レッドソックスはザック・ブリットンがターゲット?ヤンキースとの再契約は?

レッドソックスは108勝を上げてポストシーズンも勝ち進んでいますが、投手陣に関してはシーズンオフにテコ入れが必要となります。

先発ローテではネイサン・イオバルディ、ドリュー・ポメランツ、ブルペンからはクローザーのクレイグ・キンブレルがFAとなるためです。

クレイグ・キンブレルとの再契約もレッドソックスにとって可能性のある選択肢ではあるのですが、ニューヨーク・ポストのジョエル・シャーマン氏はザック・ブリットンを有力な候補と予想しています。

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レッドソックスがザック・ブリットンと契約する可能性が高い理由とは

以下はジョエル・シャーマン氏の記事からの引用です。

Now, the Yankees could watch Zach Britton, whom they acquired from the Orioles at the July 31 trade deadline, sign with the Red Sox as a free agent and replace fellow free agent reliever Craig Kimbrel as Boston’s closer.

『ヤンキースは、7月31日のトレード期限前に獲得したザック・ブリットンが、フリーエージェントとしてレッドソックスと契約し、クレイグ・キンブレルに代わってクローザーとなるのを目にすることになる可能性がある。』

シャーマン氏は記事の中で、レッドソックスがザック・ブリットンの獲得に本腰を入れる可能性が高い理由として以下のような内容を列挙しています。


  1. オリオールズの要求が高すぎるため手を引いたものの、2018年シーズン中のトレード期限前に獲得に動いていた。
  2. シーズン中のトレードによりクオリファイング・オファーの対象外のため、契約してもドラフト指名権を失わない。
  3. クレイグ・キンブレルが2019年5月で31歳、ザック・ブリットンは2018年12月で31歳と年齢も近い。
  4. アキレス腱断裂で出遅れ41イニングしか投げれなかったものの、登板を重ねていくと2014年から2016年に見せていた圧倒的な姿を取り戻し、96マイルのシンカーを捉えることは困難だった。
  5. メジャーでの331試合の登板は全てア・リーグ東地区所属でのもの。(通算541.2回・防御率3.21)

現時点では2017年と2018年に故障離脱があったザック・ブリットンよりも、クレイグ・キンブレルの方が金額も年数も多く保証する必要性が高いと予想されます。30歳を越えたクローザーと長期契約を結ぶことはリスクが高いため、比較的年数が抑えられるブリットンのほうが好ましいとレッドソックスが判断する可能性はありそうです。

ザック・ブリットン本人は「クローザーとして投げることができるチーム」よりも「優勝できるチーム」でプレーすることを重視することを明言しています。その点においてレッドソックスがフィットすることは間違いありませんが、それはヤンキースも同様です。

しかし、以下のような理由からヤンキースとの再契約の可能性は低いとシャーマン氏は予想しています。


  1. ブリットンの代理人であるスコット・ボラス氏が「クローザー」として売り込むことが確実。そうなるとアロルディス・チャップマンの年平均1720万ドル(5年8600万ドル)、ウェイド・デービスの1730万ドル(3年5200万ドル)といった金額がブリットンの相場に。
  2. クローザーとして契約したアロルディス・チャップマンとの3年4500万ドルが残っているので、ザック・ブリットンに同様の金額までは支払うことをためらう可能性が高い。
  3. フリーエージェント市場にはアンドリュー・ミラー、ジェウリス・ファミリア、デビッド・ロバートソン、グレッグ・ホランド、トミー・ジョン手術から復帰を目指しているトレバー・ローゼンタールなど他の選択肢も豊富。

フェンウェイパークという本拠地に加えて、ア・リーグ東地区にはヤンキースタジアム、カムデン・ヤーズ、ロジャース・センターといった本塁打、長打が出やすい球場が多くあります。

そのため三振でアウトをとれる、ゴロ比率が高いことが、好成績を残すためには必要となります。

ザック・ブリットンのGO/AO(ゴロアウト÷フライアウト)はキャリア通算で2.96、2018年は調整途上にあったオリオールズの16試合で3.00、ヤンキース移籍後の25試合では5.00と高い数字を記録しています。

特にリリーフ転向後は圧巻の数字で、GO/AOは2014年から2017年にかけて5.95、7.31、7.86、6.70と推移しています。奪三振率は2015年(10.83)や2016年(9.94)からは落ちていますが、それでも2018年は7.47を記録していますので、三振でもアウトをとれる投手です。

シャーマン氏が予想するように、レッドソックスが契約し、新たな守護神となるのをヤンキースが目にすることになるのか、シーズンオフの動向が注目されます。

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