レッドソックスの補強のターゲットとなっているのは?先発投手補強が最重要課題に

Boston Redsox Top Catch

先発投手陣の防御率が4.80と低調で、デビッド・プライス、スティーブン・ライト、リック・ポーセロに続く先発4番手以降を固定できていないレッドソックスです。

そのためトレード期限前のレッドソックスの最重要課題は先発投手の補強となっているのですが、手こずっていることをデーブ・ドンブロウスキー社長は”This is not an easy starting pitching market,”と話して認めています。

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辣腕のドンブロウスキー社長も手こずるトレード市場の人材不足

デーブ・ドンブロウスキー社長は”Red Sox need reliable six-inning pitcher, not necessarily a No. 1-2.”と話していて、探しているのは、先発1番手、2番手を任せるようなフロントスターターではなく、6イニングをしっかりと投げてくれるバックエンドタイプの投手で良いと述べています。

先発投手のマーケットの人材が乏しいこともあり、投手を抱えている売り手側の要求もかなり強気なようで、数々の大型トレードを成立させてきたデーブ・ドンブロウスキー社長も苦戦しているようです。

そのような中、アメリカメディアでレッドソックスが獲得に興味を示していてスカウティングを行っていると報じられているのが3人の投手です。

まず一人目はオークランド・アスレチックスのリッチ・ヒルです。

36歳の左腕投手で、今年の契約は年俸600万ドルで今季終了後にFAとなるのですが、2016年は13試合76.0回で防御率2.25/9勝3敗/奪三振90/WHIP1.09と好調です。

ボストン・グローブ紙のニック・カファード氏は現地7月10日付けの”Rich Hill getting noticed before trade deadline”というタイトルの記事で、以下のように述べています。

In a 3-1 win over the Astros Thursday in which Hill went six innings, allowed one run, and struck out 10, he drew scouts from the Red Sox, Royals, Orioles, and Blue Jays.

「木曜日(7月7日)にリッチ・ヒルが6イニングを投げ、失点1、奪三振10で3対1でアストロズの勝利した試合で、レッドソックス、ロイヤルズ、オリオールズ、ブルージェイズのスカウトが視察にきていた。」

今年のシーズン中のトレード市場では一番の目玉となっているため、レッドソックス以外にも多くのチームがスカウティングを行っています。

リッチ・ヒルは昨年9月はレッドソックスで4試合に登板し29.0回で防御率1.55/奪三振36/WHIP0.66と結果を残しています。

3Aでもリッチ・ヒルを見た後の、メジャー昇格で、よく人柄や能力も把握し、なおかつチームで実績がありますので、レッドソックスのNO.1のターゲットと目されています。

2人目はフィラデルフィア・フィリーズのジェレミー・エリクソンです。

ジェレミー・エリクソンについては、FOXスポーツのジョン・モロシ記者が以下のようにツイートしています。

このツイートは7月8日時点のもので、「最近になってレッドソックスはジェレミー・ヘリクソンのスカウティングを行っていて、先発補強の選択肢の一つのようだ」と関係者が伝えているとのことです。

ジェレミー・ヘリクソンは29歳の右腕でレイズからダイヤモンドバックス、ダイヤモンドバックスからフィリーズとトレードで移籍し、今年の年俸は700万ドルで、今季終了後にFAとなります。

今年は18試合105.2回で防御率3.92/6勝6敗/奪三振93/WHIP1.20とまずまずの成績で、レッドソックスが探している4番手、5番手の投手というタイプの条件に合致する投手です。

3人目はレイズのジェイク・オドリッジです。

ボストン・グローブ紙のニック・カファード氏は現地7月10日付けの”Rich Hill getting noticed before trade deadline”というタイトルの記事で、以下のように述べています。

Jake Odorizzi, RHP, Rays — The Red Sox’ top talent evaluator, Frank Wren, recently traveled to St. Petersburg, Fla., specifically to watch Odorizzi. The Sox will get to see him live on Sunday. Odorizzi would likely not cost as much in return as would Chris Archer or Matt Moore.

「レッドソックスの選手評価・査定のトップであるフランク・ウォレンが特にオドリッジを視察するために、フロリダのセントピーターズバーグに行った。レッドソックスは日曜日の試合でオドリッジを対戦する。オドリッジはクリス・アーチャーやマット・ムーアほどの代償は払わなくても獲得できると見られている。」

ジェイク・オドリッジは26歳の右腕投手で、年俸調停権を有していないため年俸は52万ドルと安く、FAとなるのは最短でも2019年シーズン終了後となっています。

2011年から14年にかけてメジャーでもトップ100の評価を受け続けたトッププロスクトとされた選手で、2014年には168.0回を投げて防御率4.13/11勝13敗/奪三振174/WHIP1.28でリーグ新人王投票で8位、2015年は169回1/3で防御率3.35/9勝9敗/奪三振150/WHIP1.15という実績があります。

2016年は 98回で防御率4.47/3勝5敗/WHIP1.27とイマイチではありますが、その分、交換要員の質も落とせることができるのはメリットです。

ただ、現在の数字であれば他のレッドソックスの先発ローテ要員の投手から大きなグレードアップになるかは微妙なラインではあります。

デーブ・ドンブロウスキー社長が話すとおりであれば、一時は噂されたフリオ・テヘラン、ソニー・グレイと言った投手の可能性は低く、リッチ・ヒルがトップターゲットで、それに続くのが上記の2人という現状です。

しかし、オールスター後にポストシーズンを争うチームが大型連敗で脱落すれば、マーケットも大きく変わるため、まだもうしばらく具体的な動きまでには時間がかかりそうです。

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