レッドソックスがデビッド・ロバートソンに興味か!ホワイトソックスはトレード放出の方針

Boston Redsox Top Catch

トレード期限前に売り手にも買い手にもなる可能性があるチームの一つとされてきたのがシカゴ・ホワイトソックスでした。

7月27日の試合を終えた時点では50勝51敗で地区首位とは8ゲーム差、ワイルドカードまでは6ゲームで、ベースボールプロスペクタスの予想では、ポストシーズン進出確率が4.6%とされるなど厳しい状況となってきました。

そのためトレード市場で売り手になる情報が増え続けているわけですが、クリス・セール、ホセ・キンタナというフロントスターターの2人を放出する動きには消極的です。

ただ、クローザーのデビッド・ロバートソンはそうではないようです。

ESPNのバスター・オルニー氏が、残契約の3000万ドルを予算から外すために、デビッド・ロバートソンのトレードに向けてプッシュしているとし、レッドソックスが内部の段階ではあるもののロバートソンの獲得について話し合いを持ち、ナショナルズもフィットするだろうと伝えています。

デビッド・ロバートソンはFAとなった2014年シーズンオフに、シカゴ・ホワイトソックスと4年4600万ドルの契約を結びました。

その契約1年目の2015年は63回1/3を投げて防御率3.41/34SV/奪三振83/WHIP0.93という成績を残しました。

この数字だけを見ればクローザーとして及第点とも言えるのですが、セーブ成功率は82.92%(41-34)と値段に見合ったものとは言い難いものでした。

さらに31歳となった2016年は40試合41回1/3で防御率4.35/24SV/奪三振50/WHIP1.43、セーブ成功率85.71%(28-24)と、クローザーとして完全に物足りない成績となっています。

契約は4年4600万ドルで、年平均は1150万ドルとなるのですが、均等に割り振る契約ではなく、毎年100万ドルずつ年俸が増えていく契約となっています。

デビッド・ロバートソンの年俸の割り振りは以下のとおりとなっています。

  • 2015年(30歳) 1000万ドル
  • 2016年(31歳) 1100万ドル
  • 2017年(32歳) 1200万ドル
  • 2018年(33歳) 1300万ドル

ロバートソンは来季からの2年間で2500万ドルの契約が残っていることになります。

奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)はいまだ10.9と高いものの、以前よりは落ちてきている上に、与四球率が4.6と、近年はおさまっていた制球難が目立ち始めています。

来季は32歳と下り坂に入っていく年齢となってきますので、ポストシーズンが難しいならば、ホワイトソックスとしては早めに予算から外したい状況となっています。

パフォーマンスが落ちてきているのは気になるところではありますが、年俸が高い分、それを負担することで交換要員とするプロスペクトの質を落とすことができます。

現在のトレード市場では金銭よりも、プロスペクトを守る傾向が強まっていますので、資金面に余裕があるチームにとっては獲得する上でのハードルは下がります。

デビッド・ロバートソンの獲得を検討しているとされるレッドソックスは、離脱していたクレイグ・キンブレルが間もなく復帰し、トレードで獲得したクローザー経験のあるブラッド・ジーグラーがいます。

しかし、シーズン前にトレードで獲得したカーソン・スミスは今季絶望、上原浩治は右胸の故障で今季中の復帰も微妙です。

田澤純一も肩の筋肉疲労で故障者リスト入りをしていますし、クレイグ・キンブレルも左膝を痛めての離脱だっただけに、不安が残ります。

ロイヤルズのウェイド・デービスに関しても問い合わせをしたようです。

ですが、レッドソックスはプロスペクトのアンドリュー・ベニンテンディ(以下は各メディアのMLB全体でのプロスペクトランキング:Baseball America #15/MLB.com #25/Baseball Prospectus #46)、ヨアン・モンカダ(BA #3/MLB #7/BP #7)、マイケル・コペック(BA #89/BP #98)、ラファエル・ディバース(BA #18/MLB #17/BP #35)というチーム内のトップ4プロスペクトは出さない方針を決めているため、ロイヤルズの要求する内容には応じれない状況とされています。

レッドソックスは55勝44敗で勝率.556と悪くはないものの、オリオールズとブルージェイズの後塵を拝して地区3位、ワイルドカード2枠目まで落ちてきました。

しかも、レッドソックスにとってシーズン後半に不利な材料として残り63試合のうち41試合がロードで、ホームが22試合しかないことです。

今シーズンのレッドソックスはホームでは34勝25敗で勝率.576となりますが、ロードでは21勝19敗で勝率.525と成績が落ちます。

シーズン終盤の連戦が多くなる時期にロードが多くなるため、戦力の層を厚くしておきたい状況に置かれています。

デーブ・ドンブロウスキー社長は勝つためにプロスペクトを放出し続けて、ファームを荒れ野にしてしまったタイガース時代の反省もあるのか、未来を放棄してまで今年を勝ちに行くようなことはしない方針であることを話しています。

中長期的にも、短期的にも勝ち続けるためのバランスの良い補強を標榜していますが、それをどのように達成していくのか、デーブ・ドンブロウスキー社長の手腕が問われることになりそうです。

スポンサーリンク

フォローする

よく読まれています
スポンサーリンク