【レッドソックス】ハンリー・ラミレスと4年8800万ドル(104億円)で合意!サンドバルとの両獲りが実現

Boston Redsox Top Catch

豊富な資金力と年俸総額の柔軟性を活かした大型補強を明言していたレッドソックスですが、打線補強を矢継ぎ早に成功させつつあります。

ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっていたハンリー・ラミレスと4年8800万ドル(104億円)に5年目が条件を満たした時に有効になる自動更新オプション2200万ドル(約26億円)で合意したと、FOXスポーツのケン・ローゼンタールが伝えています。

最大では5年1億1000万ドル(約130億円)に到達する契約で合意したことになります。

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ハンリー・ラミレスの外野や指名打者も受けいる意思表示が功を奏することに

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ハンリー・ラミレスは、FA交渉が始まる前から、ショート以外のサード、ファーストに加えて、指名打者やレフトなどの外野への配置転換を受け入れることを示唆していました。

そのためレッドソックスは、ショートにイグザンダー・ボガーツがいて、サードにパブロ・サンドバルを補強予定、ファーストにはマイク・ナポリがいるため、ポジションに空きがないため、外野を守る可能性が高い状況でしたが、ハンリー・ラミレスはレッドソックスと合意しました。

ハンリー・ラミレスがレッドソックス在籍時のファーム・ディレクターが現GMのベン・チェリントンで、お互いの関係が良かったこと、デビッド・オルティーズと親しく、メンターとして慕っていること、レフトのグリーンモンスターにより成績が向上するであろうことなどが、ラミレスの決断を後押ししたようです。

30歳を前に故障がちになってしまったハンリー・ラミレスに長期契約をするのはリスクがあります。

しかし、デビッド・オルティーズが数年先には引退し、指名打者のスポットが柔軟に使えるようになるため、そこで起用しながら休養させることもで、故障のリスクを軽減することもできます。

ショートの守備には難があるものの、打撃に関しては高い評価を得ているハンリー・ラミレスの獲得は、レッドソックスにとって大きなプラスになると予想されます。

現役メジャーリーガーでトップクラスの打撃を誇るハンリー・ラミレス

そのハンリー・ラミレスの年度別成績と通算成績は以下の表のとおりとなっています。

Hanley Ramirez Stats 2014

通算成績の長打率が.500を超えているのは、現役選手では、来季が不透明なジェイソン・ジアンビやマニー・ラミレスも含めると16人いるのですが、そのうちの1人がハンリー・ラミレスです。

そして通算OPS.873は、現役選手の中では15位と高い数字で、遊撃手としての打撃はトロイ・トゥロウィツキーに次ぐ数字です。

また外野への転向が濃厚な状況なのですが、外野手でハンリー・ラミレス以上の長打率を残している現役選手は、マニー・ラミレス、ライアン・ブラウン、マット・ホリデー、ジョシュ・ハミルトン、ネルソン・クルーズだけです。

そのため、遊撃手という括りを取り払っても、MLB全体でも強打者と評価されるべき成績を残しているハンリー・ラミレスです。

このようにこれまでの数字も素晴らしいのですが、来季で31歳とアンルハンリー・ラミレスにとって有利に働くことが確実なのが、本拠地がドジャースタジアムからフェンウェイ・パークに変わることです。

ドジャースタジアムは左翼が330フィート(約100.6メートル)に対して、フェンウェイ・パークは310フィート(約94.5メートル)と6メートルも距離が短く、長打が出やすくなっていますので、成績が向上することが予想されます。

また、陰に隠れがちなことですが、ポストシーズンにも強く13試合で打率.356/本塁打1/打点9/出塁率.453/長打率.578/OPS1.031という数字を残しています。

デビッド・オルティーズはポストシーズン通算では、82試合で打率.295/本塁打17/打点60/出塁率.409/長打率.553/OPS.962、サンドバルは39試合で打率.344/本塁打6/打点20/出塁率.389/長打率.545/OPS.935と強いため、この打線の並びはワールドシリーズ制覇に向けて、心強いデータとなりそうです。

FA市場でもトレード市場でも目が離せないレッドソックスの動向

ハンリー・ラミレスの獲得が成立した今、次なる焦点はパブロ・サンドバルの契約の行方ですが、レッドソックスに移籍することで合意したことが、複数のメディアで確認され、サンフランシスコ・ジャイアンツもそれを認める声明をリリースしたため、同時獲得が成立することになりました。

この結果、サンドバルが3塁を守ることなりますので、ハンリー・ラミレスは内野ではなく、レフトにポジションを変えることが濃厚となりました。そうなるとすでに混み合っている外野を整理せざるを得なくなります。

シェーン・ビクトリーノ、ダニエル・ナバに、シーズン中にトレード獲得したヨエニス・セスペデス、アレン・クレイグ、プロスペクトのムーキー・ベッツ、ジャッキー・ブラッドリー jr.、そして7年総額7250万ドルで契約したキューバ人プレーヤーのルスネイ・カスティーヨとメジャーレベルの選手が7人もいる状態です。

これらの外野手をパッケージにしたり、ショートのイグザンダー・ボガーツやムーキー・ベッツなどを交換要員として、フィリーズのコール・ハメルズの獲得や、ヨエニス・セスペデスで他の先発投手を獲得することも選択肢となってきます。

FA選手の獲得動向とともに、トレードでの動きも活発化せざるを得ないロースター編成となっているレッドソックスのため、このオフの話題をさらうチームの1つとなりそうです。