レッドソックスがエドゥアルド・ヌニェスを獲得!懸案事項の三塁手をトレードで補強

パブロ・サンドバルがリリースされ、バックアップとして起用された選手たちが穴埋めできない状態が続いていたレッドソックスは、トッププロスペクトのラファエル・ディバースをメジャーに昇格させました。

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しかし、デーブ・ドンブロウスキー社長、ジョン・ファレル監督ともに、サードのレギュラーとして大きな期待をかけるというよりも、残る内部の選択肢を全て試すということの比重が大きく、過剰な負荷はかけない姿勢でした。

そのためラファエル・ディバースをメジャーに残すにしても、その負担を軽減できる三塁手の獲得に動く可能性があったレッドソックスです。

そのレッドソックスが、サンフランシスコ・ジャイアンツのエドゥアルド・ヌニェスをトレードで獲得したようです。FOXスポーツ/MLBネットワークのケン・ローゼンタール氏が情報筋から得た情報として伝えています。

その後、正式にトレードが成立したことが発表されています。

マイナーリーガーのショーン・アンダーソン、グレゴリー・サントスの2人が交換要員として放出されています。ショーン・アンダーソンはMLB公式サイトのプロスペクトランキングではレッドソックス内で18位にランクされていましたが、サントスはランク外となっています。

交換要員の軸となったのはショーン・アンダーソンのようです。

トッド・フレイジャーがトレード市場を去り、ロイヤルズのマイク・ムスターカスとパイレーツのジョシュ・ハリソンが市場に出ないことが濃厚になった今、残った選択肢はマーリンズのマーティン・プラド、アスレチックスのジェド・ラウリー、そしてエドゥアルド・ヌニェスなどが残る選択肢でした。

どの選手もレッドソックスが必要としているパワーをラインナップにもたらしてくれる選手ではないのですが、ラファエル・ディバースの負担を軽減することを目的として獲得した可能性が高そうです。

ESPNのスコット・ラウバー氏は以下のように、今回のトレードの目的を推測しています。

Eduardo Nunez could potentially serve a few purposes for Red Sox: a) right-handed hitter can platoon at third with lefty-swinging Rafael Devers; b) can spell banged-up Xander Bogaerts at shortstop (Bogaerts has four hits in last 35 at-bats)

三塁手のレギュラーとして獲得したというよりも、(1) 左打ちのラファエル・ディバースとプラトーンで起用するため、(2) 35打数で4安打と苦しんでいるザンダー・ボガーツに休養をとらせるため、ということなどを目的としている可能性があるとラウバー氏は述べています。

エドゥアルド・ヌニェスは、三塁、遊撃、二塁、外野の両翼を守れるユーティリティプレイヤーのため、ボガーツとディバースの両者の負担を軽減する役割を期待しての獲得ではないかということです。

攻撃面で言えば、ジェド・ラウリーやマーティン・プラドの方が期待ができると考えられます。交換要員などで折り合いがつかなかった可能性もあるのですが、金銭面も影響を与えた可能性がありそうです。

FOXスポーツ/MLBネットワークのケン・ローゼンタール氏は以下のようにツイートしています。

エドゥアルド・ヌニェスは年俸が420万ドルと安いため、契約をそのまま引き取っても、残る負担は150万ドルと大きい金額ではありません。トレード成立前の時点で、ぜいたく税の基準となる1億9500万ドルまで、約1200万ドル前後の余裕がある状態でした。

ヌニェスを加えても1000万ドル近く枠が残ることになりますので、ぜいたく税の基準を越えずにリリーフ投手を獲得することが可能となります。

トレード市場に出ていた三塁手ではジェド・ラウリーは年俸が650万ドル、マーティン・プラドが1150万ドルですが、エドゥアルド・ヌニェスは420万ドルのため、リリーフ投手獲得のための補強予算を残すことができています。

ただ、サンプル数は少ないため参考程度となりますが、エドゥアルド・ヌニェスは三塁の守備防御点(DRS)が-3、遊撃手としては-4と、守備の数字は良くありません。攻撃面では打率.307と盗塁17は良いものの、出塁率は.331と高くはなく、本塁打も4にとどまります。

デブン・マレーロから小幅なアップグレードにはなるかもしれませんが、必要な中軸を打てるパワーヒッターは獲得したことにはなりません。ヤンキースがソニー・グレイとヨンダー・アロンソを獲得するようであれば、小幅な補強で対抗しきれるか不安は残りそうです。

このトレードが成立しても、プロスペクトのラファエル・ディバースにかかる期待と負荷は大きいままになる可能性もありそうです。

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