ロイヤルズの再建モードへの移行が濃厚に!少なくとも2-3年の低迷期を想定か

Kansas City Royals Top Catch

エリック・ホズマー、マイク・ムスターカス、ロレンゾ・ケイン、アルシデス・エスコバーというワールドシリーズ制覇のコアとなった選手たちが一斉にFAとなったロイヤルズです。

これらの全ての選手と再契約をする資金どころか、生じる穴を埋めるような戦力補強を行う資金もファームのプロスペクトも乏しいため、多くのメディアからは「再建モード」に移行するタイミングではないかとの声が聞かれました。

しかし、シーズンオフ当初のデイトン・ムーアGMは大規模な再建モードへの移行はせずに、ロースターを再編成することで2018年も勝負をかけていきたいというスタンスでした。

ところがその方針が変わったようです。

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カンザスシティスターのラスティン・ドッド氏が以下のように伝えています。

As baseball’s winter meetings loom next week, the Royals are still devising a plan for their future. Their window to contend appears to have closed as four pieces of their championship core hit free agency last month. They do not know what they will look like in 2018, or after. They are still pursuing first baseman Eric Hosmer, waiting on the market for the franchise cornerstone, hoping to retain a homegrown star on a long-term deal. But in conversations with club officials and industry sources, in surveying their finances and position, a clear picture emerges: The Royals are headed for a substantial rebuild across the next two or three seasons, even if Hosmer returns.

12月10日からウインターミーティングが開催されるのですが、それが近づいた今も明確なプランを確立するには至らず、思いを巡らせる状態が続いているとのことです。

その原因となっているのがコアプレイヤー4人がFAとなったことにより、2018年に優勝争いに絡む見込みがほぼなくなっただけでなく、その後についても見通しを立てることができない状態に陥っていることが伝えられています。

それでもフランチャイズの顔であるエリック・ホズマーとの再契約には動いているのですが、ポストシーズンに向けて、あがくためのものではないようです。

ロイヤルズ幹部やMLB関係者との情報交換する中で浮かび上がってきたロイヤルズの方向性は、「仮に再契約に成功しても2年から3年にわたる大規模な再建モードへ向かっていく」というものだったとラスティン・ドッド氏は明かしています。

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再建モードにも「既存のベテランと主力を完全放出」するものと、「将来的なコアとして残したい長期契約の選手は残す」ものとがあります。

ラスティン・ドッド氏は以下のように伝えています。

The scale of the process remains unknown. It is perhaps dependent on the future of Hosmer, though club officials see rebuilding scenarios that include the All-Star first baseman as well.

現時点では、どの程度の規模となるのかについて見えてこないようです。ただ、ロイヤルズの球団幹部はエリック・ホズマーを長期の再契約で連れ戻し、それを軸とした再建モードを構想しているようです。ただ、「エリック・ホズマーとの再契約の交渉結果に左右されることになるかもしれない」とドッド氏は述べています。

ロイヤルズがワールドシリーズ制覇を成し遂げることができたのは、「再建モード」のプロセスを成功させることができたためです。

下位に沈んだことにより得た上位のドラフト指名権を活かして2007年ドラフト1巡目2番目でマイク・ムスターカス、2008年ドラフト1巡目3番目でエリック・ホズマーを指名しています。
そして2011年シーズン開幕前に、生え抜きのエースだったザック・グレインキーを放出してロレンゾ・ケインとアルシデス・エスコバーを獲得しています。
さらに再建モードで年俸総額を抑えていたことによる資金面での余裕を活かしてアレックス・ゴードン、ビリー・バトラーと早い段階で契約延長しています。

この3年ワールドシリーズを制したのはロイヤルズの他、アストロズ、カブスの2球団で、いずれも大規模な再建モードへ経た上での結実です。

ロイヤルズは再び同じようなプロセスに移行し、再び若いコアプレイヤーを中心として優勝できるチームを目指していくことになります。

ただ、焦点は再建モードの規模で、2021年まで契約延長をしているダニー・ダフィー、サルバドール・ペレスの2人を放出するかどうか、というところになります。

エリック・ホズマーと再契約に成功できた場合には、2020年と2021年に優勝を狙うことを想定して上の2人を残すことを選ぶと予想されますが、そうでない場合にはこの2人を放出することも想定されます。

デイトン・ムーアGMは大規模な再建モードを望まない姿勢であることをインタビューで明かしています。が、その一方で良いオファーには耳を傾ける姿勢であることも付け加えています。

“If somebody blows your doors off on something, you always have to look at it,” he says. “You always got to look at it.”

アスレチックスのビリー・ビーン副社長、ホワイトソックスのリック・ハーンGM、タイガースのアル・アビラGMのように、デイトン・ムーアGMが、再建モードを宣言したわけではありませんので、確定した事実ではありません。

ただ、ラスティン・ドッド氏以外にもFOXスポーツのケン・ローゼンタール氏が同様の情報を伝えるなどしていますので、再建モードを実行することが濃厚になったロイヤルズです。

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