ロイヤルズが1対3のトレードでジョニー・クエトを獲得!ワールド・シリーズ制覇に向けてさらに戦力が充実

Kansas City Royals Top Catch

ア・リーグ中地区首位を走るカンザスシティ・ロイヤルズがシンシナティ・レッズからジョニー・クエトをトレードで獲得しました。

ジョニー・クエトは今季終了後にFAとなるため、プレーオフを合わせてもチームがコントロールできるのが5ヶ月足らずとなるレンタル選手なのですが、ブランドン・フィネガンなど質の高いマイナーリーガーを放出しての、大型補強となりました。

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ロイヤルズは小さくない代償を支払っての大型戦力補強に成功

ロイヤルズはこのトレードでブランドン・フィネガン、ジョン・ラム、コディ・リードの3人のマイナーリーガーの投手を放出しています。

ブランドン・フィネガンは2014年ドラフト1巡目全体17番目指名、コディ・リードは2013年ドラフトの2巡目指名、、ジョン・ラムは2011-2012年にはベースボールアメリカなどにトッププロスペクト100にも選ばれ、昨年は3Aで防御率3.97、そして今年は3Aで防御率2.97/9勝1敗とメジャー昇格の準備ができている投手です。

これらの質の高い投手3人を放出してまでも、ジョニー・クエトを獲得していますので、2015年に地区優勝だけでなく、ワールドシリーズ制覇を視野に入れていることは間違いありません。

ロイヤルズはチーム防御率3.43が両リーグ5位、ア・リーグでは1位となっていますが、ブルペンに大きく依存しています。

リリーフ陣の防御率は2.12と驚異的な数字で両リーグトップであるのに対して、先発投手陣は防御率4.26と両リーグ21位に低迷しています。

FAで獲得したエディンソン・ボルケスは防御率3.15/9勝5敗/WHIP1.25と安定した投球を見せているものの、エースへの飛躍が期待された2年目のヨーダノ・ベンチュラが防御率4.86/5勝7敗/WHIP1.31と低迷しています。

そしてダニー・ダフィーが防御率4.03/4勝4敗/WHIP1.41、ジェレミー・ガスリーが防御率5.35/7勝6敗/WHIP1.54と苦しんでいる状態です。

そのようなロイヤルズ先発投手陣の中で、好投を続けて防御率3.32/8勝6敗/WHIP1.07という成績を残してきたクリス・ヤングも6月は防御率4.34、7月は4.97と調子が下降してきていました。

さらには防御率3.98/5勝2敗/WHIP1.35のジェイソン・バルガスがトミー・ジョン手術により今季絶望となりましたので、先発投手を補強するのは自然な流れでした。

ジョニー・クエトの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Johnny Cueto Stats 2015

故障により登板数が少ないシーズンがあるものの、2011年から4年連続で防御率2点台をキープし、今季も防御率2.62/7勝6敗/WHIP0.93の成績を残しています。

ただ、味方の守備の影響を排除し、投手の実力を測るために被本塁打と与四球をベースにした指標であるFIP(Fielding Independent Pitching)が一度も2点台になったことがないことが懸念されます。

レッズは守備力が高いチームなのですが、それに助けられてのクエトの良い防御率ではあったのですが、ロイヤルズの守備力はレッズ以上に強力なため、その不安は軽減されそうです。

カンザスシティ・ロイヤルズは。昨年の雪辱を果たすための、強力な戦力補強に成功したと言えますが、小さくない代償を支払っての補強のため、今シーズンは結果を残すことが絶対に必要となりそうです。