ロイヤルズがベン・ゾブリストを獲得!ワールド・シリーズ制覇に向けてWin NOWモードを加速

Kansas City Royals Top Catch

今季終了後にFAとなるレンタル選手のジョニー・クエトを、小さくない代償を払って獲得したカンザスシティ・ロイヤルズが、さらなる補強に動きました。

オークランド・アスレチックスからスーパーユーティリティプレーヤーであるベン・ゾブリストをトレードで獲得しました。ゾブリストは今季終了後にFAとなるため、クエトと同様にレンタル選手となります。

ベン・ゾブリストは今年の1月にレイズからアスレチックスにトレードされましたが、およそ半年で再びトレードとなりロイヤルズに加わることになりました。

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ロイヤルズはまたしても1巡目指名の選手をレンタル選手のために放出

このトレードでロイヤルズは左投手の23歳のシーン・マナイア、右投手のアーロン・ブルックスという2人のマイナーリーガーを放出しています。

アーロン・ブルックスは2011年ドラフト9巡目指名の選手で、すでに去年にメジャー昇格している先発タイプの投手です。メジャーでは結果が残せていませんが、3Aでは防御率3点台後半という、そこそこの成績を残しています。

そして今回のトレードの鍵となったと考えられるのがシーン・マナイアです。2013年ドラフト1巡目全体34番目指名でロイヤルズに入団し、今季開幕前のプロスペクトランキングでも高い評価を受けていました。

各メディアのプロスペクトランキングでは、ベースボールアメリカが全体81位、MLB.comが56位、ベースボールプロスペクタスが85位にランクするなど、ロイヤルズチーム内にとどまらない評価を得ていました。

ロイヤルズはジョニー・クエトの獲得の際に放出したブランドン・フィネガンに続き、1巡目指名の選手をレンタル選手のために放出したことになります。

なぜロイヤルズがゾブリストを必要とするのか?

では、なぜここまでしてロイヤルズがベン・ゾブリストを必要とするのか?ということになります。

それはいくつかの理由がありますが、以下の3つが主なものとして挙げられます。

  • 左翼手のアレックス・ゴードンが故障からの復帰途上にあり9月頃までかかる見込みである
  • 二塁手のオマー・インファンテの成績が良くないこと
  • 右翼手のアレックス・リオスの成績が良くないこと

アレックス・ゴードンは脚の付け根の部分を痛めて故障者リストに入っているのですが、復帰の目処がたたず、復帰するのが9月までズレこむ可能性があると予想されています。

シーム総得点は両リーグ7位となる429点と、今年は得点力もアップしているロイヤルズですが、チームの中軸であり、得点源であるアレックス・ゴードンが長期離脱すれば、勝負どころとなってくる時期に不安が残る状態となります。

そこにレフトを守れるスイッチヒッターであり、今シーズンも打率.268/出塁率.354/長打率.447/OPS.801のゾブリストはその穴埋めが期待できます。

さらにアレックス・ゴードンが復帰してくれば成績の良くない二塁手のオマー・インファンテ、右翼手のアレックス・リオスの代わりにベン・ゾブリストを起用することができます。

オマー・インファンテとは2017年までの4年3000ドルあまりで契約したのですが、今季の成績は打率.230/本塁打1/打点29/出塁率.244/長打率.316でOPSは.559と惨憺たる成績となっています。

そして1年1100万ドルで契約したアレックス・リオスは打率.257/本塁打2/打点15/出塁率.293/長打率.332でOPS.625と、こちらも期待はずれになっています。

ベン・ゾブリストは外野の3つのポジションをカバーでき、内野は二遊間がメインでありますが、三塁と1塁も守ることができますので、インファンテ、リオスと入れ替えることで、そのポジションをグレードアップさせることができます。

またワールド・シリーズ制覇を視野に入れているチームにとって、主力選手の不調や故障者が出た際のリスクマネジメントが重要になりますが、多くのポジションを守れる両打ちのゾブリストがいることは心強いものとなりそうです。

ア・リーグトップとなる60勝 38敗で勝率.612と好調な成績で、地区2位に8ゲーム差をつける独走態勢になってきたカンザスシティ・ロイヤルズですが、手綱を緩めるこtなく、さらに戦力補強を行いました。

このクエトとゾブリストの補強は、地区優勝だけでなく、昨シーズンにわずかに及ばず逃したワールド・シリーズ制覇を実現するための動きであることは、間違いありません。

昨シーズンんの躍進を支えたリリーフ陣は今年も好調で、防御率2.13と両リーグトップの数字をたたき出しています。1985年以来の地区優勝、ワールド・シリーズ制覇に向けて万全の態勢を整えつつあるカンザスシティ・ロイヤルズです。