レッドソックスは好調もベストの状態ではない!残りの2016年シーズンでさらに良くなると言える根拠とは

Boston Redsox Top Catch

2013年のワールドシリーズ制覇の後、地区最下位に沈むという最悪のシーズンを2年連続で過ごしたボストン・レッドソックスです。

そのような不振のため、デーブ・ドンブロウスキー体制へ移行してチーム再建をはかったわけですが、2016年シーズンは1/4を終えた時点で25勝16敗と勝率は6割を越える.610、首位のオリオールズともゲーム差なしという上々のシーズン序盤となっています。

その好調なレッドソックスですが、まだベストの状態ではなく、これからももっと良くなる要素があるため、再びワールドシリーズを狙えるのではないかとFOXスポーツのキャメロン・ダシルバ(Cameron DaSilva)が分析しています。

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好調もまだまだ向上が期待できる余地が残るレッドソックス

FOXスポーツのキャメロン・ダシルバ(Cameron DaSilva)は”Why we still haven’t seen the best from the Boston Red Sox”というタイトルの記事で、レッドソックスが好調だと言える以下の様な数字を紹介します。

  1. 両リーグトップの240得点で、しかも2位のカブスは218点と大きく引き離している
  2. 両リーグトップの打率.296で、2位のパイレーツの.280を大きく上回っている
  3. 100個以上の二塁打を記録している唯一のチームで、2位以下に19個引き離している
  4. すでに31個の盗塁を記録し両リーグ2位で、年間で122個という素晴らしいペース

このように打線がかなり強力でチームの勝利に貢献しているのですが、投手の方はそうではありません。

チーム防御率4.22は両リーグ18位と今一歩で、奪三振はMLBで3番目に多い一方で、与四球が7番目に多いなどという問題を抱えていて、エースのでデビッド・プライスが防御率5.53と、キャリア平均の3.18よりはるかに悪い数字となっているるとキャメロン・ダシルバは指摘します。

しかし、デビッド・プライス、クレイグ・キンブレルといった補強の目玉が調子をあげてきつつある徴候があり、エドゥアルド・ロドリゲスの復帰など、さらに投手陣の戦力アップが期待できる要素があるとキャメロン・ダシルバは分析します。

  1. デビッド・プライスは直近の2試合で14イニングで三振を17個奪い、自責点は3点しかない。そして四球はわずかに2つで、防御率は6.75から5.53に改善。デビッド・プライスの登板時は味方打線が平均で7.4点を取っているなど援護も厚いため、プライスがクオリティスタート(6回自責点3)を続けるだけで、レッドソックスの成績は向上する。
  2. クレイグ・キンブレルはこれまでのスタンダードからすると良くはない。が、セーブ失敗は1回だけで、防御率2.50も良くなる気配がある。18イニングで8個の与四球と多いし、本塁打も2本すでに献上しているが、直近の9イニングでは1本のヒットしか許していない。
  3. 昨年21試合121.2回で防御率3.85、奪三振98という数字を残したエドゥアルド・ロドリゲスがまだ2016年はまだMLBで投げていない。彼が健康であればNO.3スターターになれる。彼がもどれば低迷するクレイ・バックホルツ(防御率6.11)の負担を軽減できる。バックホルツで勝つためには8点取る必要があるが、ロドリゲスであれば打線の負担を軽くすることができる。
  4. ハンリー・ラミレスがまだ長打力を発揮していない。昨年の同じ41試合消化時点では打率.263/本塁打10/打点23だったが、今年は打率.314/本塁打4/打点23という成績で、広角に打つことを重視している。そして長打力がこれから発揮されるだろう。彼が100試合以上に出場したシーズンは13本塁打より少なかったことはない。その13本塁打だった2014年で71打点をドジャースで残している。

レッドソックスは投手陣に問題を抱えているが、これはこれから改善されると予想され、ワールドシリーズに向うだろうとキャメロン・ダシルバは予想しています。

デビッド・オルティーズは打率率.312/本塁打10/打点34/出塁率.391/長打率.652でOPSは1.044と今年で引退する必要性を感じない打撃成績です。

そしてジャッキー・ブラッドリーJr.は高く評価されてきた主力に加えて、打率.338/本塁打7/打点32/出塁率.390/長打率.607でOPS.997と素晴らしい打撃成績を残しています。

そしてパブロ・サンドバルに変わって三塁を守るトラビス・ショーは打率.318/出塁率.391/長打率.550/OPS.940と、穴を埋める以上の活躍をしています。

そしてイグザンダー・ボガーツは打率.339/出塁率.395/長打率.494/OPS.889、ハンリー・ラミレスが打率.314/出塁率.363/長打率.464/OPS.827、ダスティン・ペドロイアが打率.299/出塁率.350/長打率.476/OPS.826とOPSが.800を越える選手を6人ラインナップに並べている状況です。

2013年のワールドシリーズ制覇をしたシーズンも打線が強力で、投手陣が不安定なのをカバーしながら勝ちを積み重ね、上原浩治をクローザーに据えるなどして投手陣が安定していくに連れて、2位以下を引き離していきました。

その時と似たような雰囲気がレッドソックスにあるように見受けられます。

オフの補強で獲得したカーソン・スミスも復帰し、上原浩治、田澤純一、キンブレルらとともに質と量ともによくなりつつあります。

2016年のボストン・レッドソックスは再びワールドシリーズ制覇に挑戦できる可能性があるチームの一つと予想され、トレード期限前の補強を含め、今後の動向がさらに注目されます。

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