ウェイド・デービスのトレードはイアン・ケネディの抱き合わせが条件?ドジャースが有力候補か

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ワールドシリーズを入れても3ヶ月余りしかチームがコントロールできないアロルディス・チャップマンにシカゴ・カブスがチーム内のNo.1プロスペクトを放出する大胆な動きを見せました。

その結果、トレード市場で優秀なリリーフ投手を抱えるチームが要求する内容もつり上がっている状況です。

その中でも注目度が高いのはヤンキースのアンドリュー・ミラーとロイヤルズのウェイド・デービスです。

ロイヤルズのウェイド・デービス放出に対して要求している見返りはミラー以上とも言われていますが、その条件の一つにイアン・ケネディの抱き合わせでのトレードが含まれるようです。

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ウェイド・デービスとイアン・ケネディのパッケージトレードを希望か

Yahoo!スポーツのジェフ・パッサン氏が以下のようにツイートしています。

関係者からの情報として「ロイヤルズはウェイド・デービスのトレードにはイアン・ケネディをパッケージにすることを試みている。ドジャースが一番マッチしている相手だ。ウェイド・デービスを欲しがっているし、イアン・ケネディの契約を引き継ぐこともできる。

RagFan Sportsのジョン・ヘイマン氏は“Heyman: Dodgers showing interest in Royals closer Wade Davisという7月27日付けの記事で、ドジャースがウェイド・デービスに関心を示していることを伝えていました。

ドジャースはクローザーのケンリー・ジャンセンが防御率1.41で、ブルペンの防御率3.01がナ・リーグトップだったのですが、さらにウェイド・デービスを獲得することで盤石の状態にすることを試みているということでした。

ウェイド・デービスにはレッドソックスを始め、多くのチームが関心を持っているのですが、代償として必要な交換要員はトッププロスペクトを含む、複数のプロスペクトを必要とするため、獲得に動けるチームは限られています。

その要求に加えてイアン・ケネディを同時に引き取ってもらうことも試みていることになります。

ロイヤルズは2015年シーズンから2016年にかけてのシーズンオフにイアン・ケネディと2016年から2020年までの5年間で7000万ドルを支払う契約を結びました。

予算規模が小さいロイヤルズからすると年平均1400万ドルを約束する契約というのはかなりの負担なのですが、年俸の割り振りが均等ではないため、来季以降にはかなり大きな負担になります。

イアン・ケネディの年俸の割り振りは以下のとおりとなっています。

  • 2016年(31歳) 750万ドル
  • 2017年(32歳) 1350万ドル
  • 2018年(33歳) 1600万ドル
  • 2019年(34歳) 1650万ドル
  • 2020年(35歳) 1650万ドル

今年は年俸750万ドル、来季は1350万ドルとなるのですが、2017年シーズン終了後にイアン・ケネディが契約を破棄してFAになることを選択できるオプションを有しています。

元々、FAとなる直前のパドレスでの在籍3年間の成績が防御率3.94、平均で142イニングしか投げていない投手に支払い過ぎの感はあった契約でした。

さらに今季は114回1/3で防御率4.41と期待通りのパフォーマンスではないのですが、味方の守備の影響を排除した擬似防御率であるFIP(Fielding Independent Pitching)は5.34と、表面の数字以上に内容はさらに良くありません。

近年の成績と今季の成績、さらに年齢による衰えが顕著になりやすい33歳以降の3年間に4900万ドルが残ることを考えるとロイヤルズには負担が大き過ぎるイアン・ケネディです。

昨年はブレーブスがパドレスにクレイグ・キンブレルをトレードする際に、低迷し大型契約が残っていたメルビン・アップトン・ジュニアを抱き合わせにして放出しました。

ロイヤルズがウェイド・デービスにイアン・ケネディを抱き合わせて売りだそうとするのは、それと同様の動きとなります。

予算規模の小さいロイヤルズが、来季以降の補強の予算枠を確保するために、イアン・ケネディの契約を予算から外そうとするのは、自然なことと言えます。

マッチする相手として名前が上がるドジャース側は資金面では不安がありませんし、イアン・ケネディを引き取ることで先発ローテの層は厚く出来ますし、代償となるプロスペクトの質もその分落とすことができます。

またドジャースはケンリー・ジャンセンがいるものの、今季終了後にはFAとなりますので、来季の契約が1000万ドルのチームオプションとなっているウェイド・デービスは、来季の保険ともなります。

さらに地区優勝、ポストシーズン進出ではなく、ワールドシリーズ制覇が目標であるドジャースにとって、ポストシーズンの32回1/3で防御率0.84/奪三振46/WHIP0.96のウェイド・デービスは魅力的な存在です。

エリートクラスの獲得を目指す方針であることをアンドリュー・フリードマン社長が示唆していましたので、トレード期限前までの動きに注目です。

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