【MLBラウンドアップ140930】2015年はどうなる?テキサス・レンジャーズのシーズン終了時点の最新情報

2014年シーズンが終了し、プレーオフに進出したチームは、さらに緊迫感が高まる時期になっていきますが、残念ながらそうならなかったチームにとっては、フロント、監督、選手の入れ替えを含めたチームの再編にシフトしていくことになります。

今シーズンは故障者が続出したため、シーズンの半ばにはポストシーズンの可能性がなくなった上に、9月に入ってロン・ワシントン監督の退任と激震があったテキサス・レンジャーズもそのうちの1つです。

ダルビッシュ有が在籍するため、多くの日本人が注目するチームの1つで、私もその中の1人です。

そこでシーズンオフの動向がどうなるのか?そして来季に向けての動きはどうなるのか?ということに関してん、シーズン終了時点の情報を、このページではまとめています。

このページでは以下のような内容についてまとめています。

  • 新監督の候補と決定の見通しについて
  • FA投手の獲得に動くのか?
  • 2015年の投手編成:ダルビッシュを含む故障者の復帰見込みと投手の再契約
  • 2015年の野手編成:正捕手は?ジュリクソン・プロファーの復帰は?アレックス・リオスの来季契約は?
  • 2015年に期待されているプロスペクト
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テキサス・レンジャーズの9月30日時点の最新情報のまとめ

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テキサス・レンジャーズの9月30日時点の最新情報は以下のとおりとなっています。

新監督の候補についてと決定の見通し

ロン・ワシントン監督の電撃辞任の後に、監督代行を務めたのがティム・ボガーでした。そのティム・ボガーが指揮をとり始めてからのレンジャーズは好調で、14勝8敗とチーム状態が上向きとなりました。

しかし、この結果によってそのままティム・ボガーが正式な監督になることにはならないようで、そのことはジョン・ダニエルGMとすでに確認しているとティム・ボガー本人も認めています。

新監督は、GMとの関係性、スカウト部門、育成部門との全体的なバランスと兼ね合いなどを含めて総合的に判断するため、今週から始まる予定のインタビューを経た後に、監督が決定するというプロセスになるようです。

現時点では候補としてレンジャーズの内部から監督代行のティム・ボガー、投手コーチのマイク・マダックス、3A監督のスティーブ・スティーブ・バーシェルが選考の候補となっていて、チーム外部からも5名ほどインタビューする予定だとFOXスポーツ・サウスイーストのアンソニー・アンドロ(Anthony Andro)が伝えています。

またアンソニー・アンドロによると、レンジャーズの監督を決定する時期として、ジョン・ダニエルGMは10月20日の週をメドにしているとのことで、これから3週間を過ぎたあたりで、レンジャーズの新監督が決定することになるようです。

FA投手の獲得に動くのか?

故障者の続出により先発ローテの編成にも苦労した2014年のレンジャーズでした。

この先発ローテのコマが足りないことはシーズン開幕前から指摘されていましたが、予算上の制限があり動くことができず、低迷の原因となってしまいました。

では、2015年はどうなるのか?ということですが、FOXスポーツ・サウスイーストのアンソニー・アンドロは、レンジャーズは、ジョン・レスターやマックス・シャーザーのようなトップFA選手の獲得には動かないつもりのようだと伝えています。

ジョン・ダニエルGMが、レスターやシャーザーらが獲得候補のリストにも入っていることは認めている一方で、「様々な理由により、このオフに最上級クラスのFA選手の獲得には動かないと考えている。」との考えを述べています。

ただ、全く獲得に動かないということではなく、「質の高い先発ローテーションを編成するのに他の方法があると考えている」ともジョン・ダニエルは述べていて、大金は積まないものの、投手の補強に動く意志はあるようです。

来季のレンジャーズの先発ローテは、ダルビッシュと、故障からの復帰後に37イニングを投げて防御率1.46/2勝0敗/奪三振25/WHIP1.05と安定した投球を見せたデレク・ホランドがNo.1とNo.2を務めることが濃厚です。

ですが、その後は計算できる投手が残念ながら見当たりません。コルビー・ルイスが唯一、規定投球回数に到達したものの防御率5.18でしたし、再契約の可能性があるものの一旦FAとなります。

また他の投手では、ニック・テペッシュが防御率4.36。ニック・マルティネスは9月は防御率2.40と良かったものの、シーズン全体では防御率4.55でした。

エンゼルス、アスレチックスだけでなく、マリナーズとアストロズも力をつけてきていますので、レンジャーズが効果的な投手の補強ができるかは、このオフの注目のポイントとなりそうです。

2015年の投手編成:ダルビッシュを含む故障者の復帰見込みと投手の再契約

ダルビッシュは11月の中旬頃にアメリカに一旦戻り、そこで肘のMRI検査を受ける予定で、そこで問題がなければシーズンオフのリハビリプログラムを開始する予定だとジョン・ダニエルGMが語っています。

開幕こそマイナーからスタートなったコルビー・ルイスですが、4月14日以降はコンスタントに投げ続けて、防御率5.18/10勝14敗/奪三振133/WHIP1.52という成績を残しました。

10勝こそしているものの、防御率もWHIPも褒められたものではないのですが、今シーズンは29試合170.1回というイニングを消化し、チームのブルペンを休ませ、ローテの編成の助けになったことは間違いありません。

そのコルビー・ルイスはポストシーズン終了後にFAとなりますが、フォートワース・テレグラムのジェフ・ウィルソン(Jeff Wilson)によると、現地9月28日のシーズン最終戦の日に、すでにジョン・ダニエルGMとコルビー・ルイスの代理人がテキストメッセージでやりとりをしていて、早い段階で結論が出ることになりそうだと伝えています。

また他の故障者の状況としては、フォートワース・テレグラムのジェフ・ウィルソンによると5月にトミー・ジョン手術を受けたマーティン・ペレスが11月には投球を再開する予定とのことです。順調にいけば6月頃の復帰が見こまれ、大事をとればオールスター前後に戻ってくることが予想されます。

そして6月に腰の脊椎固定手術を受けたマット・ハリソンですが、1月には投球を再開する予定だと、同じくジェフ・ウィルソンが伝えています。ただ、選手生命が危うくなる手術を受けたため、本当に復帰できるかどうかは、フタを開けてみないとわからない状況のようです。

タナー・シェッパーズアレクシー・オガンドに関しては、まだ復帰に関する見込みが報じられていません。8月時点の情報ではタナー・シェッパーズは来季開幕には間に合いそうですが、アレクシー・オガンドは復帰まで長引きそうな状況で見通しが立っていません。

2015年の野手編成:正捕手は?ジュリクソン・プロファーの復帰は?アレックス・リオスの来季契約は?

レンジャーズは、アレックス・リオスの来季契約を更新できるチームオプションを有していますが、アメリカの複数メディアがそれは行使されない見込みだと伝えています。

1350万ドルで2015年の契約をできるのですが、来季で34歳となること、打率.280/本塁打4/打点54/出塁率.311/長打率.398と長打力が失われていること、シーズン終盤に故障してしまったこと、などの理由で行使されないことが濃厚です。

レンジャーズはチームオプションを行使しない場合には、アレックス・リオスに100万ドルを支払う必要があるのですが、そちらを選択することになるようです。

続いて、ジオバニー・ソト、クリス・ジメネスらをシーズン中に放出したレンジャーズですが、現時点では来季の正捕手としてロビンソン・チリノスが有力となっています。

捕手として選手の面倒見がよいことなどの人間性も評価されていて、ジョン・ダニエルGMもロビンソン・チリノスが正捕手になることに対して不満は感じていないようだとFOXスポーツ・サウスイーストのアンソニー・アンドロが伝えています。

そしてレンジャーズのトッププロスペクトとして、MLB全体でもトップクラスの評価を受け続け、期待を集めていたジュリクソン・プロファーですが、2014年は肩の故障のため、MLBだけでなくマイナーでも試合でのプレーができませんでした。

その肩の治療にほぼ専念していたのですが、9月の末になっても改善が見られず、田中将大も受けたPRP(多血小板血漿)治療を9月26日に受けました。

そのためさらに2ヶ月から3ヶ月はボールを投げれない状態となったため、2015年の開幕に間に合うか見通しが立たない状況となっています。

2015年に期待されているプロスペクト

シーズン終了時点でレンジャーズのファームシステムで評価されているプロスペクトは、三塁手のジョーイ・ギャロ(Joey Gallo)と捕手のジョージ・アルファロ(Jorge Alfaro)です。

MLB.comのプロスペクトランキングにおいて、ジョーイ・ギャロはMLB全体で6位、ジョージ・アルファロが30位にランクされていて、その能力を高く評価されています。

ジョン・ダニエルGMもジョーイ・ギャロはスプリングトレーニンでチャンスが与えられることになると考えていて、ジョージ・アルファロもその可能性があるようです。

三塁には主砲のエイドリアン・ベルトレがいますが、2015年までは契約があり、2016年は自動更新の契約になっています。2015年シーズンにベルトレが600打席に達しない場合はレンジャーズが破棄できる契約のようですが、どちらにしても2016年までとなることが濃厚です。

そのエイドリアン・ベルトレの後釜として期待されているのがジョーイ・ギャロです。

ジョーイ・ギャロは、2014年は1Aと2Aでそれぞれ21本塁打を打つなど、マイナー合計では126試合439打数で打率.271/本塁打42/打点106/出塁率.394/長打率.615/OPS1.009と活躍しました。

2015年スプリングトレーニングの1つの見どころとなるかもしれません。