レッドソックスがJ.D.マルティネスと会談へ!争奪戦の本命との予想

Boston Redsox Top Catch

地区2連覇は果たしたもののディビジョンシリーズで敗退し、ワイルドカードから勝ち上がった最大のライバルでヤンキースはワールドシリーズまで後1勝のところまで迫りました。

そのヤンキースがジャンカルロ・スタントンを獲得したことで注目されているのが、デーブ・ドンブロウスキー社長率いるレッドソックスがどのようなカウンターパンチを放つのかということです。

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レッドソックスがJ.D.マルティネスとフロリダで会談へ

デーブ・ドンブロウスキー社長はヤンキースのジャンカルロ・スタントンの獲得が正式発表されても、「チームのシーズンオフのプランは変わることはない」と周囲のヒートアップをかわすコメントをしています。ただ、その一方で「ワールドシリーズ制覇ができるチームを作り上げていくことに変わりはない」とも述べていて、しっかりと戦力補強に動くことを示唆しています。

現在ウィンターミーティングが行われている最中ですが、代理人のスコット・ボラス氏はクライアントであるJ.D.マルティネスに会場に来るように要請し、複数のチームと直接会談を持つ場をセッティングしようとしています。

FanRag Sportsのジョン・ヘイマン氏が以下のように伝えています。

Prized free agent slugger J.D. Martinez is coming to the Winter Meetings in Orlando, and will meet with representatives from the Boston Red Sox — among other teams — while he’s here.

ウィンターミーティングの開催されているオーランドで、J.D.マルティネスと複数球団が会う予定となっていることを伝えているのですが、レッドソックスの名前だけをハッキリと言及しています。ヘイマン氏はレッドソックスの球団幹部がマルティネス側と会う予定になっているという情報を入手していると考えられます。

情報筋はレッドソックスがJ.D.マルティネスの本命だと話しているようです。NBCスポーツのボストンのエバン・デルリッチ氏が以下のように伝えています。

The Red Sox are 90-10 in their pursuit of J.D. Martinez compared to other(s), a baseball source said Tuesday. That doesn’t mean a deal is 90 percent done, or that a deal is 90 percent likely to happen — it’s a matter of whom they’re pursuing.

交渉が9割がた合意に達したわけではないし、9割がた契約が成立するということではないと、デルリッチ氏は釘を刺しては射ますが、「J.D.マルティネスの争奪戦は、レッドソックスが獲得する可能性が90%、それ以外の球団が10%」と情報筋は話していることを伝えています。

レッドソックスが本腰を入れて交渉した場合に、争奪戦に勝つ可能性が高いと予想されているようですが、デルリッチ氏は結果はレッドソックスが誰をターゲットにしているかに左右される(it’s a matter of whom they’re pursuing)ことになると述べています。

エリック・ホズマーやホセ・アブレイユの名前も浮上しているため、J.D.マルティネスがトップターゲットになっていない可能性があることにも、デルリッチ氏は配慮しているものと思われます。

ただ、地元メディアであるWEEIのジョン・トマセ氏は、デーブ・ドンブロウスキー社長の話からレッドソックスのトップターゲットだと考えられると記事にしています。

デーブ・ドンブロウスキー社長の意中のプレイヤーは?

以下はWEEIのジョン・トマセ氏の記事からの引用です。

Dave Dombrowski has a bat in mind that he believes will bolster the Red Sox offense. “We know who we want,” he told reporters at baseball’s winter meetings, but he’s not ready to share the name.

Reading between the lines, however, one player certainly springs to mind — J.D. Martinez.

デーブ・ドンブロウスキー社長はレッドソックスの打線を強化するための意中の選手をハッキリと持っていて「私たちは誰が必要化を認識している」と話しています。ただ、具体的な選手名を明かすことはありませんでした。

しかし、ドンブロウスキー社長の話を総合するとJ.D.マルティネスがその選手であるといことが浮かび上がってくるとトマセ氏は述べています。

— He didn’t deny that the sides plan to meet.

— When asked if any hitters have balked at becoming a full-time designated hitter (Martinez is an outfielder on the team with three good ones), he said no.

— Most interestingly, he brought up the difficulty right-handers have hitting opposite-field home runs in San Francisco, which is considered a potential landing spot for Martinez. He dropped that tidbit in response to a question about how the Red Sox discuss Fenway’s unique dimensions with free agents.

  • 明言はしなかったが、マルティネスと会うことを否定しなかった
  • フルタイムの指名打者になることをためらう選手はいるか?と尋ねられた際に「いない」と答えた。(レッドソックスにはレギュラー外野手が3人いてマルティネスがDHとなる可能性が高いことを考慮した質問)
  • FA選手にフェンウェイ・パークの独特の形状をどのように説明するのか?と質問された際に、マルティネスに関心を示しているジャイアンツの本拠地である「AT&Tパークでは右打者が逆方向に本塁打を打つのは難しい」と、その一部を話した。

記者たちはJ.D.マルティネスに対する関心の深さを知ろうとして質問を投げかけているのですが、直接的には一切答えていません。しかし、J.D.マルティネスを想定していると考えられる回答をしているように感じられるとトマセ氏は述べています。

ヤンキースがジャンカルロ・スタントンを獲得したことにより、レッドソックスがJ.D.マルティネスを獲得する可能性が高まったと予想する声は少なくありません。その根拠となっているのが近年のマルティネスの成績はスタントンを上回るもので、レッドソックスの大きな戦力アップにつながると考えられているためです。

2017年のスタントンは59本塁打、132打点で二冠王となりましたが、J.D.マルティネスは45本塁打、104打点という成績でした。しかし、打席数の差は大きくスタントンは692打席だった一方で、マルティネスは432打席にとどまります。

本塁打や打点の数はスタントンの方が多いものの打席数が違いすぎます。中身をさらに見ていくとスタントンが打率.281/出塁率.376/長打率.631/OPS1.007、本塁打1本を打つのに10.1打席を要していて、打率.302/出塁率.366/長打率.741/OPS1.107、1本塁打に要するのは9.6打席と、内容では上回っています。

さらに近年3シーズンの成績でもJ.D.マルティネスがやや上回ります。スタントンは打率.265/長打率.354/長打率.580/OPS.934ですが、マルティネスは打率.296/出塁率.363/長打率.580/OPS.943という数字を残すなど、全く遜色ありません。

代理人のスコット・ボラス氏は総額2億ドルを要求しているとされています。多くのチームが出せる金額ではないのですが、デーブ・ドンブロウスキー社長は大型契約にひるむことはありませんし、オーナーサイドも補強資金をバックアップする姿勢です。さらにJ.D.マルティネスはデーブ・ドンブロウスキー社長がタイガース時代から良く知っている選手です。

参考記事:レッドソックスが「ぜいたく税を回避」税率リセットで補強資金は潤沢に

これから数日のレッドソックス、デーブ・ドンブロウスキー社長の動きは、ウィンターミーティングで大きな関心を集めることが確実です。

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