レッドソックスの先発投手の大型トレード補強はシーズン終了後?FOXスポーツの名物記者が分析

Boston Redsox Top Catch

先発投手陣が防御率4.82で両リーグ22位、リリーフ投手陣が同3.88で13位、チーム全体では4.49で21位と投手陣が足を引っ張っているレッドソックスです。

エースとして獲得したデビッド・プライスは防御率4.74と期待に応えられず、リック・ポーセロは防御率3.78とNO.2スターターとしては物足りず、ナックルボラーのスティーブン・ライトが防御率2.42と活躍していることに救われている状態です。

この3人以外の先発投手陣を合計した成績は154.2回で自責点124の防御率7.26と壊滅的な状態となっています。

そのため先発投手陣の補強を必要とし、さらに質の高いプロスペクトを多く抱えているため大型トレードがあるのではないかとの予想が多くあります。

しかし、トレードなど移籍情報に強いFOXスポーツの名物記者であるケン・ローゼンタール氏は、大きな動きはシーズン終了後になるのではないかと予想しています。

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レッドソックスはシーズン中の大型トレードに動くのか?

ケン・ローゼンタール氏はForget the John Farrell whispers, Red Sox should focus on upgrading their rotationというタイトルの記事で以下のように述べています。

Athletics left-hander Rich Hill, who revived his career with the Red Sox last September, remains a perfect trade target. But the only way Dombrowski should move Moncada or Benintendi is if he can acquire the type of pitcher who does not currently appear to be available — a true, controllable ace.

『アスレチックスの左腕で昨年の9月にレッドソックスで復活したリッチ・ヒルが完璧なトレードのダーゲットのままだ。しかし、デーブ・ドンブロウスキー(野球運営部門社長)が(ヨアン)モンカダ、(アンドリュー)ベニンテンディをトレードに動かすのは、現在はトレード市場に出ていないチームがコントロールできる契約が残る真のエースを獲得するときだけだ。』

レッドソックスのプロスペクトの中でも高い評価を得ているのが内野手のヨアン・モンカダと外野手のアンドリュー・ベニンテンディです。

デーブ・ドンブロウスキー社長がスターになれると高く評価するヨアン・モンカダはプロスペクトの多いレッドソックスのファームの中でも最もスキルが揃ったレベルの高いプレイヤーで、三塁を長期的に任せることができるのではないかとケン・ローゼンタール記者は予測します。

そしてアンドリュー・ベニンテンディは評価の高いカブスのカイル・シュワバー(Kyle Schwarber)やメッツのマイケル・コンフォート(Michael Conforto)以上のオールラウンドプレイヤーになれる素材とレッドソックス内で評価されていて、センターのジャッキー・ブラッドリー・ジュニア、ライトのムーキー・ベッツと外野を固めることができるとも予想します。

大型トレードとなると、この2人のどちらかを動かす必要があると予想されるが、今はそのような真のエースがトレード市場にはいないとケン・ローゼンタル記者は述べます。

Braves right-hander Julio Teheran is not at that level in the opinion of most in the industry. Neither is Athletics righty Sonny Gray nor Rays righty Chris Archer, at least not in their present forms.

Perhaps some team will fall out of the race in the next few weeks, creating new possibilities (the Mets and Matt Harvey would be a doozy).

『ブレーブスの右腕フリオ・テヘランはそのようなレベル(真のエース)ではないというのはメジャーリーグの多くの関係者での共通認識だ。そしてアスレチックスのソニー・グレイ、レイズのクリス・アーチャーも少なくとも現時点での状態では、そのレベルにあるとは言えない。
もしかしたらこれからの数週間でいくつかのチームがポストシーズン争いから脱落し、新たな可能性を創りだすかもしれないが。(メッツとマット・ハービーは最高だが。)』

ソニー・グレイもクリス・アーチャーのチームのエース格であり、実績もありますが、今年はともに不調のため、かつてほどの高い評価を得ていません。

そしてブレーブスのフリオ・テヘランはMLBを代表するほどのスターターではないので、現在のトレード市場にはデーブ・ドンブロウスキー社長がヨアン・モンカダやアンドリュー・ベニンテンディを手放すほどの投手はいないとケン・ローゼンタール記者は述べています。

その上で以下のように記事を結んでいます。

Meanwhile, the chances of landing a top starter in a trade probably will be better in the offseason, when Harvey, the Marlins’ Jose Fernandez and others might be more available.
(中略)
Dombrowski is too shrewd and too experienced to create a cheap headline, either by firing his manager or making a rash trade.

『その一方で、トレードでトップスターターを獲得するチャンスは、ハービー、マーリンズのホセ・フェルナンデスなどの投手がトレード市場にでるかもしれないシーズンオフになってからのほうが大きいだろう。
(中略)
デーブ・ドンブロウスキー社長は監督を解雇したり、焦ってトレードを成立させるような、陳腐な記事のヘッドラインを作るにしては、あまりにも抜け目がなく、経験が豊富だ』

つまり、先発投手を必要とはしているものの、現時点では自チームのプロスペクトを安売りはせず、そのプロスペクトを放出するにふさわしい真のエースをシーズンオフに獲得することを選ぶのではないかということです。

ただ、レッドソックスはこの2人以外にも質の高いプロスペクトを抱えていますので、それらの選手をパッケージにすれば、ソニー・グレイ、フリオ・テヘランなどの獲得ができる可能性があります。

トレードでの補強が巧みで、かつ大胆なデーブ・ドンブロウスキー社長が、トレード期限までにどのような決断をするか興味深いものとなるのは確実です。

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