主力がFAとなるロイヤルズの補強ポイントは?オフの動向をMLB公式サイトが分析

Kansas City Royals Top Catch

2014年と2015年に2年連続でワールドシリーズまで勝ち進み、2015年には制覇を果たました。

その素晴らしい成績を支えたのが若いコアプレイヤーたちでしたが、年俸総額に制約があるチーム事情もあり、トレードで次第に流出してきました。

それでもチームに残っていたエリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、アルシデス・エスコバー、ロレンゾ・ケインらがFAとなるこのオフはロイヤルズにとって大きな転換点となります。

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コアプレイヤーたちが流出するだけでなく、ジェイソン・バルガスなど2017年の主力だった選手もFAとなる状況なのですが、予算に大きな枠は残っていません。

ロイヤルズの予算の上限1億4000万ドルから5000万ドルとされているのですが、現時点での来季の年俸確定分が1億500万ドルに達しています。しかも、この金額は年俸調停権を有する選手の分が含まれていません。

ケルビン・ヘレーラ、ブランドン・マウラーら5名が調停権を有しているのですが、それらの選手をトレードすることなく契約を提示した場合には1300万ドルから1400万ドルが必要になる見込みです。

そうなるとトレードなどで年俸総額を削減しない限り、実際に補強資金として使用できる枠は2000万ドルから3000万ドルしか残りません。にも関わらず主力選手がFAとなりますので、少ない資金で多くの穴を埋めていくことになります。

加えて、mポストシーズン進出のために積極的なトレード補強を行ってきたこともあり、ファームの選手層もかつのような厚みはなくなっているため、「再建モード」の時期に来ているのではないかとの声が大きくなりつつあります。

しかし、2019年から新しいローカル放映契約が開始することもあり、デイトン・ムーアGMは大規模な再建モードへの移行は否定的で、2018年だけでなく2019年以降もポストシーズンを狙った編成を続けることを示唆しています。

ですが、先程から上げているような事情もあり、その道は容易くありません。

そのロイヤルズの補強ポイントについて、MLB公式サイトのジェフリー・フラナガン(Jeffrey Flanagan)氏が分析しています。

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フラナガン氏による補強ポイントは以下のとおりとなっています。


  • 最大の補強ポイントはジェイソン・バルガスがFAとなる先発ローテ。ダニー・ダフィー、ジェイソン・ハメル、イアン・ケネディ、ジェイク・ジュニス、ネイト・カーンズが来季も残るものの、層を厚くするだけでなく、質も高める必要がある。
  • 強力なブルペンが売りだった時代は遠い昔のものとなり補強が必要。残ったケルビン・へレーラはクローザーの役割から外され、つぎはぎだらけのブルペンは持ちこたえることができなかった。
  • 目途が立たない一塁の穴を埋める必要がある。アルシデス・エスコバーが抜けるショートにはラウル・モンデシー、マイク・ムスターカスが抜けるサードにはチェスラー・カスバート、ロレンゾ・ケインの穴はパウロ・オルランドが埋める期待ができる。ただ、エリック・ホズマーが抜けるファーストは見当たらない。
  • メルキー・カブレラがFAとなるライトにはホルヘ・ボニファシオ、ホルヘ・ソレアらが期待はできる。が、外野の両翼からもっと多くの攻撃面での貢献が必要。

予算の制約があるため、コアプレイヤーたちの全てを引き止めるのは困難なのですが、その中でも優先順位が高いと考えられているのがエリック・ホズマーです。
フランチャイズの顔であり、チーム内部にその穴を埋めれるようなオプションも存在しないため、再契約がオフの重要なかだいとなると予想されています。

ただ、争奪戦で契約総額が膨れ上がることになると、FA市場に出てくるローガン・モリソン、ルーカス・デューダ、マイク・ナポリといったベテランが候補になると見られます。

先発ローテに関しては、デイトン・ムーアGMは、すでによく知っている投手ということもあり、ジェイソン・バルガスの再契約に動くのではないかと予想されています。

トレードで考えられるのは64試合59回1/3で防御率4.25と低迷しながらも、今季の533万ドルから上昇し、800万ドルを越えることが予想されるケルビン・ヘレーラの放出です。
クローザーではなく、実績のあるセットアップとしてならば復活する可能性もありますので、トレード市場に出れば買い手がつくことは確実です。2018年シーズン終了後にはFAとなりますし、トレードではそれなりの見返りも期待でき、補強の予算枠も作ることができます。

これまでチームのコアだった選手たちの後釜となる若い選手たちが複数ブレイクアウトしない限り、かなりの苦戦が予想されるロイヤルズですが、デイトン・ムーアGMが限られたリソースでどのような編成をしてくるのか注目されます。

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