クリス・セールとホセ・キンタナはオフにはトレードか!米大物記者が予想

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2016年シーズンオフのFA市場は先発投手の人材が乏しく、エースクラスの投手が欲しいチームはFA市場での補強がほぼ不可能な状況です。

現状ではドジャースのリッチ・ヒル、パイレーツのイバン・ノバなどがFAの先発投手としてはトップクラスとなるためです。

そのためエース級をチームに加えるためには、トレードでの補強しか選択肢がないのですが、その動向の中心となりそうなのがホワイトソックスです。

ホワイトソックスのNO.1-2スターターであるクリス・セールとホセ・キンタナは、トレード期限前にも大物・目玉選手として注目を集めました。

しかし、実際には噂にはなったものの、トレードは成立しませんでした。

そのクリス・セールとホセ・キンタナについて、トレード・FAなどの情報の正確さと早さで知られる大物記者のジョン・ヘイマン氏が”Heyman: 20 best trades of the last two seasons”という記事で以下のように伝えています。

The White Sox never put Chris Sale or Jose Quintana through waivers, which shouldn’t be taken as evidence they have no interest in exploring trades for them. There was just no way, with those team-friendly contracts, that they could have made the right deals for them after being claimed. The White Sox will resume exploring trades for their two aces this winter, though as was reported here, their price tag is high and their owner Jerry Reinsdorf, never big on rebuilds, is now 80 and wants to win now or soon.

『ホワイトソックスはクリス・セール、もしくはホセ・キンタナをウェーバーにかけることがなかったのだが、そのことによりホワイトソックスが彼をトレードに出すことに関心がない証拠と捉えるべきではない。チームにとってメリットが大きい契約の両投手をウェーバーにかけて、獲得意思を示したチームと交渉しても妥当な取引はできないからだ。ここで伝えているとおり必要となる代償はかなり大きく、再建モードにはあまり理解を示さないオーナーのジェリー・ラインズドルフは80歳となり、今すぐもしくは近いうちに優勝をすることを望んでいるが、ホワイトソックスはこの冬に、両エースのトレードを模索するだろう。』

トレード期限前にもこの2人の名前は頻繁に上がっていたのですが、結局はトレードは成立しませんでした。その時の状況については以下のようにジョン・ヘイマン氏は伝えています。

The ChiSox talked the Red Sox, Rangers, Dodgers and others about at least Sale, but sources now say they knew by the last day or two their price of five prime prospects or young players would not be met, and Sale would stay …

『ホワイトソックスは少なくともセールのトレードについて、レッドソックス、レンジャーズ、ドジャースなどのチームと話をした。しかし、関係者によるとホワイトソックスはトレード期限前の最終日もしくは前日には要求する5人のプロスペクトもしくは若い選手のパッケージを得ることはできないことを知り、セールはチームに残ることになった。』

ホワイトソックスはトレードに出す気がないわけではなく、あくまでも要求する条件を引き出すことができなかったので、トレードに出さなかったに過ぎないということになります。

レッドソックスとの交渉ではジャッキー・ブラッドリー jr.を含むパッケージを要求したともされているため、さすがに応じることができるチームはいなかったようです。

ただ、この2人の成績と契約の規模を考えれば、法外な要求でもないと言えます。

ホセ・キンタナは2013年から2015年の3年連続で200イニング以上を投げて、防御率3.40/WHIP1.25/奪三振率7.7/与四球率2.3という安定した成績を残しています。

そして27歳となった2016年シーズンも28試合184イニングを投げ、防御率3.13/WHIP1.13/奪三振率8.1/与四球率2.0とキャリアベストのシーズンを送っています。

そして契約は2014年から2018年までの4年間で2650万ドル、2019年と2020年ともにチームオプションとなっています。契約の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 2014年(25歳)$850,000
  • 2015年(26歳)$3,400,000
  • 2016年(27歳)$5,400,000
  • 2017年(28歳)$7,000,000
  • 2018年(29歳)$8,850,000
  • 2019年(30歳)*$10,500,000
  • 2020年(31歳)*$11,500,000

投手として脂の乗ってくる31歳までの期間を、格安の値段でコントロールできる契約です。

そして一方のクリス・セールは2013年から2015年に平均で199イニングを投げて、防御率2.92/HWIP1.05/奪三振率10.7/与四球率1.9。

27歳となった2016年は193.2イニングを投げて防御率3.07/WHIP1.01/奪三振率9.0/与四球率2.0と、今年もサイヤング賞の投票で名前が上がるのが確実で、5年連続でサイヤング賞投票のトップ9に入ることが見込まれます。

そのクリス・セールの契約は2013年から2017年の3250万ドルで、2018年と2019年がチームオプションになっています。

契約の内訳は以下のとおりとなっています。

  • 2013年(24歳)$850,000
  • 2014年(25歳)$3,500,000
  • 2015年(26歳)$6,000,000
  • 2016年(27歳)$9,150,000
  • 2017年(28歳)$12,000,000
  • 2018年(29歳)*$12,500,000
  • 2019年(30歳)*$13,500,000

現在のFA市場の相場とクリス・セールのパフォーマンスを考えれば、破格の安さと考えられ、これ以上にお得な契約はジャイアンツとマディソン・バムガーナーの契約(6年3556万ドル)くらいです。

現在はお金よりも、若いプロスペクトの方が価値があるとも言われる時代ではあるのですが、ワールドシリーズ制覇が至上命題のでエース級が欲しいチームにとって、選択肢が多くない今シーズンオフです。

トレードが成立する時には、大型となることは確実なため、注目されるホワイトソックスのフロントスターター2人です。

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