ロイヤルズがウェイド・デービスのトレードを検討か!次なる大物クローザーのトレードの可能性が浮上

ニューヨーク・ヤンキースがアロルディス・チャップマンをトレードに出し、現時点ではアンドリュー・ミラーを放出しない方針となっています。

そのためワールドシリーズ制覇を狙うために強力なリリーバーの獲得を目指すチームは、他チームに方向転換をせざるを得なくなります。

そのような中、次第に注目が集まっているのが売り手になる可能性が高まりつつあるカンザスシティ・ロイヤルズの絶対的なクローザーであるウェイド・デービスです。

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ロイヤルズがウェイド・デービスのトレード放出を検討か

Yahoo!スポーツのジェフ・パッサン氏は7月25日付けのWhy closer Aroldis Chapman is valuable and other trade infoといタイトルの記事で以下のように伝えています。

In one internal conversation, Kansas City was discussing possible destinations for Davis and considered the Washington Nationals, whose desire for a closer to replace Jonathan Papelbon would grow even stronger if they couldn’t get Chapman. With Davis under contract the rest of this season and for just $10 million next season, the Royals bandied about a potential target, according to sources: Lucas Giolito.

チーム内部の話し合いでウェイド・デービスをトレード先となる可能性があるチームについて議論されたようで、それはチャップマン争奪戦に敗れ、ジョナサン・パペルボンに代わるクローザーを必要としているナショナルズと考えられているとのことです。デービスは今季の残りと来季は1000万ドルのチームオプションが残っているのですが、関係者からの情報によるとロイヤルズはターゲットとなる可能性がある選手、ルーカス・ジオリト(Lucas Giolito)の名前を口にしているようです。

この関係者からの情報では、まだ本格的な交渉に入っていることはないものの、ウェイド・デービスのトレードについてロイヤルズが検討していて、さらに相手となるチームについても検討していることがうかがえます。

ここではナショナルズの名前があがっていますが、アロルディス・チャップマン争奪戦に参戦していたとされるインディアンス、ジャイアンツ、レンジャーズも興味を示すことが予想されます。

現在のMLBのリリーフ投手ではNo.1と言っても差し支えないウェイド・デービスのためトレード市場に出れば争奪戦は確実で、契約年数も残っているためアロルディス・チャップマン以上の大型トレードになると予想されます。

圧倒的なリリーフ投手としての実績があるウェイド・デービス

ウェイド・デービスのシーズン別成績は以下の表のとおりとなっています。

Wade Davis Stats 20160725

レイズ時代は先発投手として育成され、在籍最終年となった2012年にリリーフにまわったものの、トレード移籍後の2013年はロイヤルズで再び先発投手となりました。

しかし、先発投手としての通算成績は防御率4.57と冴えず、ロイヤルズでのリリーフ転向後に本格的なブレイクをしました。

2014年は72イニングで防御率1.00/3SV/奪三振109/WHIP0.85、2015年は67回1/2で防御率0.94/17SV/奪三振78/WHIP0.79、2016年も34試合に登板した時点で32回2/3で防御率1.10/21SV/奪三振31/WHIP0.98と圧倒的なパフォーマンスを継続しています。

この2年半のリリーフとしての成績は172イニングで防御率0.99/奪三振218/WHIP0.849、奪三振率11.41という成績でYahoo!Sportsのジェフ・パッサン氏が”robot closer”と形容するほどの圧倒的な成績での安定感を誇っています。

グレッグ・ホランドがいたためクローザーとしての実績は多くはありませんが、クローザーとしても今年は23回のセーブ機会で21セーブと高い成功率を残しています。

さらにウェイド・デービスの魅力はポストシーズンでも圧倒的なパフォーマンスを維持していることで、23試合32回1/3で防御率0.84/奪三振46/WHIP0.96と素晴らしく、ワールドシリーズ制覇を狙うチームにはノドから手が出るほど欲しい存在です。

ロイヤルズが狙っているとされるルーカス・ジオリト(Lucas Giolito)は2012年ドラフト1巡目全体16番目指名の22歳右腕で2013年から各メディアのプロスペクトランキングで100位以内に入り続けてきました。

特にここ2年でさらに評価を高めていて2015年シーズン開幕時にはベースボール・アメリカがMLB全体で7位、MLB公式サイトが6位、ベースボールプロスペクタスが6位に、2016年開幕時はさらに評価が上がり、ベースボール・アメリカが5位、MLB公式サイトとベースボールプロスペクタスが3位と、多くのメジャー関係者が注目するトッププロスペクトの中のトッププロスペクトです。

通常は簡単に手放さないレベルの選手であるのですが、ロイヤルズがそのルーカス・ジオリトを要求することは、おかしなことではないと述べています。

As in, arguably the best pitching prospect in baseball. If the Yankees are on the verge of getting a near-top 25 guy in Torres, plus more, for a maximum of three months’ action, a request for Giolito isn’t that crazy, right?

ルーカス・ジオリト間違いなくMLBのベストプロスペクトの投手だと評価した上で、最大で3ヶ月しかチームがコントールできないチャップマンにメジャー全体でトップ25に近い評価を受ける選手に加えて、さらにプロスペクトを獲得している状況では、契約が残り、圧倒的な実績があるウェイド・デービスの見返りとしてルーカス・ジオリトを求めることが過剰な要求といえなくなっているということです。

現地7月25日の試合前の時点で48勝49敗と負け越し、地区首位まで8ゲーム、ワイルドカードまで6ゲーム、ポストシーズン進出の確率が2.1%とシビアな予想がなされているロイヤルズです。

故障者が続出し、主力選手も不調というチーム状態で、年俸総額も上限に達し、昨年のジョニー・クエト、ベン・ゾブリストのトレードでファームの層も薄くなっていますので、売り手にまわる可能性は高まりつつあります。

ロイヤルズが売り手に踏み切った場合には、ワールドシリーズ制覇が視野に入るチームによるウェイド・デービス争奪戦は激しいものとなりそうです。

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