ロイヤルズがFA右腕のイアン・ケネディと合意!契約は5年7000万ドル(約82億円)に

Kansas City Royals Top Catch

ジョニー・クエトをフリーエージェントで失い、先発ローテーションの補強を模索していたカンザスシティ・ロイヤルズでしたが、ここ数日はパドレスからFAとなったイアン・ケネディに絞り込んでいると報じられていました。

その報道どおりにロイヤルズはイアン・ケネディと5年7000万ドル(約82億円)で合意したようだと、複数メディアが報じています。

マーケットが大きくないため予算に制約があるロイヤルズですが、アレックス・ゴードンとの4年7200万ドル、ホアキム・ソリアと3年2500万ドル、クリス・ヤングに2年1150万ドルと、FA市場に大金を投入しています。

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5年7000万ドルは払い過ぎの感が否めずもバウンスバックに期待

イアン・ケネディは2014年に201.0回を投げて防御率3.63/13勝13敗/奪三振207/WHIP1.29と好成績だったのですが、2015年は低迷しました。

2015年は168.1回で防御率4.28/9勝15敗/奪三振174/WHIP1.30という平凡な数字に終わりました。

奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)は9.3、与四球率(9イニングあたりの与四球数)は2.8と良かったのですが、被本塁打が増えたことにより失点が増えたため、FA市場での価値が低下しました。

さらにクオリファイング・オファーを拒否したことによりドラフト指名権を失う問題が生じるため、動きが鈍い状態が続いていました。

そのような状況を考えればケネディが契約最終年に35歳となる5年契約で、総額7000万ドルを提示したのは驚きではあり、やや払い過ぎの感が否めません。

ただ、2017年シーズン終了後に契約を破棄してFAとなるオプトアウトもつけられていますので、年俸を単純に年平均で割るのではなく、比重を変えた設定になっている可能性がありそうです。

パドレスの本拠地であるペトコパークはMLB屈指の投手有利の球場であるにも関わらず、イアン・ケネディの被本塁打が多くなったことは気にかかるところではあります。

しかし、その傾向はジェームズ・シールズなどにも見られていて、捕手の力量の問題も指摘されています。

パドレスは昨シーズンオフに攻撃力を重視した布陣にロースターを組みかえたのですが、そのことによる守備力の低下も問題ではありました。

その点ではロイヤルズはサルバドール・ペレスが捕手を務め、内外野ともに守備力が高いため、イアン・ケネディの成績が改善され、バウンスバックにする可能性はありそうです。

派手さはないもののバランスがとれているロイヤルズ

ロイヤルズはイアン・ケネディの加入で、エディンソン・ボルケス、ヨーダノ・ベンチュラ、クリス・メドレン、ダニー・ダフィーとともに先発ローテーションを編成することになる見込みです。

FAで再契約したクリス・ヤングは、昨シーズン当初と同様に先発とリリーフの両方をこなすスイングマンを務めることになりそうです。

イアン・ケネディの加入で先発ローテの層が厚くなったことは間違いないのですが、エースらしいエースがいないという問題は抱えたままのためリリーフ陣のパフォーマンスが2016年も重要になりそうです。

トミー・ジョン手術を受けて2016年に投げることができないグレッグ・ホランドには契約を提示せずFAとなりましたが、ウェイド・デービス、ケルビン・ヘレーラ、ルーク・ホッチェバーが残っています。

そこにクローザーの経験と実績のあるホアキム・ソリアを加えて層を厚くすることはできていますので、2016年もブルペン陣は一定の計算ができると見込めます。

ロイヤルズはこのオフにFA選手に1億7000万ドル以上をコミットするなど、ワールドシリーズ連覇に向けて、積極的な補強が続いています。

また契約ができていないもののマイク・ムスターカスの年俸まで含めると、2016開幕時の年俸総額が1億3000万ドルを越え、球団史上最高額となった2015年開幕時の1億1200万ドルを大きく上回ることが確実なため、ポストシーズンは外せない状況です。

ロースターの顔ぶれには派手さやインパクトはないことは否定できませんが、チームとしての総合力で勝負するタイプのチームで、バランスそのものは悪くありませんので、2016年も地区の優勝争いに絡んできそうなロイヤルズです。

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