シンシナティ・レッズのトレード候補は?トレード期限前に交換要員になる可能性のある選手一覧

Cincinnati Reds Top Catch

チームを再建モードに移行させるのではなく、2015年も優勝を争うスタンスでシーズン・インしたシンシナティ・レッズでしたが、期待されたようなパフォーマンスは発揮できず負け越しています。

48試合を終えた時点で21勝27敗と6つ負け越し、地区首位のカージナルスとは11.0ゲーム差、ナ・リーグのワイルドカード争いでも下から4番目となる5.0ゲーム差と苦しんでいます。

開幕時の年俸総額が1億1,537万3,953ドルに到達し、この規模自体はMLB全体で14位と中位なのですが、シンシナティのマーケット規模も大きくないため、現時点での上限に到達しているとされています。

そのためこれから大きな補強をすることも難しく、さらにFAが近づいている選手との大型契約による延長も容易では無いため、シンシナティ・レッズはウェーバー公示なしでのトレード期限となる7月31日までに売り手にまわることが有力と見られている球団の1つとなっています。

そのシンシナティ・レッズのトレード候補となり得る選手について、このページではまとめています。

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シンシナティ・レッズでトレード期限までに交換要員となる可能性のある選手は?

シンシナティ・レッズの主力選手の残契約とFAとなるシーズンをまとめた表は以下のとおりとなっています。

Reds Contracts Obligations_150531

最も長い契約が残っているのがジョーイ・ボットで2015年の成績も打率.275/本塁打8/打点22/出塁率.371/長打率.474で、OPSは.844と良いのですが、39歳となる2023年まで1億9000万ドルが残っています。そのためトレードを成立させること自体も容易ではありませんし、もし動くとしてもシーズン中よりもシーズンオフの方がまだ可能性があると言えます。

続いて長い契約を残しているのが先発投手のホーマー・ベイリーですが、通算防御率は4点台で、シーズン最高が防御率3.49、13勝というキャリアのため、契約延長を結んだ当初から”払い過ぎ”との声が多くメディアでありました。

2014年は故障離脱などがあり成績も今一歩(防御率3.71/9勝5敗)の上に、2015年は2試合を投げて今季絶望となり、2016年シーズン中盤まで復帰できなくなっていますので、トレードすることもままならず、メディアの指摘どおりと言わざるをえない状態です。レッズがチームを編成していく上で、頭の痛い問題の1つとなりつつあるホーマー・ベイリーです。

現実的にトレードに出される可能性が高いのが、今季終了後、もしくは来季終了後にFAとなる選手です。今季終了後にFAとなる選手ではジョニー・クエト、マイク・リーク、ジェイソン・マーキー、ショーン・マーシャル、マニー・パーラで、来季終了後にFAとなる選手ではジェイ・ブルース、アロルディス・チャップマン、バーク・ベイデンホップらとなります。

その中でも注目を集めそうなのがジョニー・クエト、マイク・リーク、ジェイ・ブルース、アロルディス・チャップマン、マーロン・バードの5人となりそうです。それらの5人の年度別成績と今季の成績を見て行きたいと思います。

レッズで注目集めそうなトレード候補5人について

ジョニー・クエトの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Johnny Cueto Stats 2014_150531

2015年5月31日時点でのジョニー・クエトの成績は防御率3.03/3勝4敗と悪くはないものの、これまでの成績に比較すればやや物足りませんが、エースクラスの先発投手がほしいチームにとって魅力的な存在であることは間違いありません。

ただ、気になるところはFIPが防御率よりも悪く、レッズの守備陣に助けられていますので、他チームに移籍した場合にどうなるかは不安なポイントとはなりそうです。

マイク・リークの年度別成績は以下の表のとおりです。

Mike Leake Stats 2014_150531

レッズではNO.2という位置づけとなっているものの、通算でのFIPは4点台のため守備力に難があるチームではやや不安があるものの、先発ローテ3番手以降で起用するならば問題無いと考えられます。現在の成績は防御率4.66/FIP5.43/WHIP1.30とイマイチですが、チーム状況も悪いことを考えれば環境を変えることで改善する期待はできそうです。

アロルディス・チャップマンの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Aroldis Chapman Stats 2014_150531

2015年のシーズンのアロルディス・チャップマンは防御率1.69/3勝3敗8SV/WHIP1.41、FIPも1.56と良い数字を残しています。与四球が9イニングあたり4.6個と多くランナーを背負いがちであることに難はあるものの、圧倒的な奪三振率(15.31)を記録するなど、優秀なクローザーであることは間違いありません。

ことによってはジョニー・クエト以上にトレードの打診が多くなる可能性があるのがアロルディス・チャップマンです。クローザーとしての能力は高く、年齢も27歳と若く、契約も2016年いっぱい残っています。

現在のメジャーリーグでは先発投手が弱くてもブルペンがしっかりしていれば勝つことができるという傾向が強まってきていますので、安定したクローザーは非常に価値が高くなってきています。

レッズがトレードで多くの見返りを得ることできる有力なカードがアロルディス・チャップマンと考えられます。

ジェイ・ブルースの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Jay Bruce Stats 2014_150531

6年連続20本塁打、3年連続30本塁打を記録していたジェイ・ブルースでしたが、2014年には打率.217/本塁打18/打点66/出塁率.281/長打率.373でOPSはキャリアワーストとなる.654まで落ち込みました。

そこからのバウンスバックが期待されていた2015年シーズンでしたが、打率.222/本塁打7/打点20/出塁率.315/長打率.405/OPS.720(2015年5月31日時点)と長打力は発揮している一方で、三振は多く打率は低くなっています。

ただ、28歳と若く外野の両翼を守ることができ、少ないですが一塁の守備経験もありますので、攻撃面で長打力を加えたいチームにとって魅力的な存在とはなりそうです。

マーロン・バードの年度別成績は以下の表のとおりとなっています。

Marlon Byrd Stats 2014_150531

シーズンオフにフィラデルフィア・フィリーズからトレードで移籍してきたマーロン・バードですが、今シーズンは打率.204/本塁打10/打点25/出塁率.278/長打率.439/OPS.718(2015年5月31日時点)という数字になっています。

打率が低く三振が多いことはネックとなるものの、四球を選ぶことができていますし、すでに10本塁打と37歳ではありますが長打力を発揮しています。外野の両翼を守ることでき、年俸も800万ドルとリーズナブルなため、外野手の攻撃力不足に悩むチームが関心を示すことになりそうです。

今年のオールスターがシンシナティで開催されるまで、それが終わるまでは選手を大きく売り出すことはないとだろうとの見方が大勢です。ですが、それが終われば逆に大きく動き始めても何ら不思議ではありません。

オールスター前までのシーズン前半を、プレーオフ進出のメドが立たないような成績で終えた場合には、そこからの動きが活発になることが予想されるシンシナティ・レッズです。