レッドソックスがネイサン・イオバルディを獲得!先発ローテ補強が先行

ボストン・レッドソックスはリリーフ投手の補強を重視し、ザック・ブリットンなどの獲得に注力していると報じられていました。

しかし、トレード期限前に先行したのは先発ローテ投手補強でした。

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故障者続出の先発ローテ補強が先行したレッドソックス

レッドソックスがネイサン・イオバルディをトレードで獲得し、交換要員としてマイナーリーガーのジャレン・ビークスがレイズに移籍することが発表されています。

レッドソックスの先発ローテはクリス・セール(防御率2.13)、デビッド・プライス(防御率4.17)、リック・ポーセロ(防御率3.93)、エドゥアルド・ロドリゲス(防御率3.44)の4人を軸に回し、5人目を入れ替えがら戦ってきました。

しかし、エドゥアルド・ロドリゲスが足首を痛めて故障者リストに入り、今季中の復帰も微妙な状況となっています。

先発ローテの一角として組み込まれていたドリュー・ポメランツは低調なパフォーマンスが続いた後、故障者リストに入りました。1ヶ月近く離脱した後、7月24日に復帰したのですが、その登板では4回2/3で4失点したため、今季の成績は防御率6.91とさらに悪化してしまいました。

ナックルボーラーのスティーブン・ライトもしっかりとした復帰のメドは立っていないため、スイングマンのブライアン・ジョンソンを先発ローテに加えて凌がざるを得ない先発ローテの編成でした。

しかし、ネイサン・イオバルディを加えたことで、ドリュー・ポメランツかブライアン・ジョンソンのどちらかが先発ローテから外れることが濃厚となりました。

ネイサン・イオバルディはトミー・ジョン手術からのリハビリなどが長引き、2018年シーズン開幕には間に合いませんでしたが、5月30日にメジャー復帰を果たしています。

今季の成績は10試合57回で防御率4.22、WHIP0.98、奪三振率8.37、与四球率1.26、被打率.225という数字を残しています。防御率は4点台なのですが、奪三振率はキャリア平均の6.69を上回り、与四球率も2.79より良い数字となっています。

懸念されるのは被本塁打が多いことで、被本塁打率は1.74となっていますので、フェンウェイ・パークを本拠地とした場合に成績が悪化するリスクも高い面があります。

それでもある程度のイニングは消化してくれる期待ができ、バックエンドの投手が欲しいレッドソックスのニーズを満たす投手ではあります。

さらにレッドソックスにとってメリットがあるのは今季限りのレンタル選手のため交換要員の質を落とすことができ、なおかつ年俸の金銭負担が小さいことです。

放出したジャレン・ビークスはトレード成立時点で、MLB公式サイトがレッドソックス内でNO.15にランクしていました。クレイグ・キンブレル、クリス・セールなどのトレードのために多くのプロスペクトを放出した結果、レッドソックスのファームはかなり手薄になっています。

そのファーム内でもNO.15にランクされるマイナーリーガーのため、レッドソックスにとっては比較的小さい痛みで先発投手を獲得できたと考えられます。

レッドソックスにとって気になるのは年俸総額です。ぜいたく税の基準額である1億9700万ドルはすでに大きく超過しているため、これを回避するのは困難なのですが、問題は超過額が4000万ドルを突破すると、最上位のドラフト指名権が10番ほど後ろに下がるなどの、より重いペナルティが課されることです。

レッドソックスはスティーブ・ピアースをトレードで獲得した時点で、2億3300万ドルに年俸総額が達しているため、4000万ドル超のペナルティを回避するためには300万ドル程度しか予算がないという状況でした。

しかし、ネイサン・イオバルディは年俸が200万ドルと安く、さらに7月末の移籍のため、レッドソックスが負担するのは70万ドルから60万ドルにとどまり、次の補強のための資金も残すことができることになりました。

先発ローテの補強を終えた今、レッドソックスのデーブ・ドンブロウスキー社長はリリーフ投手の補強に本腰を入れていくことが予想されます。

すでにケルビン・ヘレーラ、ブラッド・ハンド、ザック・ブリットン、ジェウリス・ファミリアとクローザーを任せられるクラスのリリーフ投手の多くがトレード移籍を終えてしまいました。

トレード市場に残る実績と経験のあるリリーフ投手となると、目につくのはレッズのライセル・イグレシアス(防御率2.20、19セーブ)で、続くのがマーリンズのカイル・バラクロー(防御率2.45、10セーブ)などとなり、すでに移籍したクローザーたちに比較するとやや格が落ちる感は否めません

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しかし、セットアップの一角でありながら調子を落としているジョー・ケリー(防御率4.79)よりはグレードアップになる可能性が高い投手ではありますので、それらの投手を中心に補強を模索していくことになるかもしれません。

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