レッドソックスのマーティン・プラドへの関心が続く!三塁手の補強を模索する動きを継続

Boston Redsox Top Catch

気がつけば地区首位に立ち2位以下にも4ゲーム差をつけ始めているレッドソックスですが、決して万全というわけではありません。

特に正三塁手としての復活が期待されたパブロ・サンドバルが攻守の両面で低迷し、他の代役も結果を残せないため、このポジションのOPSは両リーグ最低の.611となっています。

そのため三塁手の補強が重要なトレード期限前の課題となっています。

そのレッドソックスがマイアミ・マーリンズのマーティン・プラドに関心を示しているとの報道が流れていました。

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その後、特に大きな情報が流れることもなかったのですが、USAトゥデイのボブ・ナイチンゲール氏が以下のように自身のTwitterで伝えています。

「レッドソックスは必死で三塁の補強に動いていて、マーリンズの三塁手であるマーティン・プラドへの関心を維持し続けている」とのことです。前の報道ではヤンキースも関心を示していると報じられていました。

が、こちらはブライアン・キャッシュマンGMが引き続きチェイス・ヘッドリーを信頼するコメントを出すなどしていますので、マーティン・プラドへの関心は強くないと考えてよさそうです。

最近、故障者リストから復帰したマーティン・プラドですが、今季は113打数で打率.283、本塁打2、打点12、出塁率.311、長打率.407、OPS.718という数字で際立って良いわけではありません。しかし、投手現在のレッドソックスの三塁手全体のOPSが.611となっていますの攻撃面でのアップグレードになります。

またパブロ・サンドバルが守備面での不安が大きいこともネックですが、マーティン・プラドは守備防御点(DRS)が+2と安定していますので、守備面でもグレードアップが期待できます。

ただ、やはりネックとなるのは、今年と来年の年俸総額を抑制したというレッドソックスのチーム事情にも関わらず、マーティン・プラドの年俸が安くはないことです。プラドの年俸は2017年は1150万ドル、2018年は1350万ドル、2019年が1500万ドルと階段状に上昇する設定となっています。

レッドソックスはぜいたく税の基準を2年連続で超過しているのですが、これがさらに続くと課される税率が高くなるため、一旦リセットするために基準内に抑えたい意向をフロント、経営陣は持っています。

そのためシーズンオフには年俸総額を抑制するために、年俸1350万ドルのクレイ・バックホルツをあまり質が高いとは言えないマイナーリーガーとの1対1でトレード放出しています。

その結果、1億9500万ドルというぜいたく税の基準までは、1220万ドル程度の余裕が残さることになりました。しかし、シーズン終了後の最終的な年俸総額には主力選手のインセンティブ、マイナーからのメジャー昇格選手などの年俸も追加されますので、実際の補強の予算枠は大きくありません。

2018年に関しては確定している契約分が1億2987万ドルと大きくはないのですが、年俸調停権を有している選手が多くいます。ザンダー・ボガーツ、ジャッキー・ブラッドリー・ジュニア、ムーキー・ベッツ、エデュアルド・ロドリゲス、ジョー・ケリーなどは年俸上昇が確実なため、基準となる1億9700万ドルまで大きな余裕があるわけではありません。

これらの状況を考えるとマーティン・プラドの契約をそのまま引き取ると、レッドソックスの今季と来季の補強における柔軟性を損なう可能性があります。マーリンズが年俸の一部を負担すれば問題は解決しますが、その分、レッドソックスは質の良いプロスペクトが交換要員として放出する必要に迫られます。

デーブ・ドンブロウスキー社長体制になってから大型トレードを連発し、ファームの選手層もかつてほどには厚くないため、質の良いプロスペクトの放出は避けたい状態ではあります。

ただ、三塁の補強はトレード期限前にやっておきたい重要なポイントになっていますので、デーブ・ドンブロウスキー社長がどのようにやりくりをしていくのか注目されます。

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