ロビンソン・カノが死球で右手を骨折・・・マリナーズの二塁はどうなる?

Seattle Mariners Top Catch

先発ローテーションのやりくりに苦労しながらも、何とか地区首位も見える位置で戦い続けているマリナーズでしたが、主砲であり、内野の要であるセカンドを守るロビンソン・カノが死球で右手を骨折してしまいました。

右手小指の骨折で最初のドクターの見解は手術が必要というものですが、フィラデルフィアでセカンドオピニオンをもらい、その上で最終的な治療法を選択することになりました。

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ディー・ゴードンの二塁への再コンバートも選択肢?

復帰のメドは全く立たない状況ではあるのですが、ジャイアンツのマディソン・バムガーナー、パイレーツのジョシュ・ハリソンらが同様の故障により6週間の離脱が見込まれています。そのためロビンソン・カノの戦列復帰はオールスター以降になる可能性が高いと予想されます。

ロビンソン・カノが抜けたことで打線は攻撃力がダウンし、さらに内野の要を失うことになりますので、攻守の両面でマリナーズには大きなダメージとなります。

ただ、現時点ではロビンソン・カノの離脱による穴を、ディー・ゴードンをセカンドに戻したり、外部から補強したりして埋めることは検討されていないようです。

以下は地元メディアであるタコマニューストリビューンからの引用です。

Dee Gordon won a Gold Glove at second base with the Miami Marlins in 2015 and Servais said that moving him back to second base was not an option.

“No, not at this point,” Servais said. “We’ll have to wait and see what’s best for the ball club and see how long Robby is actually out. And we’ll make a decision from there. We’ll look at internal options at second base and we’ll go from there.”

2015年にマーリンズでディー・ゴードンが二塁手としてゴールドグラブ賞を獲得していますので、センターから戻すことも選択肢となるはずですが、「現時点ではない」とサーバイス監督は話しています。さらに「チーム内部の選択肢で穴埋めをしていくつもり」であることも明かされてます。

マリナーズが抱えるセカンドの候補となるとアンドリュー・ロマイン、テイラー・モッター、ゴードン・ベッカムというユーティリティプレイヤーらとなります。ただ、これらの選手はポジションを固定してレギュラーとして起用するには物足りない面があることは否定できません。

ただ、ロビンソン・カノが手術を受けるかどうかにより復帰のタイムテーブルが見えていない状況ということが前提の話ではあります。サーバイス監督も「現時点では」と話しているように、故障離脱が長くなるようであれば方針が変わることが確実です。

カノの離脱が長期になるようであればディー・ゴードンをセカンドに戻し、外野をミッチ・ハニガー、ベン・ギャメル、ギジェルモ・エレディアの3人とユーティリティの選手もしくは3Aのジェイソン・ワースなど外野手を昇格させる方がロースターのバランスは良くなります。

そうなると「イチローを外さないほうが良かったのではないか」との声も出そうですが、マリナーズのフロントが3Aの選手でも大丈夫という判断をしたからこそのフロントへの配置転換であるため、全く想定していなかった事態ではないと考えられます。

ロースターから外した選手を戻せないルールであることをマリナーズが事前に把握していたことは間違いありません。以下は産経新聞の記事(イチロー、メジャー規定で試合出場できず)からの引用です。

規定によれば、ロースター(選手登録制度)からいったん外れた選手はいかなる理由であっても同シーズン中の再登録はできない。
 登録枠40人から外れたイチローについて、球団広報のレベッカ・ヘールさんは「今季は試合に出場できないが、引退はしていない。負傷者が出ても、40人枠外のため出場はできない」と述べた。

カノの復帰の見込みがはっきりするまではユーティリティを代わる代わるセカンドで起用し、離脱が長引くことが確定すればゴードンをセカンドに戻し、外野手を3Aから昇格させるのではないかと予想されます。

まずは「カノの右手手術が必要なのかどうか」が、今後のマリナーズの編成や補強を左右することになります。

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