ロイヤルズとアレックス・リオスが1年1100万ドル(約13億円)で合意!青木宣親の再契約は遠ざかることに

Kansas City Royals Top Catch

ビリー・バトラーと青木宣親を失った打線の補強を進めていたロイヤルズが、ケンドリス・モラレスに続く補強に成功したようです。

レンジャーズからFAとなっていたアレックス・リオスと1年1100万ドル(約12億9,646万円)で合意したと、CBSスポーツのジョン・ヘイマンが伝えています。

この後、複数の記者がこの情報が確認しています。

懸案事項だった右打ちのライトを守れる外野手の補強として、トリー・ハンターとメルキー・カブレラの獲得に失敗したロイヤルズでしたが、予備プランではあるものの、補強にこぎつけたことになります。

そしてこの補強により、可能性もあるとされてきた青木宣親との再契約の可能性は低くなりました。

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2014年は走攻守で衰えを感じさせる面があったアレックス・リオス

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アレックス・リオスの年度別と通算での打撃成績、年俸は以下の表のとおりとなっています。

Alex Rios Stats 2014

アレックス・リオスの2014年は131試合492打数で打率.280/本塁打4/打点54/出塁率.311/長打率.398と、毎年15本から25本の本塁打を打ってきた長打力は陰を潜めました。

また通算で244盗塁するスピードもあるアレックス・リオスです。しかし、2013年までは77.0%の成功率を保っていいたのですが、2014年は65.4%と落ちています。

さらに守備面でも懸念される点はあります。2014年のライトの守備では、規定試合数に到達している選手の中で、レンジファクターが2.39で2位なのですが、守備率.977が最下位、守備防御点(DRS)が-3で9位、アルティメット・ゾーン・レイティングは-4.3と、守備面のスタッツは良くありません。

  • レンジファクター(RF):1試合平均(9イニング換算)でいくつのアウトに関与したかを示す指標 
  • 守備防御点(DRS):同じポジションの平均的な野手と比較して、守備でどれだけ失点を防いだか
  • アルティメット・ゾーン・レイティング(UZR):同一リーグの同じポジションの平均的な選手と比較して、守備でどれだけの失点を防いだかを示す指標

このように2014年の成績は、走攻守において33歳という年齢による衰えを感じさせるものがあったため、レンジャーズは2015年を1350万ドルで更新できる選択権を有してましたが、それ破棄して100万ドルを支払うことを選択しています。

このようにアレックス・リオスの獲得はリスクは高いのですが、他の外野手の補強に失敗したという事情もあり、リオスがバウンスバックすることにかけて、ロイヤルズにとって安くはない1100万ドルを投資することになったようです。

2015年のロイヤルズのスターティングラインナップは?

ケンドリス・モラレスとアレックス・リオスの獲得により、2015年のロイヤルズの打線は以下のようになると予想されます。

  1. アルシデス・エスコバー(SS):率.285/本3/点50/出塁.317/盗塁31
  2. ロレンゾ・ケイン(CF):率.301/本5/点53/出塁.339/盗塁28
  3. エリック・ホズマー(1B):率.270/本9/点58/出塁.318/長打.398
  4. ケンドリス・モラレス(DH):率.218/本8/点42/出塁.274/長打.338
  5. アレックス・ゴードン(LF):率.266/本19/点74/出塁.351/長打.432
  6. サルバドール・ペレス(C):率260/本17/点70/出塁.289/長打.403
  7. アレックス・リオス(RF)::率.212/本15/点54/出塁.271/盗塁17
  8. マイク・ムスターカス(3B):率.212/本15/点54/出塁.271/長打.361
  9. オマー・インファンテ(2B):率.252/本6/点66/出塁.295/盗塁9

外野には守備力の優れるジャロッド・ダイソンが控えにいますし、青木宣親がロイヤルズに戻ったとしても外野の4番手となるため、再契約の可能性は低くなりました。

アレックス・リオスが打率.278/本塁打18/打点81/OPS.756、ケンドリス・モラレスが打率.277/本塁打23/打点80という2013年に近い数字を残してくれれば、打線に厚みが生まれそうです。

守備や出塁率に関しては青木宣親の方がアレックス・リオスよりも良い数字が残っていて、ケンドリス・モラレスよりもビリー・バトラーのほうがより計算ができるため、2人をチームにとどめたほうが計算はしやすいはずでした。

しかし、ロイヤルズはケンドリス・モラレスとアレックス・リオスがバウンスバックすることで生まれる得点力により期待をする選択をしたことになります。

この2人に2年間で2800万ドルを投資する決断が、どのような結果を2015年のロイヤルズにもたらすのか注目していきたいと思います。