ロイヤルズがブランドン・モスを放出!エリック・ホズマーとの再契約への布石か

Kansas City Royals Top Catch

ロイヤルズはワールドシリーズ制覇のコアメンバーのうち、アルシデス・エスコバーと1年250万ドルに打席数に応じてで最大で150万ドルに達する出来高をつけて再契約しました。

すでにロレンゾ・ケインはブルワーズと5年8000万ドルで契約しましたが、まだエリック・ホズマーとマイク・ムスターカスは行き先が決まっていません。

FAとなったコアメンバーの中でも1番熱心に再契約に動いていたのがエリック・ホズマーなのですが、そこに向けての布石と考えられるトレードを成立させました。

ロイヤルズはブランドン・モスとライアン・ブッチャーをアスレチックスに放出し、見返りとして先発投手のジェシー・ハン、2Aの先発投手であるヒース・フィルマイヤーを獲得しています。さらにロイヤルズは325万ドルの金銭もアスレチックスに渡しています。

ロイヤルズのこのトレードの1番の目的はブランドン・モスの年俸負担を軽減することで、それに続いて先発ローテ候補としてジェシー・ハンを獲得したようです。

カンザスシティスターのラスティン・ドッド氏が以下のように伝えています。

ブランドン・モスは2017年と2018年の2年1200万ドルに加えて、2019年が相互の合意があった場合に1000万ドルで更新するミューチャルオプションが設定され、破棄した場合には100万ドルのバイアウトを支払う必要があります。

年俸の割り振りは均等ではなく、2017年が375万ドル、2018年が725万ドルとなっていました。2018年の年俸と2019年のバイアウトを合わせた825万ドルがロイヤルズにとっては小さくない負担でした。

そのため325万ドルの金銭とライアン・ブッチャーを抱き合わせることで、ブランドン・モスを放出して500万ドルを削減し、チームが4年間コントロールできる先発投手とメジャー昇格が近づきつつある2Aの先発投手を確保したことになります。

アスレチックスは、リリーフ陣の強化を志向していました。いくつかの補強はすでに行っていますが、左腕のリリーフがダニエル・コーロンブ1人ということもあり、左腕のライアン・ブッチャーはニーズにマッチする選手です。
ライアン・ブッチャーは2016年にパドレスで63イニングで防御率2.86、2017年はパドレスとロイヤルズの2球団合計で65回1/3で防御率2.89と結果を残しています。

ブッチャーは年俸も55万ドルと安く、2021年まで契約がコントロールできる選手のため、ロイヤルズとしても置いておきたい選手だと考えられますが、ブランドン・モスの放出による年俸削減のためには致し方ないとの判断に至ったようです。

デイトン・ムーアGMも、経済的な側面が大きなウェイトを占めたトレードであることを認めています(The economic part of it is very real to us)。

この年俸削減を目的としてトレードきはエリック・ホズマーとの再契約に向けて予算枠を作ることが目的だった可能性があるとMLB公式サイトのジェフリー・フラナガン氏はツイートしています。

さらにこの後、デイトン・ムーアGMに質問をぶつけた時の返事もツイートしています。

「今、このタイミングでFA選手について私が言及するのは適切ではない」とは述べたものの、「私たちがエリック・ホズマーについてどのように考えを持っているかは、常に明確にしてきた」と述べています。

ブランドン・モスを放出する前のロイヤルズの年俸総額は1億1300万ドルでしたが、このことにより1億800万ドル程度まで圧縮できたことになります。仮にエリック・ホズマーと7年1億6000万ドルで再契約しても、年俸総額は2016年開幕時の1億3000万ドル程度に抑えることができます。

デイトン・ムーアGMの言葉を見ても、エリック・ホズマーとの再契約はかなり優先順位が高いことは明らかです。このトレードにより、エリック・ホズマーの交渉が一気に進展する可能性が高まりました。

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