっています。

打率 出塁率 長打率 OPS 二塁打 三塁打 本塁打 打点
J.バエズ .299 .365 .740 1.105 7 3 7 24
K.シュワーバー .302 .413 .635 1.048 3 0 6 16

素晴らしい数字が並んでいるのですが、「開幕直後に好調の波が訪れているだけ」というように捉えることもでき、この後に失速してしまうケースは少なくありません。

しかし、CBSスポーツのマット・スナイダー氏は、この2人がこのまま本格的にブレイク・アウトするかもしれないと分析しています。

マット・スナイダー氏による分析の要約は以下のとおりとなっています。


ハビアー・バエズ

  • 長打率や打点でリーグトップという状態を維持できるとは思わないし、四球を多く選ぶこともないかもしれない。ただ、クリス・ブライアント、アンソニー・リゾ、ウィルソン・コントラレスの前に置くと、投手はバエズを歩かせたくないので甘いボールがきやすくなり助けとなるだろう。
  • いまだにストライクゾーンではないボールを振ってしまうが、その数は減ってきていて、三振率は昨年の28.3%から21.2%に改善され、コンタクト率も平均以上の水準を維持。逆方向への打球も増えていて21.9%から25%に上昇。
  • 運に左右されやすいものの良い数字になると打撃成績も良くなるBABIP(ホームランを除くフェアゾーンに飛んだ打球がヒットになった割合)は.308とキャリア平均の.330よりも悪い。つまり、運に恵まれていないにもかかわらず素晴らしう打撃成績を残している。
  • 強い打球を打っている割合を示すハードコンタクト率は40%でキャリアハイの32.7%を上回る水準

ボールの選球眼が向上し、ボールを捉える割合が増え、なおかつ強い打球の割合も高まっているということがデータからわかります。このことからポテンシャルを高く評価されていたハビアー・バエズが打者として成熟していると考えられ、このままブレイク・アウトするのではないかという見立てです。


カイル・シュワーバー

  • 昨年は多くのホームランを打とうとしすぎる、強引に引っ張りすぎる、三振が多すぎるといった課題が露呈したが、それが改善されている。
  • BABIPが.333とキャリア平均の.300を越えるなど、やや運に恵まれていることによる好成績の影響も否定できないが、守備シフトの逆に打つことができるようになったことがプラスとなっている可能性がある。昨年は打球の44.5%が引っ張ったもののだったが、今季は35%に抑えられている。
  • 最終的に打率は.265から.270くらいに落ちる可能性はあるが多くの四球を選ぶことができることと、卓越したパワーがあることを考えれば悪くない。
  • 典型的なパワーヒッターと同様に空振りが多いのが課題だが、空振り率は昨年の30.9%から24%に、ボール球を振ってしまう割合は28.4%から24.5%にそれぞれ改善。

極端に引っ張りすぎることで守備シフトの餌食になっていましたが、逆方向にも打てることになったことで、その問題が解消されつつあります。またホームランを狙いすぎるため強引なバッティングで空振り、三振が多かったのですが、打席で状況に応じて我慢できるようになっていると考えられるデータが残っています。

カイル・シュワーバーもハビアー・バエズと同様に打者として成熟しつつあることを感じさせるデータがあるため、マット・スナイダー氏は幸運、偶然による好成績ではなく、今後も良い状態が継続されるのではないかと予想しています。

アンソニー・リゾ、クリス・ブライアントというメジャーを代表する左右のパワーヒッターが看板ではありましたが、ウィルソン・コントラレスに続いて、ハビアー・バエズ、カイル・シュワーバーが脇を固めるようになれば、息を抜く暇もない打線となります。

シーズン序盤は先発ローテのうちダルビッシュとホセ・キンタナが苦しんでいることもあり、順調には勝ち星を積み上げることができていません。これらの若い選手たちの能力を考えると、シーズン全体を通じてみた時にカブスが停滞し続けるのは考えにくいと言えます。

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