マイナー2試合で炎上のデビッド・プライスが復帰・・・不調が続けばレッドソックスはさらなる補強か

Boston Redsox Top Catch

デビッド・オルティーズの穴を、クリス・セールを加えた投手陣によって補う算段だったレッドソックスですが、肝心のデビッド・プライスが肘と前腕の問題でメジャーでマウンドに立つことができていません。

デビッド・プライスは痛みは消えたようで、順調にリハビリにステップを踏んでいたのですが、3Aでの調整登板では2試合とも炎上してしまいました。

2試合に先発して、僅かに5回2/3しか投げることができず、被安打12、与四球2で9失点(自責点6)で防御率9.53、WHIP2.47と厳しい結果に終わっていました。

デビッド・プライスの復帰がチームの浮上の起爆剤になると期待されていただけに、それとはかけ離れた調整になってしまい、今度がどうなるのかを地元メディアが懸念していました。結果として、レッドソックスは健康面に問題がないとしてアクティブロースターに戻し、現地5月29日のホワイトソックス戦に先発させることを選びました。

3Aの選手に打ち込まれる状態で、ホセ・アブレイユ、トッド・フレイジャー、アビサイル・ガルシアらが並ぶホワイトソックス相手に投げさせるのは不安が残るのですが、打たれてしまうことは織り込んだ上でレッドソックスは登板させるようです。

地元メディアの一つであるボストン・ヘラルド電子版のMichael Silverman氏が以下のように伝えています。

Price is key to their run-prevention blueprint. Rightly so, the team has already acknowledged that getting him back in form by mid-June would be just about the same as landing a premier starter in a midseason trade.

『失点を減らすというチーム戦略上、デビッド・プライスはキーとなる投手だ。チームは既に6月中旬までに本来の調子に戻ってくれれば、シーズン中にトップクラスの先発投手をトレードで獲得するのと、同じ価値があると認めている。』

つまり、ベストの状態では投げることができないことはわかっていて、その上でメジャーで先発しながら調整して、6月中旬くらいに元のような姿に戻ってくれれば良いという、期待値を下げて登板させることを選んでいることになります。

このレッドソックスの目論見どおりにいけば、それが現時点でのベストのシナリオとなるのですが、その通りにことが運ばないときに補強を模索する必要に迫られることになります。

ボストン・ヘラルド電子版のMichael Silverman氏は、今後について以下のように懸念と今後の展望を示しています。

But what if they’re wrong and Price does not return to or approximate ace form?
The Red Sox already have one paper-thin spot in their rotation in the No. 5 slot. Could they afford two?
The short answer is no, and a less-than-prime Price would just about force them to enter the trade market for a starting pitcher.

『もしレッドソックスが以前のような状態、もしくはエースに近い状態に戻らなければどうなるのか?レッドソックスはすでに先発ローテの5番手が手薄になっているが、さらにもう1枠が不安定になるのは許容できるだろうか?簡潔にこたえるとその答えはノーで、良い状態にプライスが戻らないなら、先発投手の補強を目指してトレード市場に動かざるをえなくなる。』

レッドソックスは先日の先発登板で好投したブライアン・ジョンソンをマイナーに降格し、デビッド・プライスをアクティブロースターに戻しました。

そのため現時点でのレッドソックスの先発ローテはクリス・セール、リック・ポーセロ、エデュアルド・ロドリゲス、ドリュー・ポメランツ、そしてデビッド・プライスで編成されることになります。

セール(防御率2.34)とロドリゲス(防御率2.57)は安定した投球を続けているものの、昨年のサイヤング賞のリック・ポーセロは防御率4.21、ドリュー・ポメランツに至っては防御率4.70とボーダーラインに近い状態です。

そのためデビッド・プライスがエースとしての力を発揮してくれないと、打線の得点力低下を投手力で補うという今季の戦略が機能しなくなるレッドソックスです。

そのためデビッド・プライスが低迷した場合には、先発投手の補強を模索することになると述べて、候補となる投手の名前をMichael Silverman氏は列挙しています。

すぐに候補として名前が上がることになるのがホセ・キンタナ、ソニー・グレイ、ゲリット・コール、クリス・アーチャーらとなるものの、代償となるプロスペクトのパッケージが大きくなるため、現状では成立させるのが厳しいとMichael Silverman氏は予想します。

その上で、ロイヤルズのジェイソン・バルガス(防御率2.30)、ツインズのアービン・サンタナ(防御率1.80)らのベテランを筆頭に、フィリーズのジェレミー・ヘリクソン、ツインズのヘクター・サンティアゴ、マリナーズのヨバニ・ガヤルド、レイズのアレックス・カッブなどを候補として列挙しています。

またMichael Silverman氏によると「レッドソックスはパイレーツのファームシステムとメジャーレベルの投手陣のビッグ・ファン」とのことで、パイレーツとのトレードには喜んで耳を傾ける状況だとして、有力な交渉相手として言及しています。

まずはデビッド・プライスがホワイトソックス戦でどのような投球を見せるか。その後の数回の登板で復調の気配を見せることができるかによって、レッドソックスのスカウティングの優先順位も大きく変わってくることになります。

三塁も補強ポイントとなっていますので、なおさらデビッド・プライスの復活がベストのシナリオとなりますので、復帰後の数試合が注目されます。

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