【MLBラウンドアップ】メジャーリーグ移籍最新情報(2015年11月27日)

メジャーリーグのトレードやロースター編成に関する記事を読んでいますが、情報が多いため記憶にとどめるのも容易ではなくなっています。

そのため備忘録を兼ねて、収集した情報をまとめて“MLBラウンドアップ”として記事にしていて、とりあえず2016年1月まで不定期とはなりますが、継続していく予定です。

最近はアップしていなかったので、多少古いものがありますが、備忘録の意味合いがありますので、ご了承願います。

2015年11月27日の細々としたトレード、FA選手の契約、契約延長などの動向に関する最新情報をまとめたMLBラウンドアップです。

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目次

2015年11月27日分のMLBラウンドアップの目次です。

マリナーズ:トレードとFA契約の動向

このシーズンオフに最も動きが多いチームとなっているのがジェリー・ディポトGMが指揮を執るシアトル・マリナーズです。

すでにホアキン・ベノワ、ネイサン・カーンズ、レオニス・マーティンらをトレードで獲得し、フランクリン・グティエレスを再契約していますが、その動きはとまっていません。

トレードでルイス・サーディナスをブルワーズから獲得し、FAではクリス・アイアネッタと1年契約で合意しています。

ルイス・サーディナスはレンジャーズがヨバニ・ガヤルドを獲得する際の交換要員としてブルワーズに放出されていました。

トップ100にランクされるMLBのトッププロスクトのミドルインフィルダー(SS/2B)でしたが、2015年は105打席で打率.196/出塁率.240/長打率.216を不振を極めました。

しかし、3Aでは103試合316打席で打率.282/出塁率.319/長打率.359と復調気配となっていました。

ただ、元々守備への評価が高い選手で、それゆえに2013年はMLB.comに84位、ベースボールプロスペクタスに86位、2014年はMLB.comが76位、ベースボールプロスペクタスが72位にランクしていました。

またベースボール・アメリカもランナーとしてのスピードがあり、守備では平均以上の肩、スムーズな動き、巧みなフットワークを持つ才能豊かな遊撃手と評価していました。

守備力と走力を重視するとの方針を打ち出しているジェリー・ディポトGMの方針に沿った補強です。

交換要員にはダスティン・アクリーのトレードでヤンキースから獲得したラモン・フローレスがなっています。

続いてFA市場ではかねてから噂されていたエンゼルスからFAとなったクリス・アイアネッタと1年契約で合意しています。

ジェリー・ディポトGMはアイアネッタを”プライマリーキャッチャー”と考えているとコメントしていて、一番多くの出場機会が与えられる見込みです。

ただ、1人の捕手が162試合すべてでマスクをかぶるわけではないと述べ、マイク・ズニーノにはパートタイムで出場機会を与える意向であることも合わせてコメントしています。

アイアネッタの契約は1年425万ドルに2017年が425万ドルのチームオプションとなっていますが、2017年に関してはアイアネッタが条件を満たした場合に600万ドルで自動更新される内容となっています。

岩隈久志との再契約に引き続き動いているようですが、用意している契約は2年2400万ドル程度とされています。

FA市場では3年4200-4500万ドルは手にできるのではないかとも言われいる相場より低めとなっているため、再契約にすぐにこぎつけれるかは微妙な情勢です。

11月25日に成立した主なトレード

ブルージェイズがアスレチックスのジェシー・チャベスを獲得し、リアム・ヘンドリックスを交換要員として放出しています。

ジェシー・チャベスは2014年と2015年に先発とリリーフの両方の役割をこなし、146.0回で防御率3.45/WHIP1.31、157.0回で防御率4.18/WHIP1.35という成績を残しています。

FAまで残り1年、先発とリリーフの両方をこなせるというのは1年前のマルコ・エストラダと同様の内容となり、先発ローテとリリーフの両方で人材が必要なブルージェイズにとって使い勝手の良い選手を獲得することができました。

デトロイト・タイガースがリリーフ投手のイアン・クロルとマイナーのGabe Speierを交換要員としてキャメロン・メイビン外野手をトレードで獲得しました。

ヨエニス・セスペデスがトレードでチームを去り、ラジャイ・デービスがFAとなり、タイガースの外野が手薄となっていました。

キャメロン・メイビンは2011年に40盗塁、2015年も23盗塁を記録したスピードがありセンターを守れる外野手です。

2015年は141試合に出場して打率.267/本塁打10/打点59/出塁率.327/長打率.370と目立って良い成績ではありませんが、キャリアベストと言える打撃成績となっています。

2015年の守備のスタッツは守備防御点(DRS)は-16、UZR(アルティメット・ゾーン・レイティング)は-7.2と良い数字ではありませんでした。

センターでアンソニー・ゴース、タイラー・コリンズのどちらかとプラトーンを組むことになると見込まれています。

残契約は2016年が800万ドル、2017年は900万ドルのチームオプションで100万ドルのバイアウトが設定されています。

デビッド・プライス:5球団が争奪戦も本人は”快適さ”を重視か

デビッド・プライスの争奪戦はカブス、カージナルス、ドジャース、ジャイアンツ、レッドソックスの5球団が強い興味を示しているとFOXスポーツのケン・ローゼンタールが伝えています。

まだどのチームが有力だとも言えない序盤戦の状況ですが、デビッド・プライスは契約金額だけでなく、そのチームにいることが「快適かどうか?」というものを他の選手よりも重視しているとローゼンタールは伝えています。

デビッド・プライスはレイズを気に入っていて、タイガースは移籍直後は戸惑いましたが最終的には馴染み、ブルージェイズでは最初から上手くフィットして快適だったようです。

この観点からするとレッドソックスはオルティスとのイザコザやボストンのファンとの諍いなどもあり、契約にこぎつけるのは簡単ではないとして、3000万ドル以上他チームを上回らないと獲得できないのではないかと過去にローゼンタールは予想していました。

ただ、その他に影響を与えるファクターとして、メジャーリーガーの多くがプレーをしたいと希望するセントルイス・カージナルスの本拠地からプライスの生まれ故郷であり、通っていた高校があるテネシー州ナッシュビルまでは車で5時間の距離であることを挙げています。

快適さを重視するプライスならば、自分のホームタウンから近いことは魅力になるのではないかということです。

そして資金力が豊富なドジャースは、レイズ時代のGMだったアンドリュー・フリードマンが社長を務めていることなども、決断を左右する要素となるだろうと分析しています。

ジョン・レスターがカブスとの契約を選んだのも、レッドソックス時代のセオ・エプスタインとの関係が後押ししていますので、デビッド・プライスの場合にもファクターになる可能性はあります。

デビッド・プライスとザック・グレインキーが動かないと、他のFA投手の相場も決まりにくい面がありますので、プライスの動向が大きなカギを握りそうです。

マリナーズ:マーセル・オズナのトレード獲得に興味

レオニス・マーティンを獲得したマリナーズですが、マーリンズのマーセル・オズナ外野手のトレードでの獲得に興味を示しているとESPNのJerry Cransikが伝えています。

Mariners GM Jerry Dipoto isn’t pausing for the holiday. MLB sources said he’s talked to the Marlins about a trade that would bring outfielder Marcell Ozuna to Seattle. Miami is seeking young, controllable starting pitching, and Roenis Elias and Nate Karns both fit that description. Taijuan Walker is almost certainly out of reach, and James Paxton’s injury issues would make him a risky bet for Miami.

要約すると以下の内容になります。

  • マリナーズはマーセル・オズナについてマーリンズと話をした。
  • そしてマーリンズは若く、FAまでの年数が多く残る先発投手を求めていて、ロエニス・エリアス、ネイサン・カーンズなどがそれにフィットする。
  • タイファン・ウォーカーはマリナーズが出さないだろう
  • ジェームズ・パクストンは故障が多いというリスクがマーリンズにある

そしてMLB.comのJoe Frisaroはマーセル・オズナのトレードは大型トレードになる可能性があるとツイートしています。

先発投手とマーセル・オズナの単純な1対1のトレードではなく、マリナーズとマーリンズは複数の大型トレードを視野に入れているようだと伝えています。

2015年は不振で苦しみましたが、極端に投手有利なマーリンズパークを本拠地としながら2014年に打率.269/23本塁打/打点85/出塁率.317/長打率.455/OPS.772という成績を残しました。

また守備面でも2014年は守備防御点(DRS)が+11、UZR(アルティメット・ゾーン・レイティング)が+3.3と良いため、マーセル・オズナはジェリー・ディポトGM好みの選手です。

しかし、元々高く評価されていた選手だけに、マーリンズも質の良い選手を獲得できるトレードでなければ簡単には応じない姿勢です。

マリナーズでそれに見合う投手となるとタイファン・ウォーカーとなるのですが、マリナーズも先発投手が十分とは言えませんし、フェリックス・ヘルナンデスが年齢的に高くなってきていますので、次のエースを育てる必要があります。

そのため応じられるとしてもロエニス・エリアスやネイサン・カーンズとなるのですが、それではマーリンズを納得させることができないようなので、複数の選手をパッケージにするトレードで合意を模索しているのではないかと考えられます。

マーリンズはファーストの左打ちのジャスティン・ブールとプラトーンを組める右打ちの一塁手を必要としていますが、マリナーズはマーク・トランボをトレードを模索していると考えられていて、トランボはマーリンズのニーズにフィットします。

ただ、年俸調停権があることにより900万ドルに達するであろうトランボの年俸がネックとなると見られているのですが、質の良い若い投手や野手などがパッケージになった場合には、マリナーズが年俸を負担することで合意することも可能性も考えられます。

Joe Frisaroはその後のツイートで、マーリンズはタイファン・ウォーカーをかなり欲しがっているようで、もしそれにマリナーズが応じる場合には複数選手が絡む大型トレードに発展すると予想されます。

ジャック・ズレンシックGM時代にはアンタッチャブルな選手が多かったマリナーズですが、ジェリー・ディポトGMがそれらの選手を躊躇なく放出していますので、その決断が注目されます。

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