レッドソックスの補強ポイントは先発投手!2016年トレード期限前のターゲットになる投手は誰か?

Boston Redsox Top Catch

34勝24敗で勝率.586とア・リーグ東地区首位のオリオールズとは0.5ゲーム差、ワイルドカード枠内につけポストシーズン進出に向けて好位置をキープしているレッドソックスです。

得点341は両リーグトップを維持していますが、投手陣は防御率4.35で両リーグで21番目、ア・リーグでは12番目と不安を抱えています。

その投手陣の中でもリリーフ投手陣は防御率3.64でリーグ7位とまだ良いのですが、先発投手陣は防御率4.72でリーグ10位と不安定なものとなっています。

そのためレッドソックスが地区優勝、ポストシーズン進出を成し遂げるためには、トレード期限前に先発ローテーションのアップグレードとなる補強が必要となっています。

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先発ローテーションの補強が必要不可欠な状況となっているレッドソックス

エースのデビッド・プライスは75.2回を投げて防御率4.88/7勝2敗/奪三振84/WHIP1.24と勝ち星こそ多いものの、防御率は4点台後半と褒められたものではありません。

ただ、徐々に調子を上げてきていて最近の5試合の防御率は2.62と圧倒的と言えるレベルではないものの期待されていたものに近いパフォーマンスを発揮しつつあります。

リック・ポーセロは5月の初めまでは防御率2点台となるなど良かったのですが、徐々に数字が落ち始め防御率4.04/7勝2敗/WHIP1.08とこちらも勝ち星こそ多いものの防御率は4点台となっています。

そのレッドソックスにとって支えとなっているのがナックルボーラーのスティーブン・ライトが防御率2.29/6勝4敗/WHIP1.13と好調なことです。

ただ、これまでメジャーでシーズン一番多く投げたのは2015年の72.2回、マイナーでも2008年の147.2回、2012年の141.2回というのが最多イニング数となっていますので、シーズン最後までパフォーマンスを維持できるかは不安は残ります。

そしてレッドソックスにとって悩みのタネはこの後の先発ローテーションが壊滅的な状態なことです。

クレイ・バックホルツは防御率6.35、ヘンリー・オーウェンスが5.11、期待されていたエドゥアルド・ロドリゲスは5.40、ショーン・オサリバンは7.84、さらにジョー・ケリーは防御率8.46で再びマイナー降格となりました。

このような先発ローテーションのためトレード期限前の補強は必要不可欠とも言える状況となっています。

ただ、トレード市場に人材が豊富ではないことも、レッドソックスにとっては悩みのタネとなっています。

レッドソックスの補強のターゲットになりうる投手とは?

トレード期限前に売りに出される選手の多くは、今季終了後にFAとなる選手が多いのですが、FAとなる予定の先発投手の層が薄く人材が豊富ではありません。

そのため買い手有利の市場となっていて、強力なグレードアップになるとは言えない投手の獲得に少なくない犠牲を支払う必要がある状況となっています。

そのようなトレード市場の状況ではあるのですが、レッドソックスの地元メディアの一つであるプロビデンスジャーナルのTim Brittonが”With rotation reeling, who might the Red Sox target in a summer trade?”というタイトルの記事で、レッドソックスの補強のターゲットになるであろう7人の投手をリストアップしています。

その7人の投手とTim Brittonの分析の要約は以下のとおりとなっています。なお(*)は参考のため、こちらで追加した情報です。

1. ソニー・グレイ(アスレチックス)

シーズン序盤は不調(防御率5.77)で、故障者リストから復帰したばかり。この2つの理由により彼の価値は下がっているが、エースとしての力量を持っていて(*2013-15:防御率2.88)、さらにチームがFAまで2016年の残りにプラス3年コントロールできるのは魅力。

2. リッチ・ヒル(アスレチックス)

昨年のレッドソックス在籍時での好成績(*4試合29.0回で防御率1.55)となった後、レッドソックスにとってトレード期限前に最も価値の高い先発投手になるかもしれない。(*今季は64.0回で防御率2.25と好調)。
長らくアスレチックスはトレードですぐに戦力になる選手を獲得してきたが、昨シーズンは1Aクラスの選手を獲得するなど方針転換していて、その要求にレッドソックスは応じることができる。ただ、今シーズンだけのレンタル選手だ。

3. フリオ・テヘラン(ブレーブス)

ダグ・フィスターやアニバル・サンチェスのような役割が期待できる。そして彼はレンタル選手以上の存在だ。ただ、ブレーブスはメジャーレベルの若い選手を見返りとして求めていて、レッドソックスがそれに応じる可能性は低い。ブレーブスはマット・ウィータースとの契約に熱心だったように捕手を探しているが、ブレイク・スワイハートは故障で交換要員として価値な下がった。

4. タイソン・ロス(パドレス)

タイソン・ロスは故障者リストに入ったばかりで、トレード期限前に復帰できるかも怪しい。そのため即効的な補強が必要なチームにとってあま魅力的ではない。

5. アンドリュー・キャッシュナー(パドレス)

キャッシュナーは最近2年間で成績を落としている(*メジャーでの最初の5年間は防御率3.25も、昨年と今年を合わせた防御率は4.44)。

6. ドリュー・ポメランツ

かつてのトッププロスペクトはパドレスでバウンスバックしている(*65.0回で防御率2.22)。ただ、レッドソックスの先発ローテを持続的にアップグレードできるかどうかは定かではない。

7. CCサバシア

数十年で初めてヤンキースがトレード期限前に”売り手”になるかもしれない。今年はメジャーでも通用する投手としてのピッチング(*防御率2.54)をしている。彼の獲得には多くのプロスペクトを放出する必要はないが、来年の2500万ドルの年俸の負担を受け入れる必要がある。
10&5による全30球団へのトレード拒否権を持っているので、彼の承諾なしにトレードは成立しない。

今年のトレード期限前にはあまり先発ローテーションのアップグレードになる投手が多く市場にでている状況ではありません。

すでに再建モードに入っているチームも選手を売り払っていることが多く、今季終了後にFAとなる投手にトップレベルの実力がある投手が見当たらないためです。

このTim Brittonが名前をあげた投手ではリッチ・ヒル、フリオ・テヘラン、ソニー・グレイあたりが有力なターゲットとなりそうです。

ただ、トレード期限前にチーム状態が悪化した場合には、完全は売り手となる可能性があるチームも存在します。

具体的な名前をあげるとダイヤモンドバックス、ロッキーズ、レイズ、エンゼルス、ツインズ、タイガースなどです。

これらのチームの成績もトレード市場の動向に変化を加えることになりますので、レッドソックスの先発ローテーションの補強動向にも影響を与えることになりそうです。

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