ロイヤルズは年俸総額を削減へ・・・目標は9000万ドル以下に圧縮

カンザスシティ・ロイヤルズは2015年のワールドシリーズ制覇の後は、81勝81敗、80勝82敗と5割前後の勝率でしたが、2018年は12年ぶりに100敗を越えるシーズンとなりました。

チームが再建に舵を切っているため、致し方ないところはあるのですが、年俸総額が1億2200万ドルと、ロイヤルズのマーケットの規模を越えるものとなっていることを改善していく必要に迫られています。

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ロイヤルズは年俸総額を3000万ドル以上削減へ

ファンクレドスポーツのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

The Royals are expected to cut their payroll by $30 million to $35 million, from $120 million to $85 million to $90 …

年俸総額を今年の1億2000万ドルから、3000万ドルから3500万ドル程度削減し、8500万ドルから9000万ドルに圧縮する方向性であると伝えられています。

ロイヤルズのマーケットの規模としては9000万ドルから1億ドル程度が適正な金額と考えられていますが、この数年はそれを大きく超過していました。

ロイヤルズの年俸総額の推移は以下のとおりとなっています。

シーズン開幕時 シーズン終了時
2018 $122,233,117 未確定
2017 $143,005,817 $185,102,611
2016 $131,487,125 $177,170,963
2015 $112,857,025 $128,892,314
2014 $ 92,185,521 $ 97,747,983

ワールドシリーズに2014年と2015年の2年連続まで勝ち進んだことで、通常の収入以外にも大きな収益が発生しました。

ロイヤルズのオーナーサイドはそのエキストラの利益を、ファンの応援にこたるため、チーム強化へ投資してきました。

しかし、3年連続でポストシーズン進出を逃し、チームも再建に移行したたため、適正な年俸総額に戻すことを決断したようです。

ただ、この8500万ドルから9000万ドルの年俸総額を達成するためには、主力選手の放出を検討する必要があります。

  • アレックス・ゴードン:2000万ドル
  • イアン・ケネディ:1650万ドル
  • ダニー・ダフィー:1525万ドル
  • サルバドール・ペレス:1120万ドル
  • ホルヘ・ソレア:467万ドル

5選手で6700万ドル強がロックされています。ここにジェイソン・ハメルの1200万ドルのオプションを破棄するためのバイアウト200万ドルが必要なため、すでに7000万ドル程度が確定している状態です。

加えて以下の選手が年俸調停権を有しています。

  • ブランドン・マウラー:295万ドル(年俸調停3年目)
  • ネイト・カーン:137万5000ドル(同2年目)
  • ジェシー・ハーン(年俸調停1年目)
  • チェスラー・カスバート(年俸調停1年目)
  • ブライアン・フリン(年俸調停1年目)
  • パウロ・オルランド(年俸調停1年目)

マウラー、カーンあたりは契約を提示されない可能性がありますが、それでも年俸調停の選手に少なくとも200万ドルは見込む必要があり、他にも25人枠の選手に最低年俸の支払いが必要なため、さらに1000万ドル程度が見込まれます。

さらに、クローザーを任されているウィリー・ペラルタの300万ドルのオプションを行使する場合には、年俸総額は8500万ドルに達してしまいます。

そのため年俸の高い選手は、一部の金銭を負担してでも放出したいところですが、イアン・ケネディ、アレックス・ゴードンは引き取り手を見つけるのが難しく、ダニー・ダフィー、サルバドール・ペレスも市場価値が下がっています。

早い段階でポストシーズンを争えるチームを作り上げることをデイトン・ムーアGMは志向しているため、積極的に若い選手への切り替えを進めるものと予想されています。シーズンオフにこれらの主力選手をどう処遇していくのか、注目されます。

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