ドリュー・ポメランツをレッドソックスがトレードで獲得!先発ローテーションの補強に成功

Boston Redsox Top Catch

先発ローテーションの補強に動きながらも、苦戦が続いていることを明かしていたデーブ・ドンブロウスキー社長でしたが、その大胆さと辣腕ぶりが光る動きとなりました。

まだメディカルチェックが終わっていないため正式なものではないものの、サンディエゴ・パドレスから今年のオールスターに出場した27歳の左腕先発投手であるドリュー・ポメランツをトレードで獲得することで合意したと複数の米メディアが報じています。

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代償は小さくないものの先発ローテの補強に成功

リック・ポーセロが防御率3.66/11勝2敗/WHIP1.17と復活を感じさせるシーズン前半を終わり、ナックルボーラーのスティーブン・ライトが防御率2.68/10勝5敗/WHIP1.21と頭角を現しました。

デビッド・プライスが防御率4.34/9勝6敗/WHIP1.19とエースとして期待されたとおりには活躍できていないものの、シーズン序盤に比較すればパフォーマンスは向上し、先発ローテの3枚は確定できているレッドソックスでした。

しかし、4番手と5番手を確定できない状態が続き、重要な補強ポイントとなっていました。

デーブ・ドンブロウスキー社長はトレード市場での先発投手の人材があまりにも薄いために、フロントスターターではなく、4番手と5番手をこなせるバックエンドの投手でも良いと述べていました。

ですが、実際には27歳と若く、長くトッププロスペクトとして期待されてきたポテンシャルを発揮し始め、2018年シーズンまでチームがコントロールできるドリュー・ポメランツを獲得することで合意したようです。

年俸調停1年目で135万ドルと年俸は安く、防御率2.47/8勝7敗/WHIP1.06とオールスター選出にふさわしい数字を残しているため、獲得に要した代償は小さくありません。

交換要員となったアンダーソン・エスピノザはまだ1Aレベルの投手ですが、シーズン開幕時点のプロスペクトランキングでは、ベースボール・アメリカがMLB全体で19位、MLB公式サイトは39位、ベースボールプロスペクタスが73位にランクするなど、高い評価を得ていました。

レッドソックス内でも5本の指に入るような投手のプロスペクトを放出する小さくない代償を払ってでも、先発ローテの補強に踏み切ったことになるデーブ・ドンブロウスキー社長です。

ドリュー・ポメランツの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Drew Pomeranz Stats_20160713

ドラフト時は1巡目全体5番目と能力を高く評価されてプロ入りし、2012年の開幕時のプロスペクトランキングではベースボール・アメリカがメジャー全体で30位、MLB公式サイトが24位、ベースボールプロスペクタスが34位にランクするなど、期待されたプロスペクトでした。

なかなかそのポテンシャルを発揮できていなかったのですが、2016年にようやく本格的なブレイクアウトの兆しを見せています。

球種は多くフォーシーム、ツーシーム(シンカー)、チェンジアップ、スライダー、カーブ、カッターと6つの球種を操ります。

投球の36.27%を占めるフォーシームは平均で91.92マイル、4.03%の割合で投じられているツーシームも平均で90.24マイルにとどまり、球速は平均レベルにとどまります。

ですが、そのフォーシームは他の球種とのコンビネーションの中で効果的で空振りを奪うことができ、三振に占める割合は40.32%、被打率は.173となっています。

ナックルの握りで投げるナックルカーブが投球の38.15%を占めているのですが、これの球種が有効でゴロ比率は72.92%と非常に高く、三振に占める割合も45.97%、被打率は.197となっています。

このフォーシームとカーブを主体にしながら、被打率.188のチェンジアップ、同.173のカッターなどを織り交ぜることができるなど、投球の幅は広い投手です。

カーブ、カッターなどのキレの良さがわかる動画です。

続いて、フォーシームで多く三振を奪っている動画です。

パドレスの本拠地やナ・リーグ西地区の球場は投手有利の球場が多いのですが、レッドソックスの本拠地であるフェンウェイパークア・リーグ東地区の球場は打者有利の球場ばかりです。

そのためパドレスでのシーズン前半のようなパフォーマンスが期待できるかどうかはわかりません。

また一番多く投げたシーズンでもマイナーも含めて147回1/3がキャリアハイで、今年はすでに102.0回を投げていますので、シーズン終盤まで持つかどうかは懸念されます。

しかし、現在の先発投手のトレード市場では3本の指に入る評価の投手ですし、今年の後半だけでなく、来年以降もローテに不安を抱える状況のレッドソックスにとって、移籍後のパフォーマンスは大きなインパクトを与えることになりそうです。

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