ロイヤルズは4勝14敗と低迷・・・2018年夏のトレード市場で「売り手」濃厚か

Kansas City Royals Top Catch

カンザスシティ・ロイヤルズはワールドシリーズ制覇のコアメンバーがシーズンオフにFAとなりましたが、エリック・ホズマーとロレンゾ・ケインはチームを離れたものの、マイク・ムスターカス、アルシデス・エスコバーを連れ戻すことができました。

さらにFA市場でルーカス・デューダ、ジョン・ジェイなどと契約し、すべてが噛み合えばワイルドカードを目指せる可能性を残すロースターを編成しました。

しかし、その目論見は完全に外れてしまい、4勝14敗という低調なスタートとなり、地区最下位に沈んでいます。

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2018年夏の移籍市場で売り手となる可能性が高まる

そのロイヤルズが2018年の夏のFA市場で売り手になることが濃厚だと、ファンラグスポーツのジョン・ヘイマン氏が伝えています。

The Kansas City Royals are a “slam dunk” to become a seller, one rival GM said.

……

They have endeavored to reward loyal fans who have supported them so enthusiastically in one of the best periods in their history, which is very nice. But of course, at some point, realism is expected to take hold, and the Royals would appear to have some significant pieces to draw interest, and perhaps sell.

ライバル球団のGMがロイヤルズが売り手になるのは「スラムダンク」と表現するほど、そうなる可能性が極めて高いことが伝えられています。

ロイヤルズはファンのサポートに応えるために、限られた資金で主力をつなぎとめてロースターを編成しましたものの、「現実」が迫りつつあり、関心を集める選手たちが売りに出されることになりそうだとされています。

They talked to teams this winter about ace pitcher Danny Duffy, young infielder Whit Merrifield and others, and while those talks have been portrayed as mostly potential offsets in case Hosmer accepted their $100 million, five-year offer, those players and some others could ultimately hit the trade market this summer.

複数チームとエースであるダニー・ダフィー、若いウィット・メリフィールド、他の主力選手のトレードについて話しあっています。ただ、その話し合いはエリック・ホズマーが5年1億ドルを受け入れて再契約した場合に、予算を削減するための準備だったようです。しかし、この夏はそれらの選手がトレードになる可能性があるとヘイマン氏は述べています。

Some others who could become available include starting pitcher Ian Kennedy, closer Kelvin Herrera, first baseman Lucas Duda, outfielder Jon Jay and Moustakas himself. Herrera may ultimately be seen as the jewel of the group, as he is off to a big start, and pen arms are obviously rising in value based on this unusual, unpredictable winter.

ダフィーとメリフィールドの他に具体的にトレード候補として、先発投手のイアン・ケネディ、クローザーのケルビン・ヘレーラ、ファーストのルーカス・デューダ、外野手のジョン・ジェイ、そしてサードのマイク・ムスターカスなどの名前が列挙されています。

その中でも移籍市場で価値が高まっているリリーフ投手としての実績があり、今シーズンは好調な滑り出しを見せているケルビン・ヘレーラが最も高価な選手となるかもしれないと、付け加えられています。

ケルビン・ヘレーラの今季年俸は794万ドルと、現在のクローザーの価格を考えれば格安と言える金額で、なおかつ、今季は6試合に登板して4回2/3を投げて防御率0.00、被安打2、奪三振8、無四球と好調です。

今シーズン終了後にFAとなるためレンタル選手ではありますが、ポストシーズンを勝ち進むためには優秀なリリーフ投手が多くいるに越したことはありませんので、市場に出れば争奪戦は必至です。

イアン・ケネディは支払いすぎと見られている5年7000万ドルの契約3年目のシーズンですが、4試合23イニングで防御率2.35、WHIP1.30、奪三振率8.6、与四球率2.7と良い出だしを見せています。

ダニー・ダフィーは「バーゲン」と評価されてきた5年6500万ドルの2年目を迎えた今季は21試合で防御率3.86、奪三振率9.9、与四球率4.7と悪くはないものの、1400万ドルの年俸に見合うほどの出だしではありません。来年以降の3年間で4600万ドルで残っていることを考えれば、シーズンオフほどには価値が高まらない現状となっています。

ジョン・ジェイ(OPS .716)、ルーカス・デューダ(OPS .739)はともに良いとは言えないスタートですが、マイク・ムスターカスは打率.348/出塁率.368/長打率.636/OPS1.004/本塁打4と好調です。

昨年の38本塁打、OPS.835が1年限りのものではないと感じさせるスタートで、年俸も550万ドルに出来高220万ドルと格安です。普通に考えれば移籍市場で価値が高まるはずですが、シーズンオフと同様にポジション上の問題が壁とはなるようです。

“They’d still have to find a contending team that needs a third baseman,’’ the rival GM pointed out.

「優勝、ポストシーズンを争うチームで、三塁手を必要としているチームをロイヤルズは探す必要がある」と、ライバルチームのGMは指摘しています。

マイク・ムスターカスにはクオリファイングオファーをシーズンオフに提示されましたので、今季終了後は対象外となります。そのためロイヤルズがポストシーズンを争わない限り、チームに残しておくメリットはありません。

どちらかと言えば投手のほうが高値がつく気配ではありますが、ルーカス・デューダは年俸は350万ドル、ジョン・ジェイは300万ドルと手頃な金額のため、シーズン途中に経験のあるベテランを格安で獲得することもできま。ロイヤルズは夏のトレード市場で関心を集めるチームの一つとなります。

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