ジョナサン・パペルボンの獲得にレッドソックスとカブスが興味!複数球団による争奪戦に

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ナ・リーグ東地区の首位を走るワシントン・ナショナルズですが、ポストシーズンも想定しクローザーの獲得に動きました。

アロルディス・チャップマン、ウェイド・デービスらにも関心を示しましたが、いずれも合意にはいたらず、最終的にはパイレーツからマーク・マランソンをトレードで獲得し、クローザーに据えました。

その結果、ジョナサン・パペルボンがはじき出されるかたちになり、最終的にはナショナルズがDFAしようとしたところ、パベルボンがリリースを求めたため、それに応じてナショナルズはリリースし、FAとなったため全球団と契約ができる状態になりました。

DFAでは、様々なプロセスを経て次の移籍先が決まるまで10日間ほど時間を要するのですが、リリースであればそれよりも短い期間で次の球団と合意し移籍できるため、こちらをパベルボンはリクエストしたようです。

ジョナサン・パペルボンは今季の年俸が1300万ドルで、シーズン終了後にFAとなることもあり、トレードを模索したのですが、高額の年俸を嫌がるチームが多く、合意することはできませんでした。

しかし、ナショナルズがリリースしたことにより、次にパベルボンを獲得する球団は1300万ドルを負担する必要はなく、メジャーリーグ最低年俸以上という金額で契約できるため、多くの球団から関心を集めていると報じられています。

現時点では特に関心を示していると報じられているのがボストン・レッドソックスとシカゴ・カブスです。

ボストン・レッドソックスは上原浩治をはじめとするブルペンの主要スタッフに故障者が続出し、バックアップメンバーのパフォーマンスもイマイチで、ブルペンの防御率は3.89でア・リーグ9位、両リーグ17位とポストシーズンを考えると不安な状態が続いています。

レッドソックスはジョナサン・パペルボンにとってドラフト指名され、メジャーデビューも果たし、実績を残した古巣のため、本人もボストンに戻ることに前向きだと伝えられています。

そしてもう一つ強い関心を持っていると伝えられているのがシカゴ・カブスです。

シカゴ・カブスはアロルディス・チャップマンを獲得してクローザーに据え、それまでクローザーだったペドロ・ストロップをセットアップに配置転換しました。

その編成でブルペンは上手く機能していたのですが、ペドロ・ストロップが膝を痛めて故障者リストに入り、セットアップが手薄になってしまいました。

ペドロ・ストロップが9月に戻れるかどうかという微妙な状況で、不安を挙げるとすればブルペンとなるカブスのため補強を模索しているようです。

またシカゴ・カブスのセオ・エプスタイン社長とジェド・ホイヤーらがレッドソックスのフロントにいた時にジョナサン・パペルボンをドラフト指名し、育成してきたという関係もあるため、パベルボンの獲得に前向きになっているとされています。

現時点ではより積極的な姿勢を示しているのがレッドソックスで、デーブ・ドンブロウスキー社長は「獲得を検討するに値する」とメディアに話し、監督のジョン・ファレルは以下のように話したと、 MLB Network Radioは伝えています。

パベルボンの獲得について話し合っっていることを認めています。

一方のカブスですが、ジョー・マドン監督は以下のように話しているとCBSシカゴのブルース・レビン氏が伝えています。

「パベルボンについて話し合ってはいない」と述べてはいるのですが、「何が起こっても不思議ではない」と獲得に動く可能性を否定することまではなかったとのことです。

シカゴ・カブスは首位を独走し、あくまでもさらに盤石の態勢を整えるための動きとなりますが、レッドソックスは地区首位まで1位ゲーム差でありながら、ワイルドカードでは、タイガースとマリナーズが猛追を受けている状態が続いていますので、ブルペンの安定化は重要な課題となっています。

球速が落ち、奪三振率(9イニングあたりの奪三振数)が低下し、与四球率(9イニングあたりの与四球数)は悪化するなど、あまり良い指標はないパベルボンです。

しかし、ベテランとして経験は豊富で、セットアップもしくはミドルリリーバーであれば、まだまだ有用な存在となりうる可能性があります。

合意が間近との情報やレッドソックスとカブス以外の球団も獲得に動いているとの情報もありますので、交渉の行く末に注目したいところです。

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